Holy Shit!(超スゲー!)
Week11にて因縁の2チームがAFC東の単独首位を賭けて激突となりました。再三に渡って激突し粉砕され続けてきましたが、今度ばかりはJETSに大きなアドバンテージがあります。
しかしペイトリオッツのQB”マット・キャッセル”は厳しい状況下で着実に経験値を上げ、かつ「長距離スクランブル」という武器を身に付けて、Week2とは全く別の面倒なQBとなっています。そして主力がいくら抜けようとまだまだ強力なタレント陣は健在。
勝ったほうがプレイオフに大きく前進する一戦は予想を超えた激戦となりました。
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▼第1Q
[JETS]
決戦の幕開けのキックオフ!!あれ!?普通にキック??
Week2と同様にタッチバックばっかり蹴る「ワシントン封じ」を仕掛けてくると思ったら普通にキックしました。そして自陣38ydの好ポジションから攻撃スタート。
ショットガンからWR”ジェリコ・コッチェリー”、TE”クリス・べーカー”へパスを散らして進み、コールズへのパス失敗の判定もチャレンジで覆し順調に前進。
TE”ダスティン・ケラー”への20ydのパスが通り敵陣15ydのレッドゾーンへ突入。
最後はRB”トーマス・ジョーンズ”のラン連発っと見せかけてRB”レオン・ワシントン”へショートパスからランで巧みなステップで敵をかわしてタッチダウン!!!やっぱワシントンはスゴイわ(=o=;)。1stドライブから先制でとりあえず一安心です。
7 – 0
[ペイトリオッツ]
即座に反撃。ランは止めれるもののキャッセルのパスで順調に前進し、敵陣26ydでストップし、FGで終了。
7 – 3
[JETS]
またも普通にキックオフしてワシントンが36ydまで戻す。タッチバック策は今回は取らない様子。
ジョーンズのラン、ファーブのパスを織り交ぜて前進。そして出ました!WR”ブラッド・スミス”がQBに入りファーブがWRの位置にセットする”ワイルドキャットフォーメーション”。
これでロングゲインに成功し、敵陣22ydから一気に敵陣5ydへ進入。
しかし、最後まで攻めきれずFGで終了。
10 – 3
▼第2Q
[ペイトリオッツ]
出た!キャッセルの新必殺技「長距離スクランブル」で12ydも前進。
やはりランはそこそこ止められるもののキャッセルのパスは止められない。
敵陣13ydでまたもFG。どちらもパントを蹴らないシーソーゲームです。
10 – 6
[JETS]
またも普通にキックオフ!しかし、とうとうこれがアダになった。
“レオン・ワシントン”の光速リターンが炸裂!密集地帯をスルっと抜けると後はエンドゾーンまで一直線。こうなるともう誰も追いつけない。今シーズン初のキック・オフ・リターン・タッチダウンで突き放す!
17 – 6
[JETS]
やっとペイトリオッツの攻撃をパントで終了させJETSのターン。
自陣31ydからロングパス封印宣言のファーブがここでいきなり超ロングパス!!
ターゲットのコッチェリーはそれをなんとワンハンドキャッチ!パスインターフェアランス(守備妨害)も手伝って敵陣16ydに一気に進入。
最後もコッチェリーがパスを補給した後にタックルを喰らいながらもボールを持った手をエンドーゾーンに差し出しタッチダウン!!!大きく引き離しました。これは勝てるぞ!!
24 – 6
[ペイトリオッツ]
怒涛の反撃。キャッセルから”S.Aiken”へのショートパスからランで一気に敵陣30yd。
敵陣23ydから4th-3ydでなんと、ここでギャンブルに出る!ベリチックはFGよりTDを1本を取って流れを掴みたいのか?
しかし、このギャンブルをDL”モズリー(C.Mosley)”がOLを潰してサック!ギャンブル失敗でターンオーバーです。流れは完全にJETS。
[ペイトリオッツ]
前半残り1:44から怒涛のノーハドルショットガンの乱射。そしてまたもキャッセルのスクランブルで19ydもヤラれる(=o=;)。敵陣19ydからWR”ジャバー・ギャフニー”へタッチダウンパスをヒットさせ追い上げにかかる。
24 – 13
▼第3Q
[ペイトリオッツ]
ホンマにキャッセルのパスを止められません。(T_T)あっというまに敵陣34yd。
しかし、ここでTE”ベンジャミン・ワトソン”がファンブルし、それをS”ケリー・ローズ”がカバーしターンオーバー!ラッキー。
[ペイトリオッツ]
パント合戦が続いて第3Q残り2:25からペイトリオッツのターン。
またもノーハドルショットガンで進みまくり敵陣10yd。
そこから”マット・キャッセル”は長い間ボールを持ってじっくりターゲットを見極めエンドゾーン奥のTE”ベンジャミン・ワトソン”へTDパスがヒット!
そして2ポイントも決められとうとう3点差まで迫り、大歓声のジレットスタジアム。もはや勢いは完全にペイトリオッツに。
24 – 21
▼第4Q
[JETS]
コッチェリーがパスを補給するが痛恨のファンブル!!ペイトリオッツがカバーして痛恨のターンオーバー(T0T)
これがモメンタムってやつなのか!?
