ラン重視とはいえ・・

プレシーズン2戦目は同居人であるジャイアンツと対戦。両者のホームなので、ノビノビとプレーできた事でしょう。

 

先発QBがジャスティン・フィールズ vs ラッセル・ウィルソン(以下、ラッソー)という、前シーズンはスティーラーズで先発を争った二人の対戦となりました。

 

フィールズに関しては調子が悪くなかったのに、ラッソーがケガから回復すると先発を降ろされるという理不尽な目にあったので、胸中は穏やかでないでしょう。

 

果たしてラッソーに目にモノを見せてくれるのか、こうご期待です。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
ジェッツ 3 3 0 6 12
ジャイアンツ 7 0 17 7 31

総評

フィールズはパスを投げないQB

QB”ジャスティン・フィールズ”が開始2ドライブに出場しましたが、ほぼRBにボールを渡すだけ。

 

WR”ギャレット・ウィルソン”にミドルやスイングパスを投げるも、コントロールが下手すぎて獲りに行くのがやっとで、ラン・アフター・キャッチに繋げることが不能なぐらいの精度です。

 

ジャイアンツのファーストチームのカバーが良かった事もありますが、それにしてもパスが酷い。

以前からHC”アーロン・グレン”は「ラン重視で行く」と名言していますが、”ラマー・ジャクソン”のようにパスがあるからランが生きるわけで、パスが怖くないQBほどチョロいものはありません。

 

今回のパフォーマンスは、レギュラーシーズンに暗い影を落しました。

(´д`lll)

 

しかし、その後に出場したQB”エイドリアン・マルチネス”とQB”ブレイディ・クック”は、セカンドチーム相手とは言えD#の隙間にミドルパスを決める見事なコントロールを何度も見せており、ジェッツはバックアップ陣の方が優秀に見えます。

 

今日はクックのエンドゾーン左端に決めたTDパスが秀逸でした。

 

 

個人的にはエネルギッシュで立ち姿がカッコいいマルチネスに先発して欲しいですね。

 

RB陣はRB”ブレーロン・アレン”が猪突猛進のパワーランを見せた一方、エースRB”ブリース・ホール”がプレ1試合目に続いてイマイチです。

WRマラキ・コーリーはバスト認定?

WR陣で意外だったのが、2024年ドラフト3巡のWR”マラキ・コーリー”の出番がほぼ無かった事。

第4Qまで出番なしで、出ても2プレーで0キャッチ。

 

キャンプで評価をガンガン下げて干されている模様であり、ロースターには残らないと予想されています。

その他WR陣

エースWR”ギャレット・ウィルソン”はフィールズのパスが下手すぎて3ターゲット0キャッチ。

WR”アレン・ラザード”は欠場。

WR”ブランドン・スミス”が活躍し、ロースター争いに一歩前進しましたが、いずれにせよレシーバー不足は否めません。

OLは優秀

特筆すべきが、プレ1試合に続いてこの試合もQBヒットとQBサックが0回。

マルチネスが漏れてきたラッシュに逃げるシーンがあったもののと、OLが優秀さを見せております。

ジャイアンツQB陣は?

ジャイアンツの先発はラッソーでしたが、ロングパスを通されるミスを犯しました。

 

 

このシーンだけだとラッソーが空いているレシーバーに上手く投げたようですが、DBだけ映したシーンを見ると、#8S”アンドレ・シスコ”と#37CB”クワンテズ・スティガーズ”のカバーミスに見えます。

ラッソーのムリ投げが当たったような印象。

 

ラッソーはこれに味を締めたか、もう1本ロングを投げますが、これがレシーバーと合っていないインターセプトを献上するようなパスでした。

 

これは酷い。
( ̄Д ̄;;

 

しかし、ジャイアンツには大きな希望があります!

2025年ドラ1(全体25位)の”ジャクソン・ダート”がいい!

パスの精度、判断力、落ち着きともに及第点。

 

何よりもイケメン!

こいつは人気が出そうだ!

 

スタッツは、パス14/16回137yd獲得、1TD。ランでも1TDを記録して、レーティング123.2。    

 

今シーズンは、ダート君をラッソーやジェイミー・ウィンストンらベテランの下で勉強させるかと思いましたが、これならば今シーズン中に先発に回る可能性は大きそうです。

羨ましいぞ。

ジェッツのディフェンスに関して

DBは”Dean Clark”が光っていました。1インターセプト、1サック、2パスディフェンス(1本はTDパスをカット)は優秀過ぎる。

 

 

ルーキーとの事でドラフト外で獲得した選手のようです。

STは好調

プレ1で活躍したP”オースティン・マクナマラ”がこの試合でも好調。

パント6本中、3本を20yd内に落としています。残り3本は自陣深すぎるため20yd内に蹴れないものであり、最長で60ydを蹴っています。

 

キッカー争いに関してはフォーク様が40yd以上は無いもののFGを2本決めてパーフェクトの内容。

このまま両者パーフェクトであれば、若手の”ハリソン・メビス”の方が採用されそうですが、近年はキッカーがシーズン中に負傷する事が良くあるので、できるものなら両者ともロースターに残らないかと思います。(まぁどっちか切るだろうけど)