NFLイメージ
イトの原点に立ち返ってみる
あっという間にスーパーボウル直前ですが、オードリー効果のおかでで今までNFLを見たこと無い人までJETS狂に訪れているようです。

専門用語や予備知識ありきのネタばかり飛び交うNFLブログを見て、知らない人でも分かりやすいNFLブログを作ろうと思ったのが事の始まりでしたので、ここでワタシなりに今回のスーパーボウルの見所的な記事を書こうと思います。

すんごい適当なので、ツッコミは無しでお願いいたいます。m(_ _)m

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▼ルールを知らなきゃ見れないよね
かなりおおざっぱですが、基本的な流れは試合の進行(基本ルール)を参照してください。

▼スーパーボウルとは?
プロアメリカンフットボール「NFL」に所属する32チームの頂点を決する試合。32チームはAFCとNFCの各リーグ(カンファレンスといいます)に16チームずつ所属しており、AFCの優勝チームとNFCの優勝チームが試合をするのがスーパーボウルです。
日本の野球に置き換えるとAFCがセ・リーグ、NFCがパ・リーグ。スーパーボウルが日本シリーズだと思うと話が早いでしょう。
しかしスーパーボウルは1試合のみ一発勝負。日本シリーズのように5試合も6試合もしません。
(ちなみにハードな内容のため公式戦はプレーオフ合わせても各チーム週1回で20試合以下です。野球みたいに140試合もしません。)

このスーパーボウルは世界中に生中継されるビッグイベント。とくに本国アメリカでは、この日は外にピザ配達のバイクしかいないというぐらい全員テレビにかじりつきます。
全米の歴代最高視聴率も2位以下はほとんどがスーパーボウルです。(ちなみに全米史上1位の視聴率の番組はこちらの記事を参考)

▼会場は?
日本シリーズは出場チームのホームとアウェイでやりますが、NFLはあらかじめシーズン前に会場を決めてます。運がよければホームグラウンドでスーパーボウルとなりますが、ホームがスーパーボウル会場に決まったチームはスーパーボウルに出場できないというジンクスがあるぐらい、この可能性は低いです。

そして今回は”マイアミ・ドルフィンズ”の本拠地マイアミで行われます。詳細は過去の記事「Super BowlXLIV(44)特集1 - ハコをチェック」を参照してください。

▼対戦チームは?
今回の一番の目玉が対戦チームです。互いにレギュラーシーズン(プロ野球でいうとクライマックスシリーズ前までの公式戦)の最後2,3試合まで無敗だった圧倒的な強さを持つチーム同士の激突なのです。

NFLイメージ AFC代表:
インディアナポリス・コルツ

馬の蹄鉄のマークに青と白のユニフォームが目印。
シーズン16試合中、開幕14連勝の強豪。しかもラスト2試合は優勝決定後の消化試合で手を抜いて負けたためなので、本気出すと実質無敵のチームです。

その特徴はクォーターバック(QB)”ペイトン・マニング”の防御不能のパス攻撃。一度、相手のディフェンスの傾向やクセを見抜くと、全レシーバー(パスを受ける選手)にまんべん無くパスを投げわけてタッチダウンを奪います。

そして、いくら劣勢であっても試合終盤にひっくり返して、逆転勝利を収める傾向が強いのです。
時間が経てばたつほど強くなるところに注目です。

NFLイメージ
コルツのキープレーヤー

QB#18:ペイトン・マニング
アメフトを知らない人でも聞いたことがある言葉「クォーター・バック」それは攻撃の司令塔であり、基本パスを投げるポジションです。
その現役最強と呼び声高いのがコルツのQB”ペイトン・マニング”です。

←このデコが広くてナデ肩の銀行員みたいなオッサンが??と思いでしょうが、見た目からは想像できぬバケモノです。

父はかつてセインツでQBをつとめた”アーチー・マニング”、弟は現役でニューヨーク・ジャイアンツのQB”イーライ・マイング”というQBのサラブレッド一家。

エリート中のエリートが2度目スーパーボウル制覇に挑みます。

NFLイメージ
NFC代表:
ニューオリンズ・セインツ


ユリの紋章に金と黒のユニフォームがトレードマークの聖者の軍団。
こちらも開幕13連勝とコルツにひけをとらない強さ。
こちらの特徴もQB”ドリュー・ブリーズ”のパス攻撃ですがマニングに比べてド派手なロングパスが多いです。

それに加えてランニングバッグ(RB:ボールをもって走る選手)”ピエール・トーマス”と”レジー・ブッシュ”のラン攻撃も強力です。
(RBはオードリー若林のポジション)

守備では、ハリウッド俳優と同姓同名の”ウィル・スミス”がコルツの”ペイトン・マニング”にぶっ倒しに襲いかかるので注目。ちなみにこの人のポジションがオードリーの春日と同じディフェンスエンド(DE)です。

NFLイメージ セインツのキープレーヤー

QB#9:ドリュー・ブリーズ
そしてエリートの”ペイトン・マニング”に対抗する攻撃の司令塔はセインツQB”ドリュー・ブリーズ”。

エリートのマニングと違って、こちらは高校時代に高い成績を収めても身長が低かった(と言っても183cm)ため、名門大学から呼び声はかからず、プロになってもせっかく掴んだ先発を押し出されたりと、実力はあるのに不遇な道を歩んできました。

しかしセインツに移籍してからその実力を遺憾なく発揮してチームを史上初のスーパーボウル進出に導きました。

今回の目玉の一つにこの”エリート vs 苦労人”の構図もあります。

NFLイメージ
と、かなりおおざっぱですが、いかがでしたでしょうか。
アメフトは他のスポーツとは異質のものですので、初めは何をやっているか理解に苦しむと思います。

しかし異質だからこそ、他のスポーツにはない魅力が多くあるのです。そして全米4大スポーツの中でファンの数はメジャーリーグの倍以上いる圧倒的な人気スポーツ。

そのため全米の競技人口も圧倒的に多く、プロのNFLに入れるのはオリンピック選手以上の運動神経を持つバケモノばかりです。そのバケモノが繰り出す超人的プレーはCGかと思うぐらいです。

で、本サイト「JETS狂の宴」とは「ニューヨーク・ジェッツ(NY JETS)」を応援するサイトでございます。
←彼が我らがJETSの司令塔かつ、去年プロになったばかりのルーキーQB”マーク・サンチェス”です。
(この写真はスーパーボウルのメディアデイに参加してサイン中)

NFLイメージ JETSは勝てばスーパーボウル出場のAFC決勝戦まで、進みましたがコルツに敗れてしまいました。

ルーキーのサンチェスがここまでこれたのは偉業です。
来シーズンは必ずJETSをスーパーボウルに導いてくれると思います。

(←メディアデイに参加中のサンチェス、その2)

、ということでオードリーをきっかけにアメフトを知ったが、その先どうしていいのか分からない人たちは、とりあえず来シーズンから強いのか弱いのか分からない中途半端なおもしろ中堅チーム「ニューヨーク・ジェッツ」を応援してみよう!!!
(結局最後はCMですΣ(・ω・ノ)ノ!)

→その他、詳細な情報はNFL JAPANのスーパーボウル特集で。