AFC南の仲良しをぶち壊した存在

元記事の鮮度が落ちる前にガンガン紹介しますプレビュー記事。

AFC南の3チーム目は絶好調のテキサンズでございます。

 

今シーズンも豊富なタレントで弱小地区のAFC南で頂点をキメる内弁慶ぶりを発揮するでしょう!
(酷いなオイ!ヽ(゚Д゚)ノ)

今シーズンのテキサンズはどない?

【2025年プレビュー記事一覧】

AFC東| NYJ | BUF | MIA | NE

AFC北| CIN | CLE | BAL | PIT

AFC南| IND | JAX | HOU | TEN

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ヒューストン・テキサンズ 2025年NFLシーズンプレビュー

AFC南地区優勝候補が次のステップへ

3月のリーグ戦が行われたブレーカーズ・ホテルで、ヒューストン・テキサンズのオーナー”カル・マクネア”は、AFC南地区のディフェンディングチャンピオンの現状について3つの言葉を強調した。「Pretty darn close」(かなり接近している)。

テキサンズはAFCディビジョナルラウンドでの敗戦にうんざりしており、1月のプレーオフではカンザスシティ・チーフスに敗れ、通算0勝6敗と低迷していた。

 

マクネアと妻でチーム財団副会長の”ハンナ・マクネア”は、テキサンズは「次のステップへ」と見込んでいると見ている。

楽観的な見方をするだけの根拠はある。

HC”デメコ・ライアンズ”の指揮の下、テキサンズは2年連続で地区優勝を果たしている。

元NFLオフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーのQB”C.J.ストラウド”と、元NFLディフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーのエンド”ウィル・アンダーソンJr.”が復帰する。

ストラウドはプロボウルのRB”ジョー・ミクソン”にパスを回すことも、スターレシーバーのニコ・コリンズにパスを回すこともできる。

 

オールプロの”デレク・スティングリーJr.”には9000万ドルの延長契約を結び、リーグ最高額のCBとなった。

ボールホーキングS”C.J.ガードナー=ジョンソン”は、スーパーボウル王者フィラデルフィア・イーグルスからのトレードで獲得し、既に強力なセカンダリー陣をさらに強化した。

 

「優勝か、それ以外か」と”ガードナー=ジョンソン”は語る。「地区優勝やカンファレンス優勝のためにここに来たわけではない。

近いうちに優勝できると思う」

オフェンス

オフシーズンで最も劇的な動きは、コーディネーターの”ボビー・スローウィック”を解雇したことだった。

彼が解任された主な理由は、ディフェンスへの対策として戦術を適応させなかったこと、あるいは主力選手やスタッフからの意見に耳を傾けなかったことにある。

 

OC”ニック・ケイリー”がスロウィックの後任となり”ショーン・マクベイ”、”ビル・ベリチック”、”ジョシュ・マクダニエルズ”の下で培ったコンセプトを駆使したオフェンスを展開することが期待されている。

 

重点は、選手層やマッチアップに合わせたゲームプランと、毎週臨機応変に変更できる能力を融合させることだ。

 

ヒューストン・テキサンズはWR”ニコ・コリンズ”を負傷者リストから復帰させたと発表した。WR”ニコ・コリンズ”は、ヒューストンのパスゲームの主力である。

ストラウドは、正確性、腕力、そして臨機応変に対応できる機動力と洞察力といった、必要な資質を備えている。

 

統計的に見て、彼の成績は低迷したが、パスプロテクションの水準が低かったことが主な原因であり、3年目には巻き返しの兆しを見せている。

彼は、より自由にオーディブルプレーやプロテクションを行えるようになるだろう。

 

紙の上では、すべてが順調に聞こえる。しかし、刷新されたOLが劇的な改善を示さなければ、オフェンスは停滞したままとなるだろう。

 

ストラウドは昨シーズン52回サックされた。テキサンズはプロボウル選出のLT”ラレミー・タンシル”をトレードに出したが、これは主に「マネーボール」が理由だ。

 

衰えつつあるガード”シャック・メイソン”を解雇し、期待外れだった元ドラフト1巡目指名選手の”ケニオン・グリーン”をトレードに出した。

ベテランの”キャム・ロビンソン”がタンシルの代わりとして起用される見込みだ。

 

OL”タイタス・ハワード”はLGでもLTでもプレー可能で、契約再編によって残留した数少ないスターターの一人だ。

 

ルーキーT”エアロンタイ・エルセリー”は将来性があるものの、成長には時間を要するだろう。

 

LT”ブレイク・フィッシャー”は、チーフスとのプレーオフでの苦戦を受け、ポジション争いが予想される。

LT”トレント・ブラウン”はLT選択肢であり、ハワードとエルセリーも同様だ。

 

LGは”ジュース・スクラッグス”と”エド・イングラム”のどちらかが争うことになる。”ジャレット・パターソン”はテクニックに優れ、コミュニケーション能力も高い。

彼はCで元ニューイングランド・ペイトリオッツの”ジェイク・アンドリュース”を抑え込もうとしている。

元プロボウルガードの”レイケン・トムリンソン”も候補に挙がっている。

 

 

OLコーチの”クリス・ストラウサー”が解任され、”コール・ポポビッチ”が後任に就任。

ポポビッチはOLコーチ兼ランゲームコーディネーターに昇進した。

ポポビッチとケイリーは元ペイトリオッツの同僚で、ニューイングランドでベリチックと””ダンテ・スカーネッキア”から学んだ言葉を共有している。

 

レシーバーでは、身長6フィート4インチ(約193cm)、体重222ポンド(約110kg)、スピード4.4秒(約1.8m)というエリート級の体格と運動能力を持つナンバー1レシーバーのコリンズと、ナンバー2レシーバーのクリスチャン・カークが実力を発揮している。

