試練のフィッツパトリック

首の皮1枚でプレーオフに望みをつなぐJETSの次の相手は、SBを2度制覇した”イーライ・マニング”率いるジャイアンツ。しかし、ジャイアンツも先週はレッドスキンズに敗北し首位陥落の危険な状況。

どちらも負けるとプレーオフ戦線から大きく後退するので、負けるわけにはいきません。

しかし、JETSは2試合連続でD#の要であるリーヴィスが欠場かつ、超人WR”オデル・ベッカム”を相手しなくてはならないタフな試合となりました。

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スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (7-5-0) 3 7 0 10 3 23
ジャイアンツジャイアンツ (5-7-0) 0 20 0 0 0 20

 

オフェンス

フィッツパトリックのスタッツはパス 36/50回390yd獲得、2TD、0INTと活躍。O#が進んでも粘り強いジャイアンツD#に苦戦し、得意のレッドゾーンO#もFGに抑えられます。

ランが思いのほか通用しないものの、ジャイアンツのパスD#が予想外にザルで、マーシャルがレシーブしまくり131yd1TD、デッカーが101yd。そしてRB#29″ビラル・パウェル”がレシーブ91ydと パスO#が爆発しました。

 

フィッツパトリックのベストプレーはパスよりも、第4Qの4th-6ydのギャンブルでしょう。止められたらほぼ敗北決定のギャンブルで冷静にジャイアンツD#を読み、即座にスクランブルをしかけて貴重な1stDownを更新しました。

残り時間30秒に決めたマーシャルへの同点TDパスも、マーシャルの長身を生かした見事なパスでした。

そして、オーバータイムでFGを決めたドライブは、主力メンバーが次々とキャリーするランとパスを組み合わせた理想的なO#でした。TDには至りませんでしたが、JETSが勝利に向かって一枚岩となった光景に感動しました。

 

RB#33″クリス・アイボリー”はドルフィンズ戦のレビューで心配したとおりスティフアームに味をしめ、密集地帯でもボールを片手に持ってタックルを払おうとしたために、ボールを弾き出されファンブルロストしました。
だから言わんこっちゃない。素人にも予想できるミスするなよ。。。

アイボリーの今日のスタッツはラン47yd、レシーブ22ydとイマイチ。シーズン中盤あたりから上手くいったプレーを次の試合で積極的に取り入れ失敗する事の繰り返しで、自分のスタイルを変えようとかなり試行錯誤しているように見えます。

スピンでD#を抜く今までにない動きも見せましたし進化中ということで、ファンブルロストは大目にみましょ。後はD#がFGで抑えましたし。

 

一方、RB#29″ビラル・パウェル”がラン・アフター・キャッチで91yd 1TDを記録し、存在を大きくアピール。TDシーンは加速し一気に真ん中を突き抜けて爽快でした。

何度も言いますが、さすが私がドラフト獲得時から目をつけていた男!
。+  ( ・`Д・´)+キリッ

このシーンで走路を確保したC#74″ニック・マンゴールド”のブロックも光りました。もはやケガの影響はなさそうです。

 

RB”スティーブン・リドリー”に関しては正直、もういらない。全く役にたたないので、ロースター枠がもったいない。