NFLこそ真のロード・オブ・ザ・リング
3回で終わるハズのスーパーボウル特集はオードリー効果のため、NFLを知らなかった人のため用に1回だけ番外編を追加します。
スーパーボウルに勝利したチームにのみ与えられる栄光の証。それが「スーパーボウルリング」です。
これを手にする事はアメリカンフットボールに携わるもの全ての憧れ。皆がこの指輪を求めて長い旅に出発する、まさに「ロード・オブ・ザ・リング」です。
過去のリングを紹介するとともに、唯一日本人でこれを持っている人を紹介します。
[SPONSORED LINK]
▼これがスーパーボウルリングだ!!
以下のURLで全大会のリングを見ることができます。
http://sports.espn.go.com/nfl/rings
このリングはNFLが1個5000ドルで150個までの制作費を負担してくれます。それを超える場合はチームの自腹となります。
画像の中央のリングは前回の第43回大会でスティーラーズが優勝した時のリング。63個、計3.61カラットのブリリアント・カットのダイヤが埋め込まれています。そして円を描く6つの大きなダイヤモンドは6回優勝した事をあらわしています。
第38回のペイトリオッツもリングも104個の5.5カラットのダイヤが埋め込まれており、超豪華です。
▼日本人で唯一スーパーボウルリングを持つ人物。
と、言いましても日本人がNFLの開幕ロースター(公式戦の選手登録)に入ったことはありません。
現在、レイブンズに”ナカムラ・ハルキ”や、今回スーパーボウルに出場するセインツに”スコット・フジタ”という名前の選手はいますが、ハーフであり純粋な日本人ではありません。
なぜ、スーパーボウルはおろか、NFLの選手にも登録されていない日本人がスーパーボウルリングを持っているのかというと、リングは選手だけでなくコーチやトレーナーなどそのチームに関わる関係者にも贈られるからです。つまりスーパーボウル制覇は選手だけの力では無いと言う事です。
左の画像の方「磯有理子」さんが日本人唯一のスーパーボウルリング保持者かつ、NFL唯一の女性トレーナーです。
磯有さんはスティーラーズのトレーナーとして第40回と第43回のスティーラーズ優勝時のスーパーボウルリングを持っています。
NFL選手でも手に入れることが夢のまた夢であるリングを女性で、しかも日本人が2つも持っている事は奇跡中の奇跡です。
その割りに日本のメディアの取り扱いが小さすぎるのが残念です。