 

バスケットボール並みの体格の新人レシーバー”ジェイデン・ヒギンズ”と大学時代のチームメイト、ジェイリン・ノエルをスロットに加えることで、レシーバー陣は強化されるはずだ。

 

TE”ダルトン・シュルツ”は厳しいシーズンを終え、3600万ドルの契約に見合う活躍を見せていない。

テキサンズは、ニューイングランドで”ロブ・グロンコウスキー”を指導したケイリーがシュルツのプレーを活性化させてくれることを期待している。

 

WR“ステフォン・ディグス”の離脱は痛手であり、”タンク・デル”が膝の怪我でシーズンを欠場する可能性も高い。

 

ストラウドは、スローウィック監督の下で停滞した1年を経て、攻撃陣を軌道に乗せるためには、新たなターゲットに慣れる必要がある。

 

ミクソンは、オープンフィールドでの機敏な動きと確かなハンドリングを備えた、強力なランナーだ。

彼を7巡目指名で獲得したのは、まさに掘り出し物だった。

 

4巡目指名の”ウッディ・マークス”はサードダウンバックとしてペースに変化をもたらすだろう。

起用頻度は低いが”ダミオン・ピアース”はパワーとブレイクアウェイ能力に優れている。

 

RB“ジェイコブ・ジョンソン”は、リードブロッキングを担う新たなフルバックだ。

ディフェンス

ライアンズはNFL屈指のディフェンスを築き上げ、攻撃的な4-3スキームで知られている。

QBを徹底的に追い詰めることを信条とし、”ダニエル・ハンター”とアンダーソンという強力なEDGEコンビを組んでいる。

 

ハンターのユーロステップは止めるのが難しいだ。アンダーソンは全体的に成熟しつつあり、容赦ないプレースタイルを持っている。

DT”シェルドン・ランキンス”が復帰し、リーダーシップとインサイドの速さを補強する。ティム・セトルJr.は体格と強さで際立っている。

 

マリオ・エドワーズJr.は過小評価されているインサイドラッシャーだ。デニコ・オートリー、デレク・バーネット、ダレル・テイラーといった層の厚さも備え、ローテーションのフレッシュさを保つ。

 

LB”アジーズ・アルシャイル”は、ジャクソンビルのQB”トレバー・ローレンス”への反則ヒットで出場停止処分を受け、長身で強打のミドルLBとして存在感を失っている。

 

もう一方のLBポジションを争うのは”ヘンリー・トートー”、耐久性に問題を抱える”クリスチャン・ハリス”、そ​​してスターターとして頭角を現すと期待される新人のE.J.スピードだ。

 

スティングリーは抜群のハンドリング能力を持ち、ほとんどの対戦相手よりもスピードとタフさを誇ります。

 

S”ガードナー=ジョンソン”はボールへの嗅覚と、激しいトラッシュトークの持ち主だ。

ニッケル”ジャレン・ピトレ”は胸筋断裂からの復帰を目指しており、スティングリーと同様に、彼も最高額の契約延長を獲得した。

 

CB“カマリ・ラシター”はヒットを好み、スティングリーの反対側のCBとしてレシーバーを翻弄する。

S“ガードナー=ジョンソン”の隣でプレーする”カレン・ブロック”の存在により、テキサンズはNFL屈指のSデュオとなっている。

スペシャルチーム

コーディネーターの”フランク・ロス”は、NFLで最も正確な長距離プレースキッカーの一人である”カイミ・フェアベアン”を筆頭に、堅実なチームを築き上げている。

 

P“トミー・タウンゼント”はパントで圧倒的な滞空時間を誇り、タッカー・アディントンとドラフト外フリーエージェントの”オースティン・ブリンクマン”はロングスナッパーのジョン・ウィークスの代役を争っている。

 

リターンゲームには、特に元オールプロの”ブラクストン・ベリオス”をはじめとする有力な選手が揃っている。

控えCB”ディアンジェロ・ロス”と”トレモン・スミス”はキックカバーに秀でている。

 

最終分析

 

テキサンズは、AFC南地区を再び制覇し、プレーオフに復帰できるだけの実力があることを証明した。

 

しかし、ポストシーズンで存在感を示すだけの才能があるかどうかはまだ分からない。

ディフェンスは確かに十分だが、オフェンスは期待に応えなければならない。

 

テキサンズは、彼らが築き上げてきたチーム文化と、ライアンズとロスター再建を成し遂げたニック・カセリオGMとの相性の良さを高く評価している。

 

「ニックとデメコがチームにとって最善のことをしてくれると信頼している」とカル・マクネアは語る。

「彼らがチームにとって最善のことをし、素晴らしい結果をフィールドに出す能力を持っていると確信している。

その成果を見るのが待ちきれません。」

 

原文:

https://athlonsports.com/nfl/houston-texans/houston-texans-2025-nfl-season-preview

JETS狂の総評

OLに弱点があるものの、タレントがAFC南の中で群を抜いています。

昨シーズンは負傷に苦しんだWR陣が復活し、さらにRB”ジョー・ミクソン”が今シーズンも活躍すれば、オフェンスに問題なし。

 

ディフェンスも元ドラ1EDGE”ウィル・アンダーソンJr.”に加えて、イーグルスでスーパーボウル制覇に貢献したS”ガードナー=ジョンソン”が加わり、これは地区優勝は既に約束されているのでは。

 

タイタンズが全体1位でQB”キャム・ウォード”を獲得していますが、今年のドラフトはQB不作の上に、近年のドラフトはQBが全体1位よりも2番手の方が当たりなので、恐れるに足らず。

 

もはやプレーオフ対策を考えても良いのでは無いでしょうか。

(オイ!他のチームに失礼だな!ヽ(゚Д゚)ノ)

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