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れぞ激闘!
今シーズン開幕3連敗から先週ビルズを倒し、連勝して波に乗りたいドルフィンズ。
必殺ワイルドキャットをJETSディフェンス陣が止められるかどうかが勝敗を分けるキーになるでしょう。

JETSオフェンス陣に関しては出場が危ぶまれていたWR”ジェリコ・コッチェリー”が間に合い出場。
そして、ドラフトでサンチェスを手に入れた時と同じように、ブラウンズへトレード権と選手を詰め込んだ福袋と交換に手に入れたWR”ブレイロン・エドワーズ”がJETSデビュー戦です。

このブラウンズゴチのホットラインのパフォーマンスは如何に?

 

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▼第1Q
[ドルフィンズ]
さっそくワイルドキャットの洗礼を受けるJETS守備陣。
RB”ロニー・ブラウン”のラン、パス、RB”リッキー・ウィリアムス”へリバースと波状攻撃であっという間にレッドゾーンに進入を許す。敵陣6ydまで進まれ、たまらずレックス・ライアンは1stドライブからタイムアウト。しかしRB”ロニー・ブラウン”にTDランを許しあっさり先制される。
こいつは予想以上にやっかいだ!
0-7

[JETS]
パントで終了とみせかけてP”スティーヴ・ウェザーフォード”のギャンブル!!!サイドライン際を激走して敵陣40yd!完全に油断していたドルフィンズD#に一泡ふかせる!
さらにパスインターフェアランスの反則で敵陣6yd!
新戦力WR”ブレイロン・エドワーズ”へのTDパス成功で同点!!簡単にはヤラれんよ。
7-7

[ドルフィンズ]
RB”リッキー・ウィリアムス”へのスクリーンパスから激走され一気に敵陣17yd。CB”ダレル・リーヴィス”が止めなければ完全にイカれてました。完全に地上戦を制覇される。なんとか止めてFGで終了
7-10

▼第2Q:7-10
[JETS]
ジョー・ネイマスがVIPルームで観戦。伝説はアウェイでも好待遇のようです。
RB”レオン・ワシントン”のラン。そしてWR”ブレイロン・エドワーズ”のキャッチで敵陣突入。
4th-3ydからパントと見せかけて今度はWR”ブラッド・スミス”が走って1stDown更新。FGで終了で同点。
10-10

[JETS]
タイムアウトが0ながらもサンチェスが根性で敵陣29ydまで進みFGを決めてとうとう逆転!
試合開始当初はノリノリだったドルフィンズのベンチが一気にお通やのごとく暗くなったぞ。
13-10

▼第3Q:13-10
[ドルフィンズ]
流れに乗るとRB”ロニー・ブラウン”のワイルドキャットを連発。
ビッグプレーは防ぐものの前進を止める事ができない。
敵陣1ydまで進まれ、第3Q終了。

▼第4Q:13-10
[ドルフィンズ]
敵陣3yd。QB”チャド・ヘン”からTE”アンソニー・ファサノ”へのTDパスを通され逆転を許す!
13-17

[JETS]
反撃の一発目からWR”デイヴィッド・クラウニー”へロングパス!!!これを決めて一気に敵陣28yd!
しかし、サンチェスがサックされ際に放ったパスはインテンショナル・グラウンディングとされ、3rd-22yd。

このドライブも終わりかと思った瞬間、サンチェスはWR”ブレイロン・エドワーズ”へ起死回生のサイドラインギリギリTDパスを決めるが・・・イエローフラッグ!!
おおおお~、ディフェンスの反則か!TD成立で逆転!!!!
これにはさすがにドルフィンズはチャレンジ。
だが、エンドゾーンに届く前にダウンが先と判定され敵陣1ydから再攻撃。

ここが見せ場だ人間削岩機!!RB”トーマス・ジョーンズ”が難なくねじ込んでやっぱりTD!!やったぜ。
20-17

[ドルフィンズ]
敵陣46ydからWR”テッド・ジンJr.”へロングパス!!!DB三人が追いかけるがコレがドンピシャのリードボールでTD!!速攻で逆転される。しつこいランが布石となって見事にプレイアクションに全員引っかかった。
20-24

