オフならではの懐古厨ネタ
ミニキャンプが終わってからキャンプの間まで、またもネタ不毛地帯に突入しました。
そこで NJ.com からの拾いネタで 現時点までの 「JETSの勝利 BEST 10」を前後半に分けてお送りいたします。
今回は10位から6位です。それでは~~、カウントダウン!!
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10位:1983年1月15日・JETS 17-14 レイダース
当時のJETSのOL”クリス・ワード”vs レイダースDE陣との闘いが印象的。
昨年のAFCチャンピオンのベンガルズを倒した1週間後にLAに乗り込んで強豪レイダース(当時)をロードで相手するため、下馬評ではかなりJETSは不利だったが、LB”ランス・メル”の2インターセプトで勝利し、波乱を巻き起こした。
9位:2010年1月17日・JETS 17-14 チャージャーズ
忘れもしない。この試合は私にとっての 1位です。
プレーオフをギリギリ勝ち上がり、1回戦はベンガルズを倒す(お約束)ものの、次のディヴィジョナルプレーオフの相手が11連勝中で無敵に近い、まさに進撃のチャージャーズ。
だって、QB”フィリップ・リヴァース”はさておき、WRに”ヴィンセント・ジャクソン”、RBは”ラダニアン・トムリンソン”、当然TEは”アントニオ・ゲイツ”でっせ。どうやって止めろと言うんだ・・・
加えて、ディヴィジョナルプレーオフの最後の試合で、先の3試合では既にワイルドカード枠が全て敗北したので、JETSの公開処刑みたいな空気でした。
しかし!JETSはレッドゾーンに侵入される大ピンチに CB”ダレル・リーヴィス”が、倒れたWRの 「かかと」に当たって跳ね上がるボールをインターセプトする神プレーを見せ、窮地を脱出。
ルーキーだったQB”マーク・サンチェス”もD#のふんばりに応えるべく、TE”ダスティン・ケラー”に、ここしか無いタイミングでTDパスを通す!!
この試合でさらに印象的だったのが 、JETSは前半から終盤まで、ほぼ通用しないRB”トーマス・ジョーンズ”のゴリ押しランばかりコールするのです。まともにやっても勝ち目が無いのは分かってるので、JETSのお家芸「グランド・アンド・パウンド」に頼るしかないという事です。
そんな愚行のようなプレーコールに対してG+解説の河口さんは、批判どころか逆に「これでいいんです。JETSはガマンです。」と、言うんです。
そのガマンの結果、最後にRB”ショーン・グリーン”が、ボーディーブロー戦法の限界にきたチャージャーズD#をとうとう突き破って、決勝点のTDランを決めたのでした。「河口さん、すげー」と思いましたよ。(最近、解説しないですね。)
当時、下馬評ではJETSの勝利はアリエナイ状況だったので、私はタイムアップ直後は「これは勝ったのか?」と思ってしまうぐらいの大勝利でした。
たぶん、チャージャーズはJETSを倒してれば、スーパーボウル制覇の可能性が十分にあったでしょう。そのぐらい強かったのですが、その差を戦略で覆す事が可能なのがNFLの面白さでしょう。
8位:2002年12月29日・JETS 42-12 パッカーズ
9位が長引いたので8位はさらっと。JETSはパッツに勝利した次週にホームでパッカーズに圧勝。
あとは英訳がよくわからないので、割愛。
7位:2003年1月4日・JETS 41-0 コルツ
なんと、ワイルカードプレーオフで “ペイトン・マニング”率いる コルツに大差をつけて完封勝ちですよ。JETSは第3シードで地の利があったとはいえ、信じられません。
しかし、この試合以降、JETSはプレーオフの試合をホームで行っていないとさ。
(T_T)
6位:1986年9月21日・JETS 51-45 ドルフィンズ(OT)
JETSのQB”ケン・オブライエン” vs ドルフィンズのQB”ダン・マリーノ”の伝説のQB同士の激しい殴り合いとなった名勝負。勝負はオーバータイムの末にJETSが勝利。
オブライエンはこの試合で479ydも投げたとさ。お疲れ様でした。
後半はまた後日!さぁ、気になる あの試合は何位かな!?
いつも楽しく拝見しております。
9位、私も覚えております。確かChargersの高校生の様な風貌のKickerがFGを外して、Jetsが勝った試合ではなかったでしょうか?このSeasonのPlay offは本当に盛り上がりましたね。
私の1位はDolphinsとのMNFの大逆転勝利ですが、入っていますかね〜?
MG99さん>
そのとおりです。NFL屈指のFG成功率を誇ったネイト・ケイディングは、過去に数回JETS戦の重要なシーンでFGを外すという奇病の持ち主でした。
ドルフィンズとのMNF・・。MNFって結構やった気がして負けた試合しか覚えてないですね。TOP5に入っていれば幸いです。
>2003年1月4日・JETS 41-0 コルツ
この頃まだマニング・コルツはポストシーズン未勝利で、「勝負弱い」「スーパーボウルとは無縁に終わるのでは」なんて陰口もささやかれてましたね。
当時のコルツはマニングの力を最大限に発揮させるためにオフェンスに駒を揃えた、先行逃げ切りを意図したチーム編成でしたから、ディフェンスはお世辞にも良いとは言えず、特にランディフェンスは毎年ザルといってよい状態でした。なのでオフェンスが思うように得点を伸ばせず接戦に持ち込まれるとイマイチ粘りに欠ける感は拭えませんでしたし、各チームが目の前の試合に特化してくるポストシーズンではそんな試合の割合が増えた気がします。相手のディフェンスがハマればこんな試合も。
>差を戦略で覆す事が可能なのがNFLの面白さ
私の中ではこれをもっともよく体現していたのがコーチ・パーセルズであり、それを支えていたのがコーチ・ベリチックでした。もしNFL全体でのこのような企画があれば私は間違いなく第25回スーパーボウル(もしくはそのシーズンのNFC決勝)を推します。
davoutさん>
マニングに関しては「プレーオフに弱い」ってイメージが強いですが、JETSに完封されるとはむごいですね。
D#が弱いにもかかわらず、マニングが第4Qに頑張って逆転する時だけ、D#が本気で頑張ってた気がします。
NFLがサッカーやNBAに無い面白さは、観客も試合の展開から戦略を予想するため感情移入できることでしょう。
BESTゲームを選ぶとしたら、皆さんの思い入れもそれぞれなので、かなり票が割れるでしょうね。
JETS狂の宴 でやるとしたら、ALL BEST よりも、ALLクソ試合 の投票企画になるでしょう。