ハンター×モレター
プレシーズン2戦目は恒例のニューヨークシリーズ。同居人のジャイアンツと対戦です。
昨シーズンの王者かつ、レギュラーシーズンで負けている相手だけに、プレシーズンでせめて勝っておきたいのですが、やはり攻守ともに強い。
一矢報いて、レギュラーシーズンへの自信に繋がるのか、重要な1戦です。
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2012年08月19日 @メットライフ・スタジアム
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | total | ||
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ジャイアンツ | (0-0-0) | 3 | 10 | 3 | 10 | 26 | |
ジェッツ | (0-0-0) | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
▼総評
・O#
今回も絶不調でTD0。ホームズ、カーリー、チャズ・シレンスのWRの上から3人が欠場とはいえ、今シーズン未だにTDが無いのは問題でしょう。
サンチェスは前回よりも好調なスタートを切るもフォルススタートでリズムが崩れて、長続きせず。4th-1ydのギャンブルなんて、ちょっと前なら軽くねじ込むのがJETSだったのに防がれちゃいました。
「グラウンド&パウンド」をうたっているだけに、この1ydも押し切れないのは恥ずかしい。。。
O#不振の原因は、昨シーズンも漏らしまくったRT”ウェイン・ハンター”。直接的にも間接的にもハンターが漏らしたせいでサンチェスが潰されます。
JPPやジャスティン・タックを相手にハンターは役に立ちません。
加えて調子いいところでOLのフォルススタートやホールディングで足を引っ張られるなどO#にいい所がありませんでした。
サンチェスもカバーされているWR#88″パトリック・ターナー”へ投げてCB#36″Jayron・Hosley”にINTされます。もうちょっとリード気味に投げりゃ良かったのに、コントロールがつかなかったのでしょう。
対抗馬のティーボウも2ndチームのパスプロは1stよりも硬くて、順調にパスを通すシーンがあるもののやはり最後までO#はノリ切れず。
レシーバーの落球にも足を引っ張られました。特に WR#84″スティーブン・ヒル”が取れてりゃTDのパスを落としたのが痛かった。やはり評価どおり、プレーに荒さがあります。
そしてティーボウもコントロールがだんだん乱れてきて、最後の方は目も当てられません。セーフティーバルブへのパスを大暴投。
全般的にレシーバーの層の薄さがヤバイです。サンチェスもティーボウも迷い迷って投げあぐねるシーンが多すぎます。ホームズとカーリーが復帰すれば改善はされるんでしょうけど、ドラ2のWR#84″スティーブン・ヒル”はエースとしては力不足。新加入のWR#85″チャズ・シレンス”も期待感は薄いです。
プロボウル級のOLをずらっと揃えて、WRも充実していた2009、2010シーズンにSBを制覇しとくべきでした。O#力の低下は否めないです。
・D#
WR#80″ヴィクター・クルーズ”には苦戦したものの、D#は安定した力を見せます。特にランを圧力で潰すDLの破壊力は期待どうりです。
今回もドラ1のコプルスが活躍。中央に穴が出来てランで抜けられたと思ったら、長いリーチでRBのジャージを片手で掴んで、引きずり倒すパワーを見せます。
他にもスクランブルの阻止や、サックにつながるブリッツの穴を開けるなど、これはレギュラーシーズンにも期待できるでしょう。
心配であったベテランSコンビは問題なく機能。DB#30″ラロン・ランドリー”が1INTを記録しております。(イーライの投げそこねた先に運よく居た感じですが)
ドラ7のSS#39″アントニオ・アレン”も意外とやるようで、WRより層が薄いと思っていたSが実は厚いのではないかと、感じました。
・ST
これが最悪。K#03″ジョシュ・ブラウン”は近距離のFGトライでポールに当たって入る精度の悪さを見せます。
それよりもガッカリしたのがP#04″T.J・コンリー”。3回ぐらいミスパントをし、これがTDを与える致命的なミスとなります。
