鉄の三銃士、そろい踏み

いよいよ我らがAFC東から2008年シーズンぶりにプレーオフに進出したドルフィンズの出番がやってきた!
しかし、QB”ライアン・タネヒル”の負傷が長引き、タネヒルよりもドルフィンズ歴が長いQB”マット・ムーア”が先発に立ちます。

 対戦相手は最多SB制覇数を誇る、憎っくき強豪スティーラーズ。

行け!ドルフィンズ!!ロリコン野郎なんざミンチになるぐらい粉砕して、イルカの餌にしてしまえ!

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スコア&ダイジェスト

  勝-敗-分 1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ドルフィンズ 3 3 0 6 0 12
スティーラーズ 14 6 10 0 0 30

リンク:NFL JAPAN

総評

ドルフィンズD#は、プレーオフ初登場のスティーラーズRB”レベオン・ベル”のランを止められず、3シリーズ連続でTDを喰らい、第1Qだけで200yd以上損失するスタートの失敗が致命的でした。

ベルのチェンジ・オブ・ペースが凄まじく、エンドゾーン手前の攻防だろうが1回止まってから空いている穴を見つけて突っ込むという、別次元の落ち着きを見せます。

 

加えて、WR”アントニオ・ブラウン”は、1度加速するとドルフィンズD#は全くついていけず、ロングゲインとTDを許します。

意外にもWR”アントニオ・ブラウン”は、今試合がプレーオフ初のTDとの事で、スティーラーズのスター達の活躍にハインツフィールドのファンは一層盛り上がります。

 

ドルフィンズQB”マット・ムーア”も希望をつなぐべく奮闘しますが、チャンスになるとスティーラーズ伝統の固いD#、通称『鉄のカーテン』に阻まれターンオーバーを喫します。

 Week6では、204ydを走ってスティーラーズを倒したRB”ジェイ・アジャイー”のランもきっちりと対応されて 、わずか33ydに封じ込まれ、アジャイーは最後に左肩を負傷し戦線離脱。

 結果、プレーオフでは別次元の強さを見せたスティーラーズが次のラウンドに駒を進めました。

ロスリスバーガー レベオン・ベル アントニオ・ブラウン ワイルドカードプレーオフ

スティーラーズQB”ベン・ロスリスバーガー”のスタッツは、パス13/18回197yd2TD、2INT。
DE”キャメロン・ウェイク”のタックルでINTを誘発させられるミスをするものの、D#が取り返しモメンタムを渡しませんでした。

 驚異のO#を見せた、QB”ベン・ロスリスバーガー”・WR”アントニオ・ブラウン”・RB”レベオン・ベル”の3人は、カウボーイズが『トリプレッツ(三つ子)』を名乗るならば、さしずめ『鉄の三銃士』、いや、『鉄の桃園義兄弟』、いや、『鉄のだんご3兄弟』・・・・、冗談はせておき、この強力すぎるO#スキルポジションの3人をどうやって止めるのか、今後の対戦相手は頭を悩ませることでしょう。

 

一方、QB”マット・ムーア”はパス29/36回289yd、1TD、1INT と、このスタッツだけ見るならば負けたQBとは思えないぐらい稼いでいます。
しかし、スティーラーズD#から4サックを受けて、ファンブルロスト2回。INTと合わせて3ターンオーバーを計上したのが痛すぎました。

この試合に関しても、レイダース戦と同じくタネヒルが先発していたら結果が変わっていたのか、考えさせられます。

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