サービス、サービス!
もはやシーズンエンドした我らがJETS。
対戦相手は、プレーオフ出場に希望を残すイルカさん こと 「ドルフィンズ」。たまにはイルカさんにプレーオフに行ってほしいので、ここは負けてあげよう!
なので、この試合で起こったターンオーバーは全てサービスよ。
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スコア&ダイジェスト
2016年12月18日 @MetLife Stadium
オフェンス
QB#09″ブライス・ペティ”は、序盤からWR#11″ロビー・アンダーソン”へTDパスを通す幸先のいいスタートを切ります。
しかし、後は酷い。特に敵陣入りしたチャンスに、相手D#の真正面に投げINTを献上するシーンが、最悪でした。
そして第3Qの最後にペティは、DE#91″キャメロン・ウェイク”、DT#93″ダムコング・スー”がパスプロを受けずに走り込んできて、挟まれる形でサックをもらい負傷退場。QB#14″ライアン・フィッツパトリック”へ交代となります。
そのフィッツパトリックもTDを決めるどころか、タイムアップ寸前にエンドゾーンに投げこんだパスをINTされる始末。
ペティのスタッツは、パス20/36回235yd獲得、1TD、2INT、1ファブルロストと最悪。
第4Qから登場したフィッツパトリックは、パス5/10回31yd獲得。0TD、1INTでした。
被3サックのOLですが、2サックは、パスプロを通さず直接QBへタックルされた事が印象的でした。当然、パスプロと競った後にタックルされるよりもタックルの威力は強く、QBがハードヒットされるため、ファンブルする確率は上がります。
OLは個々の力よりもユニットの連携が命なので、先発OLが次々と脱落した影響がモロに出た形となりました。
良かった事は、私がドラフト獲得時から目をつけていた(しつこい) RB#29″ビラル・パウェル”がまたも活躍。
通常のランのみならず、ラン・アフター・キャッチでも稼いで、スタッツは、ラン16回84yd(平均約5.1yd)、パス11キャッチ78yd(平均約7yd)と、ランにパスに終始、素晴らしいプレーを見せてくれました。
ディフェンス
ドルフィズRB#23″ジェイ・アジャイ”を封じるものの、QB#17″ライアン・タネヒル”の負傷欠場のため2012年1月以来に先発したQB#08″マット・ムーア”に4TDを献上する失態ぶりを見せます。
後日談では、「タネヒルからの的確な指示があったおかげで勝てた」とムーアは語っておりますが、アジャイのランの支えなしに、バックアップのムーアにここまでやられたら、JETSのD#のクソぶりを否定できません。
しかし、このQB#08″マット・ムーア”を私は昔から高く評価していて、2012年ドラフトで私は、ドルフィンズがムーアが所属しているにも関わらず、わざわざドラフト1巡でタネヒルを獲得した意味が分かりませんでした。「ムーア要らなかったらムーアくれ!」と思ったぐらいです。
(そしてJETSは、ジーノを獲得する・・・)
やはり致命的なのはパスラッシュの弱さでしょう。ドルフィンズはC”マイク・パウンシー”が抜けたにも関わらず、今回も1サックのみです。
あと、消化試合とはいえ、同地区対決にも関わらず無気力ぶりが見られるとこが残念でした。ドラ1のOLB#50″ダロン・リー”が、タックルをかわされゲインされているにも関わらず、その後まだ笛が鳴っていないのに、あらぬ方向を見てボケッとしているシーンは、現在のチーム状況を表しております。
ドラフトのために負けた方が得だとはいえ、これは無いでしょう。
スペシャルチーム
試合の流れを変えてしまったパントブロック&リターンTDをもらったシーンは、喝でしょう。一番外側でブロックする選手がPICKする相手を間違えて、漏らしました。
フォーク様は2FGと相変わらずの安定ぶり。毎試合、相手のキッカーがミスるので、余計にフォーク様のキックの良さが目立ちます。
総評
