ナードの朝
私のみならずJETSファンの間では人気が高かったS”ジム・レナード”。

パフォーマンスのみならず知力あるD#でJETSの最後尾を守り続けるも2シーズン連続のシーズンアウトが響いて今シーズンのJETSとの契約延長はなりませんでした。そして、この度ブロンコスと契約したようです。

GMタネンバウムが「彼との再契約は考えていない」と言いつつも、JETSに戻ってきてくれる事を願っていたので、残念なニュースです。


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▼S”ジム・レナード”
2005年にドラフト外でビルズに入団し、3年活躍した後に2008シーズンにレイブンズと1年契約。
1年間レイブンズ守備の最後の砦を勤め、レイブンズのチャンピオンシップ進出に貢献。2009年にFAとなり複数のチームが関心を寄せるが、HC”レックス・ライアン”がJETSへ呼び寄せます。

身長の低い白人が瞬発力と運動神経がモノを言うセーフティーというポジションにいるのが珍しいですが、頭の良さと読みのスルドさでJETSの最後尾をまかされていました。
加えて、テレビにはあまり映りませんが、実は彼がD#の陣形を最後尾からチェックして、大声をだして細かい指示を与えるDBの指揮も勤めていました。

その証拠に2010シーズンWeek13のペイトリオッツ戦直前の練習中に負傷して、シーズンアウトすると、ペイトリオッツ戦ではリーグ屈指の守備力を誇っていたD#がバラバラになってしまい、3-45という歴史的大敗を喫してしまいました。

さらに2011シーズンでは、Week12のチーフス戦で倒れた際に左足をつかまれて、じん帯断裂でシーズンOUT。その次戦のイーグルス戦はこれまた19-45という大敗を喫します。
レナードがOUTした翌週は、堅守のJETSが45点取られるという、なんとも彼の重要性が分かりやすい記録です。

最後尾を守るのみならず、神出鬼没のセーフティーブリッツも得意としておりました。OLのすき間や裏から不意に襲い掛かる高速ブリッツは、数々の窮地を救いました。

 

▼レナードの新天地はブロンコス
レナードは手術とリハビリを完了し、JETSとの再契約を待っていましたが、JETSはSの補強に元レッドスキンズS”ラロン・ランドリー”、元ドルフィンズS”イエレマイア・ベル”と契約。
やはり2シーズ連続で肝心な所でシーズンアウトした事が響いて、JETSはレナードと再契約は行いませんでした。

数日前にレナードが古巣のビルズを訪れるというニュースが流れましたが、今朝になってブロンコスと契約したニュースが流れました。
ブロンコスのチーム事情はS”ブライアン・ドーキンス”の引退に加えて、S”クィントン・カーター”が練習で右ひざとハムストリングを負傷し、手術が必要になったため、急遽Sの補強が必要になったとの事です。

常に好きな選手がチームを去る事は残念なのですが、仕方の無い事。ブロンコスでは、せめてシーズアウトしない事を祈っております。

 

▼C”ニック・マンゴールド”、オリンピックに出場する妹の応援のためロンドンへ
C”ニック・マンゴールド”の妹”ホリー・マンゴールド”がオリンピックの重量挙げ78kg超級に参加することは、以前のニュースでお伝えしましたが、マンゴールドは妹の応援のためキャンプを離れ、急慮ロンドンへ行きました。

以前からチームの方を優先するために応援に行かない事を公言しておりましたが、HC”レックス・ライアン”がマンゴールドから、大事な時期にチームから離れる罪悪感を除くために、行くように指示したとの事。

妹さんには金メダル。そしてマンゴールドにはSBリングと今シーズンはダブルゲットして欲しいものです。

 

▼おまけ:レナード動画
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=lAI-tSbPVeY[/youtube]