至急、補強が必要なレベルです。
STで救いだったのがLB#51″アーロン・メイビン”がパントブロックを見せた事ぐらいでしょう。
・
JETSは2試合して未だTDなし。D#が頑張ってもO#とSTで足を引っ張る状況は、昨シーズンから何も進歩がありません。
このひどい状況に私は、「実は開幕戦のビルズを油断させるために、既にスパラノが心理戦を仕掛けているんだ」と、勝手な妄想を抱いております。
(´・ω・`)
:サンチェスの成績はパス 9/11の59yd、1INT。
最初はランと絡めてテンポが良く見えたのですが、OLの反則やミスに足を引っ張られ撃沈。
そして、コントロールも乱れINTされます。
昨シーズンと何も変わっていません。
:ティーボウの成績はパス 5/14 69yd獲得。
投げあぐねてスクランブルするも捕まるシーンが目立ちました。
もはやどのチームもティーボウ対策は出来上がっているのでしょう。やばし。
プレシーズンであんまり調子良すぎても…ではありますが、プレーする以上はというところもあるわけで。
今が最低レベルと思えば期待は出来るわけですけど、勝ち負けはともかく7サック食らうオフェンスライン(主にハンター?)とかなんともしょぼく見えるWRとか、ごり押し出来ないRBとか、頼りなさしか感じない両QB(ライアンは擁護してるみたいですけど)とか、お粗末なプレーばかりのSTとか、正直弱いチームにしか見えないですね。
2009、2010も強いチームだったかと言えば微妙ですけど、ポジションの要に信頼できる選手がもっといましたよね。WRはホームズ戻ればもうちょっと良くなるにしても彼だけではどうにもならないわけで。
ここに(当時のコンディションの)トーマスジョーンズなりエドワーズ、コッチェリー、ブラッドスミスやウェザーフォードなりがいればと思ったり。でもファンなんで予想を裏切るジェッツクオリティなシーズンを期待して応援します。
まぁプレシーズンなんで、ここでウミを出せればレギュラーシーズンにはチームが出来上がると思うんですけど、やっぱダメな状況は見たくないですね。
2009などチャンピオンシップに出場した年も強くは無いんですけど、何かを期待できる選手達がいました。ウッディやファニカなどマンジーニが残していった最強のOLも今や見る影ないです。
とにかく敗戦の悔しさを糧に開幕に向けて一層の努力を期待するのみです。
(※ハンターは除く)
ラムズのクレメンスはTDパス決めたと思ったら、レビューで取り消されてましたね。ただジェッツにいたときより良くなっているような気も…。
クレメンスをすっかり忘れとりました。TDパスを取り消されましたか、まさに 哀れ!クレメンス!!(ToT)。
ジェッツにいた時も最後の方は良かったですよ。元から強肩がウリで、デキの波が激しいだけですが、近年は成長しています。
まぁ、ブラッドフォードが要る限り先発になれない運命である事がカワイソウですね。
逆にジェッツO#はTDすら取れない状況。スパラノのO#見ててもショッテンハイマーと同じようなものかと、思う今日この頃です。
次は、急激にチーム再建が進むPanthers戦ですね。
スーパーボウル王者Giantsと比べるまでもなく、あんまりパスラッシュ力は高くないチームだと思います。
昨季もたった31QBサックですし。
ここにパスプロが保たないようだと、本格的にマズいのではないかと思ってます。
プレシーズンとはいえ第3週、最も主力が登場するゲームですので、それなりに実戦モードの結果を残しておきたいところです。
ぶっちゃけ、RT問題はどう思われます?
個人的には、多少強引にでも荒療治が必要と思っています。
今季1年限りでも何とか埋めれるベテランの獲得か、今年を棄ててでも将来数年に渡って托せる若手の起用かに懸け、いずれにせよRTハンターにはバックアップに回っていただくしか。
ここが埋まらないと、プレイオフへの展望がなかなか拓けないんですよね…。
ハンターに関して、ライアンは「先発とは限らない」言うぐらい 、かなり評価を下げたので1戦目で活躍したハワードをRTに入れる可能性が高いですね。
チーム内で競争させるのがプレシーズンであり、バックアップに戻すのにいい機会だと思います。
とにかくRT問題さえ片付けば、ホームズとカーリーがキャンプ中に練習に戻るので開幕までには万全の体制でいけるでしょう。
3戦目はせめてTDとって欲しいです。