[JETS]
こちらもサンチェスがロングパス!!WR”ブレイロン・エドワーズ”は落球するがCB”ウィル・アレン”のイリーガルコンタクトで敵陣3yd!!!そしてまたもRB”トーマス・ジョーンズ”がねじ込んでTD!!!はい逆転。
27-24

[ドルフィンズ]>残り5:00
反撃のドルフィンズ。相変わらずランが止められず敵陣に進入される。

残り>1:06/敵陣11yd
ここが正念場。敵陣3ydへのパスを通され絶対絶命。

残り>00:10 敵陣3yd 3rd-3yd
RB”ロニー・ブラウン”のランで中央を破られ試合終了間際に逆転を喫する。(´д`lll)
27-31

[JETS]>残り00:06
当然、反撃する時間も無くヘイルメイリー失敗で試合終了。互いにしのぎを削る激闘はドルフィンズの粘りに軍配が上がりました。

▼総評
とにかくRB”ロニー・ブラウン”のワイルドキャットは脅威。自らランなのかRB”リッキー・ウィリアムス”へハンドオフするのか、はたまたパスなのか映像で見ていても判断できない恐ろしい攻撃です。
その中心となるRB”ロニー・ブラウン”自体に負荷が相当かかる作戦であるにも関わらず、ワイルドキャットを連発し、ちょっとサイドラインで休んだらすぐに復活。そして掴んでもなかなか倒れない無尽蔵のタフネスに驚愕しました。

あとドルフィンズQB”チャド・ヘン”の切り札。ランを連発しておいて、ここぞとばかりにプレイアクションからロングパスを成功させるカードを見せられたため、最後のドルフィンズのドライブはランが更に攻撃力を増したのでしょう。中盤は抑えることの出来ていたドルフィンズの攻撃を最後は止めることが出来ませんでした。

しかしJETSも新加入のWR”ブレイロン・エドワーズ”が予想を超える活躍を見せて、収穫はありました。
反則にかなり助けられましたが、やはり高く速いレシーバーはロングパスと競り合いに圧倒的な強さを見せて、これまでのJETSにない攻撃を可能にします。

勝利を寸前で逃した痛い1敗ですが、次に繋がる敗戦だと信じたいところです。

2009/10/12 @Land Shark Stadium

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ (3-2-0) 7 6 0 14   27
ドルフィンズ (2-3-0) 10 0 0 21   31
 
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地12日、第5週のマンデーナイトが行われ、マイアミ・ドルフィンズが本拠地でニューヨーク・ジェッツと対戦。残り10秒からの攻撃でランニングバック(RB)ロニー・ブラウンが逆転TDランを決めたドルフィンズが、31対27で6度もリードが入れ替わった大接戦を制した。これでドルフィンズは3連敗後の2連勝、逆にジェッツは3連勝後の2連敗となっている。

ドルフィンズは試合最初の攻撃でRBブラウンがTDランと幸先良いスタートを切ったが、ジェッツに盛り返されて前半を10対13で終えた。第3Qは共に無得点、ドルフィンズは第4Q早々にクォーターバック(QB)チャド・ヘニーからタイトエンド(TE)アンソニー・ファサノへのTDパスで逆転。ここから両チームとも交互に点を取り合う展開となり、ドルフィンズは残り5分強にTDランを許して24対27とリードを奪われた。しかし、直後の攻撃でショットガン隊形からQBパット・ホワイトのランなど、持っている武器をフル活用して前進。そして敵陣2ヤードまで攻め込むと、ブラウンが死闘に終止符を打つ決勝TDランを挙げ、同地区ライバルを下した。

ドルフィンズはヘニーがパス26回中20回成功、241ヤード、2TDと活躍した。そして、RB陣もブラウンがラン21回74ヤード、2TD、リッ
キー・ウィリアムスがラン11回68ヤード、レシーブ3回70ヤードと奮闘。攻撃陣が計413ヤード獲得と、リーグ屈指のジェッツ守備陣を攻略したのが勝因だった。

一方、ジェッツは新人QBマーク・サンチェスがパス24回中12回成功、172ヤード、1TD。3INTを喫した前週とは一転しターンオーバーなしの堅
実なプレイを披露した。そして、先日トレードで電撃加入したばかりのワイドレシーバー(WR)ブレイロン・エドワーズがレシーブ5回64ヤード、1TDといきなりの活躍を見せた。しかし、第4週まで好調の守備陣が、ドルフィンズの攻撃を止めることができなかった。