ダーノルド坊やは人気者(意味なし)

1回戦ワイルドカードもいよいよ最後の試合。

キャリアのどん底からチャンスをつかみモノにした元ジェッツのQB”サム・ダーノルド”が率いるバイキングスと、またもしり上がりに調子をあげてプレーオフ出場を掴んだラムズが激突です。

 

しかし、Week18でバイキングスはライオンズとの重要な地区優勝決定戦でダーノルドはほころびを見せて敗北し、地区優勝を逃しました。

 

14勝でワイルドカードから進出した初のチームであるバイキングスとダーノルドは、輝きを取り戻せるのか?

 

それとも近年スーパーボウルを制した”マシュー・スタフォード”&”ショーン・マクベイ”のラムズがバイキングスを蹂躙するのか?

 

ついでに、ジェッツファンはジェッツが14年もプレーオフに出れないのに、プレーオフにちゃっかり出てるダーノルドを許せるのか?

 

いろんな思惑が交錯する最終戦。さぁどうなる?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
ヴァイキングス 0 3 6 0 9
ラムズ 10 14 3 0 27

総評

試合は、ロサンゼルス山火事による混乱を避けるために会場をアリゾナ州グレンデールのカーディナルスの本拠地である「ステートファーム・スタジアム」に移して行わました。

 

この試合、端的言えば経験値豊富なスタフォードに対して、初プレーオフのダーノルドとの実力差が如実に出ました。

 

ダーノルドはコントロールが不振でターゲットとパスが合わないシーンが多くあり、さらにボールを保持しすぎてサックされ大きくロス。

投げ捨てるべき時に投げ捨てず、判断に迷いが見られました。

さらにファンブルロストからのPICK6で試合をぶち壊しです。

 

ダーノルドのやらかしまとめ

 

前半だけで被6サックの-52yd。

自陣のギャンブルでサックされて、余計に大きく下げられたシーンは痛すぎでしょう。

 

ラムズのディフェンスはLB”バイロン・ヤング”、LB”ジャレット・バース”、DT”コービー・ターナー”など若手が躍動していたこともあり、前半でバイキングスの傷口を広げまくって 3-24  と大量リード。

ここから逆転勝利するのは、ブレイディ案件です。

もしかしたらWeek18の敗戦によるショックを引きずっているのかもしれません。

 

・・・と言いますか、コレがジェッツファンが知ってる本来のダーノルド君です。

(´・ω・`)

 

 

それに引き換えスタフォードは前半の大量リードで後半は楽々。

そもそもHC”ショーン・マクベイ”はリードしたら徹底して守りに入る性格のようで、後半は最初にFGで3点追加したら、あとは消極的で時間をつぶして勝利しました。

 

しかしながら、第2Qのこのシーンが個人的に「どうなん?」と思いました。

 

 

スタフォードがサックに捕まった瞬間にボールを手放すシーン。

ファンブルにしか見えないのですけど、判定はパス失敗なのです。

 

意図的にボールを離しているようですが、個人的に目線が下でありパスを出しているようには見えません。

しかし、手放した方向にレシーバーがいたとのことで、ファンブルロストの大事故がパス失敗の軽症で済んだわけです。

 

こういうところでミスを消すのもベテランならではのテクニックでしょう。

私は納得してませんけど。
( ・`Д・´)+キリッ

 

勝利したラムズQB”マシュー・スタフォード”のスタッツは、パス19/27回209yd獲得、2TD、0INT。

14勝バイキングス相手に圧巻の勝利、ベテランの味を見せました。

 

昨シーズンはワイルドカードで因縁のゴフと対戦して敗北。

狙うはチャンピオンシップでのリベンジマッチでしょう。

ここで白黒つけようや! ワイルカード4戦目は、今プレーオフ一番の注目のカードになりました。 2021年シーズンに互いのフランチャイズQBを交換するという前代未聞のトレードを行っ

 

一方、敗れたバイキングスQB”サム・ダーノルド”のスタッツは、パス25/40回245yd獲得、1TD、0INT。1ファンロスト。

 

負けるにしても、良いパフォーマンスで終われば来シーズンも期待出来るのですが、ラスト2試合の内容で評価を下げた事は否めません。

WR”ジャスティン・ジェファーソン”も明らかにイライラしてました。

 

しかし、開幕前に終わったと思われたバイキングスをここまで連れてきたのも事実。

まだ来シーズンの契約が無いので、去就が気になるところです。