【そうだったのか！】世界仰天ニュースでO.J・シンプソン事件の全てを解説

名前は聞いたことがあるでしょう

以前にこのブログで「世界仰天ニュース で紹介された マンタイテオ 騒動の真相」という記事を掲載しました。

 

そして、この度も「ザ！世界仰天ニュース」にて、O.J・シンプソン事件の全貌を明らかにする2時間のスペシャル番組が放送されました。

 

“O.J・シンプソン”という名前はアメフトを知らない人でも聞いたことがあると思いますが、その事件の詳細をほとんどの人は知らないでしょう。

 

今回は記録として、その特集の内容を掲載していきます。

最初に言っておきますが、なかなか長い話です。

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１）O.J・シンプソン(O.J・Simpson)とは何者だ？編

O.J・シンプソン(以下、シンプソン)とは、ビルズで長年活躍したスーパーRB。

 

そのキャリアを1から説明すると、1947年にサンフランシスコで生まれるも、とても貧しい家庭で栄養失調からくるビタミンの不足で、足の骨が発達しない病気にかかる。

ギプスを買う金も無いので、5歳まで母親が作った鉄の棒で作った器具で足を支えることに。

 

さらに父親はシンプソンが5歳の時に家族を捨てて家を出て、10代は地元ギャングの一員となり警察のお世話になることもあったという、絵にかいたような不幸は生い立ちだった。

 

 

しかし、シンプソンには類まれなる運動能力と才能があり、高校から始めたアメリカンフットボールで認められて、名門の南カルフォニア大学への編入に成功。

 

怒涛の快進撃でハインズマン賞を獲得し、1969年ドラフトにてバッファロー・ビルズに全体1位で獲得される。

 

これぞアメリカンドリーム！

 

その活躍はNFLでも留まらず、1973年に14試合制で1シーズンでラン2003yd獲得。

現在でも14試合連続でラン累計2003ydを獲得するという記録は破られていません。

 

オールプロ5回、プロボウル6回に選出され、引退後もCMや解説に引っ張りだこ。

 

さらに「裸の銃を持つ男」など大ヒット映画に出演し、アメフトのレジェンドとして華々しい活躍が続きます。

２）O.J・シンプソン事件の始まり編

1964年6月12日 夜11時ごろ、ロサンゼルス郊外の高級住宅街で若者が犬の散歩をしていたら、血が付いた白い犬が近寄ってくる。

 

別の通りかかった人と犬がケガをしているのかと心配していたら、犬が急に走り出し、その先には血まみれの女性の死体を発見！

 

直ぐに警察を呼び、捜査開始。

その女性は、死体発見現場の家に住んでいた”ニコール・シンプソン”。首を切り裂かれて殺害。

彼女は、なんと2年前に別れた”O.J・シンプソン”の元妻(2番目)だったのだ。

 

かつ、その近くの玄関先に茂みにもう１つの死体を発見。男性で19か所をメッタ刺し。
(((((((ιﾟдﾟ；)ｱﾜﾜﾜ

 

後に判明するが、彼の名は“ロナルド・ゴールドマン”(25)で職業レストランのウェイターであった。

 

不可解な事に女性は裸足であるのに、男性は靴を履いており、同時間に殺害されたのでは無いと推理。

玄関先で男性を殺害したあと、ニコールがその物音に気付いて出てきたところを殺害されたというのが、刑事の最初の見解だった。

 

そして、後に大きな証拠となる片方だけの革手袋を発見したのだ。

 

玄関のドアは空いたまま。さらに、ニコールとO.J・シンプソンの子供らは寝室で寝たままであった。

 

警察は現場から5分のO.J・シンプソンの自宅へ移動。

 

不在であったが、近くに駐車してあったシンプソンの車にドアノブや内部に血痕を発見したのだった。

 

もうコナン君でなくても犯人は分かるでしょ
(;´Д`)ノ

 

そもそも、この事件の6年前に元妻ニコールはシンプソンからDVを受けて警察に通報しており、離婚後も頻繁にDVがあったようで、事件8か月前にもニコールは今回の事件現場となった自宅から警察に通報していたのであった。

