あなたの知らないプレー・・

現地2024/12/19 に行われたブロンコス vs チャージャーズの試合で、非常にレアなプレーが成功したのでお伝えします。

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君はフェアキャッチ・フリーキック(フィールドゴール)を見たか!

まず、以下の動画を見てください。

 

21-10でチャージャーズが11点のビハイド。

時計は前半0秒なのに、キックオフの体型でフィールドゴールを蹴るというカオスな映像になっています。

 

 

このシーンに至るまでの経緯を説明すると・・

1)前半残り8秒にて、ブロンコスが自陣16ydからパントを蹴る

2)ブロンコスのCB”トレモン・スミス”がフェアキャッチを妨害したため、ブロンコス15ydの罰退により、チャージャーズは敵陣47ydからのオフェンスとなる。

3)前半残り時間0秒。

 

残り時間は0秒だし、普通はこれで前半終了だと思うのですが、ここで特殊ルールが発動!

「フェアキャッチの後はフリーキックが蹴れる!」

!∑(゜ Д゜)

のです!

 

このキックの利点は動画を見てのとおり、相手はスクリメージラインから10yd以上離れる必要があり、セットアップはキックオフと同じような体型なのにホルダーがいます。

つまり、全くプレッシャーを受けずにフィールドゴールを蹴れるのです。

( ゚∀゚)o彡

 

この57ydのフリーキックからのフィールドゴールをチャージャーズK”キャメロン・ディッカー”が決めて、NFLで史上6人目のフェアキャッチ→キックでの得点となりました。

 

前回このキックを成功させたのが 1976年11月21日で、キッカーはサンディエゴ・チャージャーズの”レイ・ワーシング”であり、前身のチームが決めていたというのも驚きです。

このようなレアプレーをとっさに指示して成功させるとは、さすが名将ジム・ハーボウ。

 

このプレーで得た3点は試合終盤で貴重な点となり、チャージャーズはブロンコスに逆転勝利し、プレーオフ進出への大きな一歩となりました。

 

奥が深すぎるNFL

まだ、あなたの知らないプレーがあるかもしれない・・・

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

追記

5年前のロンドンゲームでは失敗しているとコメント欄に情報を頂いたのですが、情報元がこのブログでしたw

以下の記事の「今週のBest of Tweet」のコーナーでとりあげています。そんなの覚えてないよ。

ジョシュ・ローゼン ドルフィンズ
全敗を免れる道 ジェッツはカウボーイズに勝利してやっと1勝。厳しい状況ながらもプレーオフ出場に首の皮1枚つながっています。 同じく0勝であるイルカさんは、0勝のレッドスキンズと