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12月13日に国内社会人リーグ「Xリーグ」の頂上決戦、「2008 JAPAN X BOWL(ジャパン Xボウル)」が京セラドーム(大阪ドーム)で行われたので、ルールを半分くらいしか理解していない奥さんを連れて行ってきました。

対戦カードはNo1の攻撃力を誇る常勝軍団「パナソニック電工インパルス」 vs リーグ最小失点の硬い守備「鹿島ディアーズ
ワタシは関西人である事と友人の関連からパナソニックを応援です。

日本のスーパーボウル的な位置づけだと思いますが、チケットは前売りで1500円とウレシイかな悲しいかな超リーズナブル。
金額分は存分に楽しませてもらいました。

やはりNFLに日本人プレイヤーを排出するためには国内リーグの人気を高める必要があるので、観戦した事が無い人にも雰囲気を味わってもらって試合に足を運んでもらうため、適当ですがレポートします。

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入場すると、このような冊子とバレーボールの試合などでよく見る叩いて音を出す長細い風船をもらえます。

冊子を開くとさっそくNFLコミッショナーの”ロジャーグッデル氏”の写真とありがたいコメントがあり、「木下選手を選出した事から日本人がNFLの舞台に立つのは時間の問題だと確信しています~~」とおっしゃっております。

冊子の内容はフルカラーで両チームの特徴やこれまでの経緯、選手データなど分かりやすく掲載しており、力の入れようが分かります。

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一塁側と三塁側の1Fスタンドはほぼ満席ですが、2Fスタンドは開放しておらず空席。
将来的には2Fスタンドにも人が入って欲しいですね。

お客は入り口で渡された風船を叩いて、盛り上げますがワタシは鳴り物ってあまり好きではないので、ビール片手にひたすら見てました。

となりの外人さん2人組もじっと微動だにせず観戦。

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相変わらずチアは動きっぱなしの重労働。インパルスのチアは結構、露出が多くない?

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インパルスの全くカワいくないマスコットキャラクター。
初めはコウモリだと思っていましたが、カンガルーの「メイビー君」との事。

最後まで愛着は沸きませんでした(=_=;)

イメージ売店で「インパルスっていつも第1Q弱いよね」という話を聞きましたが、そのとおり第1Qインパルスは全く敵陣に入れず。

それどころかディアーズに2TDをやられ初っ端から14点差をつけられる。

しかし第2Qからガラっと変わって反撃開始。特にイケメンRB#20″石野 仁大”がスゴイ。ボールを持つと相手D#をガンガン抜く。
RB#1″小林 孝敏”はスピードで外側から抜きにかかる。

ランが機能するとよいパスも出だして、第2Qだけで3TDと爆発して逆転。第1Qは何だったのかと思わせる展開です。

イメージその後は一方的なインパルスペース。
第4Qには品川庄治の「品川」にそっくりなインパルスQB#8″高田 鉄夫”がドローするフリをして背中にボールを隠し、相手の警戒が緩んだスキにスクランブルからTDを決めて、2ポゼッションん差に引き離す。

ディアーズはロングパスで反撃するもインターセプトでターンオーバー。

それでも諦めず、最後まで攻撃を仕掛けますが、QBがくの字に曲がるようなスピードにのった強烈なサックを喰らいGAME OVER(このサックが一番爽快でした)。14-28で見事インパルスが2連覇です。

優勝のトロフィー授与ですが、協賛会社のエライさんから次から次へとトロフィーが出てくる出てくる。「一体何個あるねん!」と突っ込みたくなります。
そして最後にはMVPのRB”石野”にプロレスのようなチャンピオンベルトですよ。これには笑ってしまいました。

 しかしながら頂点を決める決勝戦であるのに、ほとんどの客が試合終了前にゾロゾロ帰りだすのは悲しいものでした。まぁワタシもファンでは無いですが、優勝を掴んだ選手達のために式典の最後まで残って拍手していました。
やはりこの辺で本場NFLと日本での人気や温度差をリアルに感じてしまいます。心から国内リーグの今後の発展を願いました。

そして更に身に染みて分かったことは、ビール飲みながらケンタッキー片手にアメフト観戦するのは最高の至福だった事。これは中毒になりそうです。中年オヤジが野球観戦が好きな理由もよく分かりました。(*_*)


おまけ:中の雰囲気をちょっとだけ