[ペイトリオッツ]
自陣40ydから攻撃スタート
またキャッセルの長距離スクランブルで一気に敵陣36ydに突入。
こいつは手がつけられん・・(T_T)。
モスへのロングパスの失敗と、スクランブルを止めてなんとかFGで終了。
しかし、とうとうゲームは振り出しに。ますます目が離せない戦いになりました。
24 – 24
[JETS]>残り10:00
ペイトリオッツは低いキックでワシントンのリターンを防ぐ。
ジョーンズへのショートパスとランで着実に進み1stDownをかせぎ敵陣36ydからのパスをお気に入りターゲットの”ダスティン・ケラー”へ通し22ydでFG圏内に突入。ここでターンオーバーは止めてくれよ(=_=;)
スタッキーへのショートパスで敵陣11yd。ターゲットは豊富です。
>残り3:30
ファーブは厳しいカバーにパスを投げあくね投げ捨てる。
しかしペイトリオッツにホールディングの反則。あと3yd!!
ジョーンズのランで突っ込むも届かず。
敵陣1ydからのパスを狙うが奥に投げすぎて失敗。
しかし、またもホールディング。ラッキー!!
次はジョーンズが正面からダイブ!!!しかしこれもブロックしてしまう。
硬い・・・・恐るべきはフロント3
またも突っ込み今度はギリギリ届いた。勝ち越しのタッチダウン!!!
ジョーンズ、お前は最高だ!!
31 – 24
[ペイトリオッツ]>残り3:10
この場面で”クリス・ジェンキンス”がOLをあっさり押しのけてサック!!
ジェンキンス、お前も最高だ(^0^)!!
ペイトリオッツは4th-17ydでしかたなくパントです。
[JETS]残り>2:20
しかし、こういう場面で逆転負けを喫する経験が多いので油断大敵。
とにかく攻撃の機会を相手に与えるな!!
ジョーンズのランはバレバレで潰されて2ミニッツ。2ミニッツ後もランを潰されてパントで終了。
[ペイトリオッツ]残り>1:15
自陣32ydから最後の攻撃。
ショートパスでかせいで敵陣26yd。ガンガン上がってくるぞ・・・
しかし肝心な所でフォルススタートで31ydまで下がる。
ウェルカーが進むも敵陣15ydで残り8秒・・・。
JETSがここで仕切り直しのタイムアウト。
残り>00:08 4th-1
キャッセルが投げあぐねて走る。逃げならがエンドゾーンのサイドライン際へパス!
そこはCB”タイ・ロー”vs”ランディ・モス”の一騎打ち
レポート読んでるだけで手に汗にぎりました。
みんな男だ!!
いや~パスは通されまくるものの、みんな男でした。
昨シーズンのNFC決勝とWeek7レイダース戦の経験から「ファーブのオーバータイム ⇒ 敗戦」ってイメージが出来てたんですけど、最後まで集中力を切らさず無茶投げを封印して投げ勝ちました。
「やれば出来るじゃん」って感じです。
次の相手は現時点で無敗の”タイタンズ”。空気を読まずに撃破して5連勝といきたいですね。
いやいやものすごい試合だったようですね。それにしてもこれでAFC東のトップになっちゃいましたね。
ファーブの効果も大きいでしょうが、チーム力は確実に上がっているということでしょうね。レシーバー陣も充実していますし、TJも今年は1000ヤードを軽く超える勢い。ディフェンスもいいですし。
タイタンズはランを封じた上でパスを止めれれば勝ち目は十分あるでしょうね。ベアーズはグロスマンでそこそこの試合をしたので、オートンだったら、、、と想像したくなってしまいます。
ランをベアーズのように止めることができて、攻撃陣がバランスよくヤードを稼げるようだと、かなりタイタンズを苦しめるでしょうね。
しかしこの試合の状況をみると、ペイトリオッツはなかなかしぶといですねぇ。まだまだPatsも死んでないことは明白です。
ペイトリオッツQB”マット・キャッセル”がスゴイです。パス50回投げている上にインターセプトが無い集中力とスタミナ。そしてスクランブルすべき状況を瞬時に判断して成功させる分析力と冷静さ。ペイトリオッツはどういう選手育成を行っているのか気になります。本当に勝ててよかった。
次週、無敵のタイタンズ戦も勝つためのキーはいかに先制してジョーンズを生かすかです。
相手に終盤にリードされる展開になると必然的にパスが増えるのでファーブのインターセプト病が発病する可能性があります。
今回のようにファーブの負担を減らして集中を切らさずコンスタントにパスを通してバランスよい攻撃が出来れば勝てると思います。
しかしベアーズは不運。グロスマンじゃ無かったらタイタンズに勝ってましたね。(*_*)
>グロスマンじゃ無かったらタイタンズに勝ってましたね。(*_*)
どうでしょうね。得点差こそ7点でしたが、パスディフェンスはザルです。
ランは完璧なまでに止めていたとはいえ、ディフェンスで勝つべきチームがこの状況はかなりきついっすね。
この試合、ハイライトでしか押さえてません。
BSしか見れないから_| ̄|○
それでも凄い試合だったんだろーなーくらいは思ってたんですけど、このレビュー見たら超見たくなってきた(笑
悔しいです!!><
因縁の対決の上に首位決定戦というシュチュエーションだけでも盛り上がりますが、内容も素晴らしい試合でした。特に第4Q、時間一杯に追いつくモスのタッチダウンレシーブには驚愕しました。
オーバータイムも攻撃権がペイトリオッツに渡ったら負けると感じましたので、3rdDOWN-LONGギリギリでケラーが1stDownを取っていくのはハラハラもの。
ペイトリオッツとはまたプレイオフで当たる可能性があるので、その時も楽しみですね。