これも仕事
ロックアウトのせいで補強のニュースもないし、PS3の障害でマッデンの対戦もできない。
「俺に死ねというのか!」と思っていたら、俺にはまだWWEがあるじゃないか!
困った時にはプロレス頼みということで、またもNFLファンに贈るプロレス講座の時間です。
今回は技でなく、普通に生活している分には、まずお目にかかる事の無い変わった試合形式を紹介していきます。
どの試合形式も明日から使えるものばかりです。
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ラダーマッチ
和名で「ハシゴ戦」と呼ばれており、文字通りリング外に設置してあるハシゴを自由に使って、試合を行います。
そして、この試合形式に勝利するためには、リング上空にぶら下がるベルトを奪取するのみなので、ハシゴは凶器だけでなく、勝利のための重要なアイテムとなります。
「レッスルマニア10」にて”ショーン・マイケルズ”と”レザー・ラモン”が名試合を繰り広げた事を発端として、メジャーな試合形式となりました。
TLC
ラダーマッチの発展系。
TLCとはテーブル、ラダー、チェアーの略で、ハシゴ意外に大量のテーブルとイスがリング外に設置され、これを好きに使っていい凶器だらけの試合形式です。
これもリング上空にぶら下がるベルトを奪取したら勝利となります。
“ハーディーズ”、”エッジ&クリスチャン”や”ダッドリーボーイズ”などのタッグチームがこの試合形式でタッグ王座を争い、捨て身の名試合を繰り広げました。
今では月一回のPPVで放送される大会(以下、PPV)の名前にもなっています。
マネー・インザ・バンク
こちらもラダーマッチの発展系。
リング上空にぶら下がるのはベルトではなく、どの王座へもいつでも挑戦できる契約書の入ったカバンです。
「いつでも」というのは、王者が試合直後にボロボロになっている時にでも挑戦ができる通常アリエナイ契約書です。
この契約書を手に入れて、スターダムにのし上がるために、欲にかられた中堅レスラー6~8人が一同に試合をするため、その光景はクモの糸に群がる亡者のようです。
元はレッスルマニアで行われる試合形式だったのですが、現在は独立してPPVの名前になっています。
テーブルマッチ
あらかじめリング外に大量の折りたたみ式のテーブルが設置され、対戦相手を使ってそれを割ったら勝利の試合形式。
相手をテーブルに向かって投げつけたり、相手をテーブルに寝かせてトップロープからのとび技で相手もろともテーブルを粉砕するなど、豪快なフィニッシュが見れることが特徴です。
インフェルノ・マッチ
リングの外側を炎で囲む、文字通り炎のマッチ。
試合の勝利条件も相手の体に火をつけたら勝ちという、トンデモナイ試合形式です。
めったにお目にかかれないので、見たことの無い人も多いのではないでしょうか。
スティール・ケージ・マッチ
リングの側面を金網で囲んで行う試合形式。
勝利条件は相手をフォールするか、リングから脱出し場外に両足を着地するかの2パターンあります。
別に金網をよじ登らなくても1箇所だけドアがあって、そこから普通に出ても勝利なのですが、一番簡単そうなドアから出て勝利するパターンはトリビアクイズになるぐらい少ないです。
金網の上からダイブする派手な技が期待できる試合形式です。
ヘル・イン・ア・セル
天井も金網で囲み、まさに逃げ場無しの立方体の金網の中で行う試合形式。
この金網にも出入りできるトビラがついてますが、ケージマッチと違いここから出ても勝利にはなりません。
昔は出口から出て、なぜか金網をよじ登り地上6mの高さの金網の屋上で戦うと言う、危険極まりない展開になっていましたが、私の記憶が正しければのHHH vs クリス・ジェリコ 戦を最後に登らなくなりました。
実際に落下したケースもあり、あまりに危険なので登るのは廃止になったのでしょう。
イリミネーション・チェンバー
これも金網戦の一種ですが、先ほどの2つとはまるで異なります。
リングが鳥かごのように鉄柱と鎖で覆われており、さらにリングの外側も鉄の板が敷き詰められ、逃げ場ナシの地獄の檻です。
6人のレスラーによるバトルロイヤル方式ですが、最初に戦う2人以外の4人はリングの四方に設置されている透明なカプセルの中で待機します。
そして一定時間が経過すると、ランダムでカプセルが1箇所開いて、一人つづ参戦していきます。当然、最後に参加した選手がかなり有利になります。
かつてのGM”エリック・ビショフ”がこの試合形式を考案。
初登場の時は、試合までの1ヶ月間は設計図と何かを溶接しているオッサンの映像を見せるだけ。大会の事前番組でも檻を全く映さず、直前まで全貌を隠しまくっただけに、非常にヤキモキした記憶があります。
ベリード・アライブ・マッチ
和名は「生き埋め戦」
相手を棺おけに入れたら勝利の「キャスケット・マッチ」の進化系で、リング外の墓に相手を生き埋めにしたら勝利という、なんともムゴい試合形式です。
この動画はバイカースタイルになったアンダーテイカーが、ビンス会長と弟のケインに生き埋めにされた時のシーン。
アンダーテイカーはコレで一度は死にました。その後時を経て、レッスルマニア20でケインに復讐するために、かつてのデッドマンスタイルに戻り、地獄から蘇ります。
この時は興奮したなぁ~~。
おまけ:ブラ&パンティーマッチ
おまけとして、女性限定の痛い試合形式を紹介します。
ブラ&パンティーマッチは文字通り、相手の服を脱がして下着姿にすると勝利という、非常にけしからん試合形式です。(´∀`)
カルマは日本で活動していた時期に見てたンで、WWEまで上りつめたのは感無量ですね。
ただ、最近怪物キャラが定着して無いのが気になりますが…
そういえばWWEは遂に“レスリング”も“スポーツエンターテイメント”の呼称も捨てちゃいましたね…
カルマって日本で活動していたんですか。まさにアメプロ業界の格言「日本上がりは出世が早い」ですね。
私的にも最近のWWEって体系のいいのをそろえ過ぎて個性に欠ける気がします。マンカインドやスコッティーのような枠をもうちょっと増やして欲しいです。
呼称を捨てたのは、もはやWWEというのは世界的にブランドとして確立したからなのでしょうね。
WCWと争っていた頃から見ていただけにWWEの成長は嬉しいのですが、ロックの誕生日にビンスが久々に出て時に健全ながらも、もう流血して戦うような感じでなかったのが寂しい限りです。