O#、D#、ST 全てでドルフィンズに完敗です。ドルフィンズの今シーズンの強さは総合力で、O#のみならずD#やSTが勝利をもたらすシーンをよく見ます。
ドルフィンズは今週、ブロンコスが負けたので再び第6シードに浮上。単独なので、他の試合の結果に関わらず、残り2試合を勝利すればプレーオフに行けますが、最終戦がペイトリオッツとの対戦という難関が待ち受けております。
しかも、QB”ライアン・タネヒル”がACL(膝前十字靭帯)の手術を受ける可能性があり、そうなると当然、今シーズンは復帰できないという不安要素も背負っております。
・・・・おいおい、ここはいつから 「イルカ狂の宴」になったのだ。
JETSに関しては、いう事なし!見事なクロスボンバーを喰らって倒れたペティですが、CTスキャンを取ったところ胸部を打撲したのみで、肺に損傷は無く、重症ではなさそうです。一瞬、死んだかと思ったぐらいのシーンだったので、軽症で良かったです。
さて、今回は負けてもOKの試合でしたが、次回は何としても粉砕したい、ペイトリオッツ戦です。
でも・・・負けるでしょうね。しかし、JETSを心から応援できる試合なので、ここは憎すぎる怨敵に感謝しましょう。
おまけ
ペティが死んだかと思ったシーン。
RIP BRYCE PETTY pic.twitter.com/HYlcnW58fd
— JKuhn (@h8rproof82) 2016年12月18日
ペイトリオッツ対ブロンコスで、1st(2nd)ドライブの最後にペイトリオッツがフィールドゴールレンジ内で、3rdダウン10からハンドオフしたシーンで思わず唸りました。
去年はロースコアゲームを仕掛けられて2連敗したペイトリオッツが今年は自らロースコアゲームを仕掛けて実際に16-3で勝つとかね。
憎たらしいぐらいに何でも出来るんですねペイトリオッツは。
海鷹ファンさん>
うむ。それは次回の今週のAFC東用のコメントですね。
しかし、ブレイディは序盤、調子が悪すぎてもしっかり勝つから、子憎たらしいには同意です。
両Tがいなかったのか、ってぐらいの抜けっぷりでしたね。これではブレイディでもニュートンでも逃げられないでしょう。軽傷で済んだのが幸いですね。
でもこれが記憶に残ると、プレイの切れは悪くなるでしょうね。
スパイガラスさん>
よくこれで軽症で済みました。死んだかと思いましたよ。
ちょっと、ドルフィンズ vs パッツ戦では、あらかじめパッツの両Tにお金を渡しておいて、1回だけこれをやって欲しいですね。
(誰がやるか)
見事にクロスボンバーが決まってましたね。マスク剥ぎならぬヘルメット剥ぎかと思いました。
ペティが大怪我ではなくて良かったです。肋骨の2、3本は折れたかと思いました。
ガストンさん>
ヘルメット狩りどころか、キャリア狩りレベルの必殺技ですよ。
ペティはもうダメで、髭のオッサンが2度目の先発返り咲きだと思いました。
ペティの良さは頑丈さですね。
大型トラックに挟まれた軽自動車って感じですね
グロい
匿名さん>
昔、ジェッツvsカーディナルスでも、ジェッツのDBカーディナルスのWRにクロスボンバーをかまして、病院送りにしましたが、今回はスーとウェイクというリーグ屈指のパスラッシャーですから、威力はハンパないですね。
しかし、ペティはベンツ並の硬さでした。それだけがウリのQBだったりして。
かこつです!
しかしふたを開けてみれば3ポゼッション差とかなり大差がついてしまいましたね……
点差はそこまで開かないとは何だったのか。そもそもペティとは何だったのか
マット・ムーアよかったですよね。タネヒルとは何だったのか。アジャイーとは何だったのか
パッツは肉を切らせて骨を絶ったような勝利でした。グッダグダ。マイルハイだったからね、仕方ないね。
来週はレーザーでVSパッツ!さて、どんなマット・ショーブもとい勝負があるんでしょう?
:ちなNEさん>
この大事な時期にバックアップQB対決とは、珍しい戦いでした。
ペティは来週も先発できそうですが、JETSにほぼ勝ち目はないでしょう。
しかし、パッツ相手に一矢報いたいですね。1回ブレイディをサンドイッチにしてみたいです。