デビュー戦=チーム14年ぶりのプレーオフ

いよいよ始まった1回負けたら即終わりのサバイバルトーナメント戦。

 初戦の対戦カードは、レイダースvsテキサンズですが、レイダースは14年ぶりのプレーオフに出場のも関わらず、チームをここまで引っ張ってきたQB”デレク・カー”と、バックアップQBマット・マクグロン”が負傷。
3rdQB”コナー・クック”が公式戦初先発を務めるという、不測の事態が発生しました。

一方、テキサンズは開幕前にFAで大金を積んでブロンコスからQB”ブロック・オズワイラー”を引き抜きぬくものの、彼は途中降板させるぐらい大不振。
しかし、代役に立てたQB””トム・サベージ”が脳震とうとなり、結局はプレーオフ先発にオズワイラーが復帰。

 お互いに「こんなハズじゃなかった」QBで対戦するという事になったプレーオフ初戦。試合前から、パンター出まくり、かつ、ターンオーバー合戦の臭いがプンプンします。

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スコア&ダイジェスト

  勝-敗-分 1Q 2Q 3Q 4Q OT total
レイダース 7 0 0 7 0 14
テキサンズ 10 10 0 7 0 27

リンク:NFL JAPAN

総評

テキサンズ 2014年ドラフト全体1位のDE”ジャデベオン・クラウニー”の圧力は、レイダースのバックアップLTが一人では相手にならず、2度のディフレクトに加えてINTで敵陣深くでターンオーバーを奪う活躍。
この人、ケガばっかりでてっきりBUSTかと思っていたのですが、”J.J・ワット”に匹敵するパワー&スピードと反射神経持った化け物ぶりを見せました。

 今シーズン早々にIR入りしたワットがもしも健在だったならば左からクラウニー、右からワットがQBに襲い掛かるわけで、クックはあっと今に料理されてクックパッド行きだったでしょう。
(意味不明)

 後半からクラウニーにダブルチームで対応するも、やはりテキサンズD#相手に公式デビュー戦のクックには荷が重すぎました。

 

クックも思ったよりも悪いQBではありませんでしたが、レイダースWR陣が優秀とはいえどシーズン中はずっとQB”デレク・カー”のタイミングに合わせてきただけに、急増の連携は不十分で、レシーバーの落球が目立ちました。

 そしてクックはランの助けも得ることができず、3INTを献上し炎上。一方、テキサンズQB”ブロック・オズワイラー”も褒められた内容ではないにしろ、WR”ディアンドレ・ホプキンス”へロングを通すシーンも見せ、ファンブルはあるもののターンオーバー0でO#を壊さず乗り切りました。

 

本日の勝利QB”ブロック・オズワイラー”のスタッツは、パス14/25回168yd獲得、1TD、0INT。ラン6回15yd、1TD。
パントを計19回蹴る凡戦を制したテキサンズの勝因は、やはりミスが無かったことであり、D#陣の支えでしょう。

 対するレイダースQB”コナー・クック”のスタッツは、パス18/45回161yd、1TD、3INT。
吐くほどの重圧の中での先発デビュー戦で、良いパスを見せるものの、やはりこのステージで戦うには力不足。

スポーツの結果に「たられば」は無いと言いますが、QB”デレク・カー”が健在ならば結果は違っていたでしょう。それだけにレイダースは悔やまれる敗戦でした。

 

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