それほどオードリーファンでは無いのですが、「俺たちクイズ
マン」でオードリーがLFLを紹介

」に続いて、またオードリー×アメフト ネタに出くわしました。
「やりすぎコージー」のやりすぎ都市伝説という企画で、「なぜスーパーボウルのハーフタイムが大物アーティストのショーになったのか?」という都市伝説をオードリー若林が語りました。

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「やりすぎ都市伝説」とは芸能人が知る都市伝説を無責任に語るコーナー。
今回もマイケル・ジャクソンはブラマヨ小杉に憧れて曲の中に小杉のギャグを入れたとか、日本と韓国で220kmとの海底トンネルを掘っているとか、いろんな話が出るわ出るわ。
兵頭(矢野兵頭)の幽霊の話の収録中にマイクにおかしな音が入るというトラブルも発生するなど、全てにおいてウソかホンマか分からない内容で、視聴者を釘付けにします。

その中でオードリー若林が話したのは「なぜスーパーボウルは大物アーティストが呼ばれるようになったのか?」という内容で、語った内容はうろ覚えなんですけど、昔のスーパーボウルは聖歌隊がなどが出てくるだけのもので誰も興味が無く、この時間に全米中の人が一斉にトイレに行く事になる。そうすると水道管の水圧が一気に高くなり、水害が発生していた。その水害を回避すべくマイケル・ジャクソンが協力してハーフタイムに登場し、水害が起こらなくなった事で、その後もアーティストが呼ばれる事が慣例になったとの事です。

実はこの都市伝説、若林が勝手に作ったものでなく、私も過去にどこかで聞いた事があります。
しかし実際はハーフタイムに視聴率が落ちる事を懸念した関係者が、思い切ってマイケルに交渉し、「スーパーボウルが数多くの発展途上国を含む世界100カ国で放送されて、世界各地に駐留している軍関係者にもライブで観てもらえる」という内容がマイケルのチャリティ心に火をつけて、出演にこぎつけたようです。

水害を防ぐためというならハーフタイムに目が離せなくなると、その間のCMという更に狭い時間帯に集中してトイレに殺到し、逆効果になると思うので、はっきりいってウソでしょう。しかし、信じるか信じないかはあなた次第・・・・・・。

※オードリーは毎週見てる「ぷっすま」でも2週連続出演だし、週何回見てるか分かりません。
完全にM-1効果から離れて定着しましたね。しかし人間ケガをすると弱るもので、春日のパワーが骨折以後低下している感があります。そこは若林が上手いこと人気を支えており、本当にバランスのいいコンビだと思いますね。

▼おまけでハーフタイムの真実:NFL JAPAN[2009年07月10日(金)]
報酬0円でも快諾 M.ジャクソンがNFL界に残した功績 [近藤 祐司]

現地6月25日、享年50歳で急死したというマイケル・ジャクソン氏の訃報は、世界に大きなショックを与えた。2週間近く経った今でも、世界各地で毎日の
ように追悼イベントが行われており、先日、ロサンゼルスのステープルズセンターで行われた追悼式には、25万人のファンが集結したという。たくさんの人に
惜しまれて逝ったマイケル氏は、実は、NFLにも多大な功績を残している。

 ジャクソン氏こそ、スポーツとトップエンターテイメントを融合させ、スーパーボウルが世界の人々の注目される”メガ・イベント”として認知されるきっか
けを作った張本人であった。

 1993年、QBトロイ・エイクマン率いるダラス・カウボーイズが、52対17でバッファロー・ビルズを下した第27回大会のハーフタイムショーでの
ジャクソン氏のパフォーマンスは、スーパーボウル・ハーフタイムショーの新たなスタンダードを築いたと言われている

 それまでのハーフタイムショーといえば、カントリーミュージシャンやマーチングバンド、ディズニー・キャラクターなどの、いわゆる”万人向き”のものが
多かった。しかし、ハーフタイムショーの視聴率が試合に比べて10%近く落ちることを改善し、13歳から35歳といった若い世代の視聴者層を獲得したいと
思ったNFLサイドが、これまでの保守的な路線から脱皮し、当時、人気絶頂にあったジャクソン氏に白羽の矢を立てたのだ。 

 その思惑が見事的中し、ジャクソン氏のハーフタイムショーは、スーパーボウルの前半戦よりも高い視聴率を記録したのであった。結果、スーパーボウルその
ものの価値が上がり、世界のトップアーティストを毎年ハーフタイムショーに招くことが定着していったのであった。ジャクソン氏以降は、ダイアナ・ロス
(1996年第30回大会)、スティービー・ワンダー(1999年第33回大会)、エアロスミス(2001年第35回大会)、U2(2002年第36回大
会),ポール・マッカートニー(2005年第39回大会)、ザ・ローリング・ストーンズ(2006年第40回大会)、プリンス(2007年第41回大
会)、ブルース・スプリングスティーン(2009年第43回大会)など、錚々たる顔ぶれがステージに立ち、スーパーボウルは世界の誰もが認める”メガイベ
ント”として確立していったのである。

 ジャクソン氏との出演交渉を行ったときの逸話を記した当時の雑誌記事を読むと、NFLサイドの苦労話が載っていた。まず、スーパーボウルさえ知らなかっ
たジャクソン氏に、まずNFLがどんなスポーツで、誰がプレイするかなど、一から説明しなければならなかったという。そして、引き受けてもらうまでに合計
3度断られたが、スーパーボウルが数多くの発展途上国を含む世界100カ国で放送されて、世界各地に駐留している軍関係者にもライブで観てもらえることが
マイケルの心を動かし、「さすがに、僕もそこはコンサートツアーでは行けないからね」と語って、承諾に至ったという。チャリティー活動に最も熱心だった
ポップスターとして、ギネスブックにも記載されているジャクソン氏らしい出演動機であったといえる。

 ちなみに、スーパーボウルのハーフタイムショー出演料は、一切ないのが通例。ジャクソン氏ももちろん”ノーギャラ”。交通費や宿泊費などの必要経費だけ
しか支払われなかった。だが、その他に、ジャクソン氏が設立した基金「Heal the world
foundation」にNFLが10万ドル(現レートで約1,000万円)を寄付したことが記録されている。

 私も、1993年のハーフタイムショーでマイケルが歌ったチャリティソング「heal the
world」は、当時日本でも大ヒットしていて、今でも記憶に鮮明に残っている。

 ポップシンガーとしてのみならず、チャリティ活動にも一番熱心で、スポーツとエンターテイメントの融合にも大きく貢献して世界に衝撃を与えたジャクソン
氏。その功績は、まさにキング・オブ・ポップの称号がふさわしい。偉大な故人に敬意を表し、NFLファンの一人として、ご冥福をお祈りしたい。