シーズンあきらめたワケじゃないよ
3連敗の後にさらに驚きのニュースです。開幕前にコッチェリーと引換えたも同然で獲得したベテランWR”デリック・メイソン”をテキサンズへドラフト選択権と交換でトレードです。
なぜこの時期に!??

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▼少々期待ハズレだったメイソン
HC”レックス・ライアン”はスロットレシーバーとして1シーズン90レシーブ以上を期待していたらしいのですが、5試合で13レシーブの113ydと少々期待はずれ。
しかもメイソンはペイトリオッツ戦で先発出場からおろされ、さらにESPNではOC”ショッテン・ハイマー”のプレイコールを批判していたと報じられています。

翌日のニュースでもGM”マイク・タネンバウム”も「求めているパフォーマンスが出なかった」とコメント。あと一部の報道では プレイブックを覚えるのが遅かった とあります。
そしてテキサンズの方から申し出があったらしく、そこから加速的にトレードが進んだようです。

まぁ、マクナイトをリターナーとして使えるようになり、WR”ジェレミー・カーリー”の負担が減った。さらにカーリーが難しいTDパスをレシーブした事から、メイソン使うよりカーリーを実戦で鍛えた方が伸びると判断したのも理由でしょう。
しかもカーリーはカレッジ時代からリターナーをしていたため、ウェルカーのようにラン・アフターキャッチで稼ぐ事にも期待できます。だが大ベテラン差し置いてスロットにカーリーを使いまくったら、ロッカーの空気も悪くなる。
さらにJETSは、2年連続ワイルドカードからPOに出てチャンピオンシップ敗退という一番損な事をやってしまい、近年ドラフトでは非常に不利な立場なので、ドラフトのPICは増やしたいところ。

一方、テキサンズは現在首位で、同地区のコルツが沈黙している今シーズンこそ初のプレーオフ出場の千載一遇のチャンス。
しかしWR”アンドレ・ジョンソン”が負傷し、キーとなるWRを失う危機に直面。Week05の時点で戦力となるWRをヨソから引っ張ってくるなんて至難のワザです。
今シーズンに賭けている分、実戦慣れしてるレシーバーをすぐに調達したいハズですね。

メイソンで一体、何巡目をもらえるのかはまだ分かりませんが、このトレードはアリかと思います。
さらば、メイソン!!

▼CB”Ellis Lankster”と契約。
CB”ドナルド・ストリックランド”がパッツ戦で頭部を負傷。ライアンはDBの層を厚くするために、ついこの間ロースターに加えたOLB”Eddie Jones”をカットして、CB”Ellis Lankster”を契約しました。
彼はトレーニングキャンプに参加しており、開幕前にカットされた人材。成長に期待しましょ。