こっちは荒れそうだ

前回のAFCに続いてNFCのプレーオフ進出チームのざっくり紹介です。

注目はやはりシーズン1敗のパンサーズですね。黒星をつけたファルコンズはちょっとは空気を読めっての。

そして復活ピーターソンのバイキングや、ノーマークだったレッドスキンズの存在など面白くなりそうです。

では、さっそく

NFCの猛者どもよ!デテクイヤ!!

[※初版でパッカーズとシーホークスのシード順が逆だというご指摘を多く頂き、訂正いたしました。
ご指摘、ありがとうございます。]

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パーフェクトは逃すもSB制覇は逃さぬ!

2015_pansers パンサーズ

第1シード

カロライナ・パンサーズ

(1回戦免除)

昨シーズンは史上2回目の負け越しプレーオフ出場で、ディビジョナル・プレーオフに進むものの、QB”キャム・ニュートン”が足を引張って、シーホークスに敗北。しかし、今シーズンはうって変わって、15勝1敗で文句なしの第1シードでプレーオフに帰ってきた。

 

特徴はやはり昨年に続きD#。真ん中で睨みをきかすILB”ルーク・キークリー”の超人的反射神経が全てのランを止め、さらにインターセプトまでも奪う。
アイシールド21でアメフトを覚えた人には「リアル・進清十郎」と言えば分かりやすいだろう。

 

あとロースターを見ていると、元セインツのS”ローマン・ハーパー”や元タイタンズの”コートランド・フィネガン”、元バイキングスのDE”ジャレッド・アレン”など各チームのD#の顔であった超ベテラン選手の存在が目立つ。

 

O#では”キャム・ニュートン”が持ち前のスクランブル能力に加えてパサーとして進化した事が大きいだろう。
走りすぎてバテたり、投球フォームに欠点があるなどの弱さを克服し、頼りになるリーダーとしても成長が見られた。

加えてRB”ジョナサン・スチュアート”のランがO#を牽引しているのだが、Week14のファルコンズ戦で足を捻挫してから欠場中。いちはやい回復が求められる。

 

パスターゲットとしてはTE”グレッグ・オールセン”や元JETSで 2011年にチームの人事に愛想をつかして自らJETSを退団したWR”ジェリコ・コッチェリー”。さらに、さすらいのスーパーリターナー 「ギンちゃん」こと”テッド・ギン・Jr”など、結構、面白いタレントが集まっている。

 

NFLファンがパンサーズに期待するのは、やはりペイトリオッツに敗れたスーパーボウル38の再戦だろう。
今、振り返ってもパンサーズはよくQB”ジェイク・デローム” でスーパーボウルに行けたなと思う。
(ベアーズはグロスマンでスーパーボウル出たけどね)

 

アリゾナが夢見て何が悪いんだ!!

2015_cardinals カーディナルス

第2シード

アリゾナ・カーディナルス

(1回戦免除)

すっかり49ersと立場を交代してプレーオフ連続出場となったアリゾナ・カーディナルス。しかも第2シードなのだから、HC”ブルース・アリアンズ”のマジックは凄い。

 

今シーズン好調の要因はずばりO#。昨シーズンはシーズン途中でQB”カーソン・パーマー”が負傷によりシーズンエンドしたため、”ドリュー・スタントン”やら”ライアン・リンドリー”など底辺QBを起用するしかない苦しいシーズンだったが、今シーズンはパーマーが健在なのだ。

カーディナルスの顔、WR”ラリー・フィッツジェラルド”とのホットラインによるパスO#に加え、シーズンエンドしたRB”クリス・ジョンソン”の穴を埋めたルーキーRB”デイビッド・ジョンソン”のランO#で、なんと現在トータルO#はリーグ1位なのである。

 

そしてD#は、おなじみCB”パトリック・ピーターソン”や、カーディナルス一筋のベテランDE”カライス・キャンベル”が牽引し、こちらもリーグ上位の戦力を誇る。

 

2008シーズンに”カート・ワーナー”が取り逃した念願のスーパーボウル制覇も、今回はかなり現実味を帯びてきた。