常連vsお久しぶり
前回のAFC編に続いて、NFCのプレーオフ進出チームを独断と偏見で紹介します。
注目は何と言ってもライオンズと49ers。この2チームは昔は強かったものの低迷期が続いて、今回10年以上ぶりにプレーオフに進出という苦渋を舐め続けた古豪です。
近年のプレーオフ常連達に対して、どこまで戦えるのか楽しみですね。
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最強王者に死角なし!
・第1シード:グリーンベイ・パッカーズ
ブレット・ファーブなんて既に過去の人。「ロジャース無双」と呼ばれる超人的パフォーマンスで相手を蹂躙するQB”アーロン・ロジャース”を中心に最強のチームが連覇に挑む。
チーフスには不覚をとって敗れたものの、それ以外は全て勝利で王者らしく第1シードから出陣。
対戦相手は100%、極寒のランボーフィールドでやらなくてはいけないというのも、大きなアドバンテージでしょう。
ドームでぬくぬくとやってる奴らにゃ負けるわけにはイカンのよ。
古豪復活!合言葉は「イエス!アスミス!!」
・第2シード:サンフランシスコ・49ers
ジョー・モンタナで一斉を風靡したが、2002年以降はプレーオフすら出場できないぐらいに弱体化。
だがしかし、新HC”ジム・ハーボー”の手腕により力を取り戻し、13勝という圧倒的な力で堂々とプレーオフに進出。
QB”アレックス・スミス”にアニメ声優のフレーズを言わせるという、ふとどきな動画も話題になりました。
金と赤のジャンパーをタンスに隠し持ってるお父さん!今こそ着るときだ!!
マリーノ越え の名にかけて、もう不覚はとらぬ!!
・第3シード:ニューオリンズ・セインツ
2009シーズンの王者は、すっかり常勝軍団となり3年連続でプレーオフに出場。
ご存知、ブリーズは伝説のQB”ダン・マリーノ”の持つ1シーズンパス獲得ヤードの記録を塗り替え絶好調。
だがしかし、昨シーズンは史上初の負け越しでプレーオフに出場したシーホークスに敗れるという大失態を演じてしまった。
これを糧に気を引き締めて、再び頂点を目指す!
コルツ無くともマニングはここにいる!
・第4シード:ニューヨーク・ジャイアンツ
2007年シーズンに無敗ペイトリオッツを倒してSB王者となったが、近年は好成績を残すも激戦区のNFC東だけにプレーオフに出れない状況が続いたジャイアンツ。
今シーズンも大苦戦しながらも、最終決戦でライバルのカウボーイズを倒し、第4シードの切符を手に入れる。
QB”イーライ・マニング”は第4Qだけのレーティングだけならリーグトップクラスという、兄貴ゆずりの逆転ドライブが武器。
そして、その逆転を支える伏兵WR”ヴィクター・クルーズ”や、値千金のサックを量産するDE”ジェイソン・ピエール・ポール”という若手たちにも注目が集まる。
四天王は健在。欲しいのは頂点のみ
・第5シード:アトランタ・ファルコンズ
今シーズンもQB”マット・ライアン”、WR”ロディ・ホワイト”、RB”マイケル・ターナー”、TE”トニー・ゴンザレス”というO#四天王で磐石の体制を築くファルコンズ。
さらにドラフトで大胆なトレードアップで獲得したWR”フリオ・ジョーンズ”も活躍し、攻撃力に磨きがかかる。
しかし強豪には勝てないという変な安定感もあり、強豪だらけのプレーオフに不安がよぎる。
眠れる獅子がついに目覚める
・第6シード:デトロイト・ライオンズ
諸悪の根源”マット・ミレン”の影をようやく払拭し、12年ぶりにプレーオフに登場したライオンズ。
低迷期間が長く、常にドラフト上位指名なだけにQB”マシュー・スタッフォード”、WR”カルビン・ジョンソン”、DT”ダムコング・スー”など生え抜きを獲得しまくり期は熟した。
だがしかしRB”ジャービッド・ベスト”の離脱によりランO#が弱ってから、勝率が下がってしまう。
1回戦からセインツが相手という厳しい状況だが、昨シーズンのシーホークスに続いてセインツ相手に波乱を起こせるか!?
ライオンズには頑張って欲しいですね。
低迷期に獲得した新卒たちがいよいよ力をつけてきて、
来シーズン以降も充実した戦力になりそう。ひそかに応援してます。
(あの普段着にはなかなかない色のジャージを着ることはないですが)
ただ、同地区にパッカーズがいるので、
しばらくは例年ワイルドカード狙いとなってしまうのでしょうか。
職場の同僚がパッカーズの株主になって株主証明書なるものを披露して自慢してましたね。株主になったところでチケットが保証されるわけでもグッズが手に入るわけでもなんでもないのに(クラブの決算書は毎年届くそうです)よく数百ドル払うなぁ、と。(しかも手に入れた株は転売不可)
参加することに意義があるそうです。
奴等はパッカーズについて話すとき、何故かWeと一人称なのですがその理由がちょっとわかった気分です。
セインツにゃ悪いですが、私もNFCではライオンズをひいきしてます。
特にスーさんの大暴れ(合法的な)に期待しています。
パッカーズの株に関しては、すごいビジネスモデルだと関心します。株と言っても転売できないし、何も保障されない。
ファンの自己満足で終わるだけで、資金が集まるのですから。
しかも高いお金を払って株を持ってたら、ファンをやめるわけにはいかないし、ノーリスクかつ顧客をキープする最強のビジネスモデルではないでしょうか。
しかしながら、これがパッカーズだからこそできるブランド力というか、求心力あっての事なのでしょうね。