 

警察はシンプソンの自宅に侵入すると、離れの寝室に人が寝ているのを発見。

彼は、シンプソンの友人で居候している”ケイトー・ケイリン”

 

彼によるとシンプソンは不在で昨晩出かけたとの事。

さらに、夜中に部屋の裏で大きな物音がしたと証言。

 

その物音がしたという場所に行ってみると、またも血まみれの革手袋を発見！

殺害現場にあった革手袋の片方である。

 

だから・・もうコナン君でなくても犯人は分かるでしょ
(;´Д`)ノ

 

離れにはシンプソンと最初の妻の子供である、アーネルもおり、彼女がシンプソンの所在をシンプソンの秘書に問い合わせたところ・・・・

 

なんと飛行機で4時間のシカゴにいた。

昨晩は、友人とゴルフをするために23:45の飛行機でシカゴに向かっていたのだ！

 

うーん、これはどういうことだ？

 

しかしながら、鑑識を入れてシンプソン自宅の本格的な捜査が開始されると、玄関や、寝室に脱ぎ捨てられた靴下などから血痕を次々と発見。

 

シカゴから戻ったシンプソンは、帰宅することなく警察へ直行。

こうしてスーパースターは一夜にして殺人事件の容疑者となったのだ！

３）O.J・シンプソンのアリバイ編

O.J・シンプソンは警察署に連行され、取り調べがスタート。

 

被害者である2番目の元妻ニコールとシンプソンが最後にあったのは、事件当日の子供のダンス発表会。

2人は離れた席で発表会を鑑賞し、その後の祝賀会をシンプソンがニコールに「同席したい」と声をかけたのだが・・

だが、断わる！

 

これは傷つくなぁ～。子供の前でこれは無いわ。

だからと言って殺していいとは言わないけど。

 

後の祝賀会が行われたレストランでウェイターをやっていたのが、殺害されたもう1人の”ロナルド・ゴールドマン”。

ニコールとはただの友人で恋愛関係はナッシング。

 

その同時刻、シンプソンは何をやっていたかというと自宅で離れに住んでるケイトーとお喋り。

 

ん？今のところ全く事件になる気配が無いが・・・

 

しかし、21:40頃にニコールの母が「さっきのレストランでメガネを落した」とニコールに電話。

 

ニコールからゴールドマンへメガネの事を問い合わせると、ゴールドマンはメガネを回収しており、ニコールの自宅に届けると返答。

 

そして21:45ごろにゴールドマンがレストランを出発。

 

同時刻にシンプソンはケイトーとハンバーガーショップに行って帰ってきたところ。

 

ここまでは目撃証言があったのだが、シンプソンはここでケイトーと別れた後から空港への迎えの車が来る70分の間、アリバイが無いのだ。

つまり、この間何をしていたのかは本人しか知らないのである。

 

そして殺人事件が発生。死亡推定時刻は22:15か22:45の２説が考えられた。

 

この時間帯、22:25にシンプソンを空港に送るためのリムジンがシンプソンの自宅に予定より早く到着。

しかし、インターホンを鳴らすも応答なしで、この時シンプソンは不在。

 

リムジンの運転手は車内で待機していると、22:50ごろに身長180cm以上の黒い服を着た男が家に入るのを目撃。

 

22:55ごろに運転手がもう1回インターホンを鳴らすと、なんとシンプソンが応答！

「シャワーを浴びてて気付かなかったよぉ」と言ってるが、いやいやいや・・・がっつり帰ってきたの見られてるし
(;´Д`)ノ

 

そして、シンプソンは23:45頃に空港からシカゴに向かったのだった。

つまりケイトーと別れて、運転手に応対するまでの70分間、一体シンプソンが何をしていたのか？

もう分かったよね。(やりすぎ都市伝説 風)

 

繰り返しになりますが、シンプソンの自宅から殺害現場までは5分であり、時間的には犯行は余裕なのだ！

 

事件当日の解説は、これで終了。

この事件が普通で無く、全米を揺るがした理由は次のページから始まります。