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度は虎のオリで対決
運命のプレーオフ1回戦が迫ってきました。プレーオフ1回戦はJETS戦をあわせて4試合中、3試合がなんとWeek17のリターンマッチとなった奇跡的な組み合わせです。

対戦相手のベンガルズは先週、大差の完封勝利を収めた相手。しかし今度はベンガルズのホームかつ、本気モードで対戦です。

とはいっても先週はカーソンパーマーやオチョシンコなど主力は半分以上出ていたわけで、それでこの結果ですから今回も圧勝なのか?それとも元から第3シードを捨てて、JETSとの再戦をあえて選び、大勝させて実力を欺く作戦だったのか?この部分が非常に謎です。

しかしプレーオフって日曜の朝にCS生放送で、BSでも翌日放送って本当に素晴らしい (°∀°)b

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▼ケガ人
⇒NFL.comはInjuriasリストは更新されないので、公式HPを確認しました。
・LB”デヴィット・ハリス” :Questionable
・CB”ドナルド・ストリックランド” :Questionable

▼初プレーオフ出場のベテラン”ブレイロン・エドワーズ”と”カルビン・ペイス”
WR”ブレイロン・エドワーズ”とLB”カルビン・ペイス”はJETSの中で一番キャリアがある選手ですが初のプレーオフ出場。
エドワーズに関してはシーズン途中でブラウンズからトレードでやってきたので、この幸運に興奮しています。
ブラウンズでは腐っていましたが、プレーオフ出場決定時に送られてきた祝いのメッセージの中にブラウンズHCで昨年までJETSのHC”エリック・マンジーニ”のものもありました。
一応、祝言は社交辞令として送っていますがマンジーニにとっては皮肉な話ですね。

▼LB”デビット・ハリス”欠場か?
Week17で右足を捻挫したLB”デビット・ハリス”のベンガルズ戦欠場が濃厚です。
チーム1のタックル数を誇り、LB”バート・スコット”と並んで守備の中心となる選手なので、欠場となれば守備力ダウンは免れません。
さらに今回は前回温存していたベンガルズ主力RB”セドリック・ベンソン”が出てくるので、ハリスがいないと、パスラッシュだけでなくランストップもヤバイです(=0=;)。

▼大方の予想はベンガルズ勝利。しかしライアンはスーパーボウル制覇へ自身アリ。
「どのチームがスーパーボウルを制覇するか?」という賭けでラスベガスでのオッズは12チーム中最下位のJETS。
しかしHC”レックス・ライアン”は勝つ気まんまんで、「もしこのプレイオフに出場するチームどこでもコーチできると言われても、私はジェッツを選ぶよ」と言っており、JETSファンが望むスーパーボウル制覇という彼岸達成に自信アリです。

JETSといえばQB”ジョー・ネイマス”(映画化の話はどうなった?)で制した第3回スーパーボウル以降、プレーオフには度々顔を出すもののスーパーボウルにすら出場していません。
現在のNFLは32チームと全米4大スポーツの中でチーム数が最も多く、スーパーボウルを一度も制覇していないチームも少なくありません。
チームの半分がプレーオフに出れる意味不明な日本のプロ野球より頂点への道のりは数倍けわしいのです。

しかし、このブログは「JETSがスーパーボウルを制覇するまで」と初めに公言しているので、マジで制覇したらどうしましょ。ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

▼どうなるベンガルズ戦
ベンガルズはQB”カーソン・パーマー”の左手親指のケガや先週の練習中に滑って負傷したWR”チャド・オチョシンコ”の左足のケガ。それに加えて先週のレシーバー陣の落球の多さから見て、やはりRB”セドリック・ベンソン”を多用して地上戦に持っていくでしょう。

対するJETSもベタにRB”トーマス・ジョーンズ”のゴリ押しランで責める地上戦対決となります。
ただ前回と違って気をつけなければならないのが、ベンガルズは先週温存していたDT”ペコ”が出場すること。こいつがクセものでジョーンズのランも出にくくなるでしょう。
(Madden10でジョーンズのランをほとんどペコに止められた経験があります(=_=#))

加えてJETSは先週のプレーオフ出場がかかった決戦に手の内を見せすぎました。
爆発したブラスミのワイルドキャットも先週ほど期待はできません。

となると、やはりQB”マーク・サンチェス”にどうしても頼らざる得ません。2試合連続でINTなしだったのですが、これは2試合とも消化試合だったので参考にならず。久々のガチバトルにINT病が再発するのが一番恐ろしいです。パスラッシュに負けて中途半端なパスを出すと高確率でINTされるので、OLの踏ん張りにもかかっています。

そしてサンチェスの必殺技である、ランプレイを印象づけたところで、ここぞという所で出すエンドゾーンへの超ロングパスが決まるかどうかにも注目です。1試合に1発はこれを投げます。
先週は強風で捕球が難しく、エドワーズが惜しくも弾いてしましましたが、サンチェスの超ロングパスはレシーバーしか取れないドンピシャの所に確実に落とします。この1発しか使えない大砲を絶妙のタイミングに出せるか、そしてエドワーズがキャッチしてくれるかも大きくモメンタムを左右するでしょう。

今回のベンガルズは先週と同じくネコなのか?それともネコの皮を抜いでトラが出るのか?
運命のリターンマッチはまもなくです。