最終決戦へ進んだ猛者どもよデテクイヤ!
毎度恒例の適当なプレーオフ出場チームの紹介です。
今シーズンの目玉は連勝が止まらぬレイブンズと、久々にワイルドカードから戦うペイトリオッツでしょう。
チャンピオンシップはこの2チームが再び激突するのか?それともペイトリオッツ以外が勝ちあがるのか!?
ワクワクが止まらんですな。
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第1シード:ボルティモア・レイブンズ
(1回戦免除)
変幻自在、三本足の八咫烏
名HC”ジョン・ハーボ―”が、かつてスーパーボウルを制したQBを”ジョー・フラッコ”からQB”ラマー・ジャクソン”に乗り換えて、再びスーパーボウルを目指す。
QB”ラマー・ジャクソン”はQBが豊作だった2018年ドラフトにて、他のエリートQB達より下位の全体31位でレイブンズに獲得される。
ルーキー時代の2018年シーズンは、シーズン途中から先発を任されプレーオフに進むも、チャージャーズの戦略に自慢の足を封じられ敗北。
しかし、2019シーズンは、49ers時代にQB “コリン・キャパニック”を活かした戦術を展開したOC”グレッグ・ローマン”を起用することでジャクソンは完成する。
元セインツのドラ1RB”マーク・イングラム”のランと併用してジャクソンも走るうえに、高精度のTEへのミドルパスやロングパスもあるため、まず相手D#は守り方が分からず混乱の渦に叩き落とされる。
Week12では、昨シーズンにスーパーボウルへ出場したラムズ相手に全5ドライブを全てTDで終わらせる無双ぶりを見せた。
それに加えて伝統のD#の強さも健在で、1列目に大ベテランNT”ドマタ・ペコ”を筆頭とし、DB陣にはCB”マーカス・ピータース”とCB”マーロン・ハンフリー”に加えて、元シーホークスの最後の砦S”アール・トーマス”が控える鉄壁の布陣。
現在12連勝中で勢いがあり、さらに12名ものプロボウラーを輩出している過去最強のレイブンズは今シーズンの台風の目である。
他のチームがどうやってレイブンズの攻撃を止めるかに注目が集まる。
第2シード:カンザスシティ・チーフス
(1回戦免除)
「マッデンの呪い」を乗り越えろ
昨シーズンに続き、運動神経が変態的なQB”パトリック・マホームズ”がプレーオフに進出。
今シーズンは、カバープレイヤー(ゲームの表紙)に起用されたら呪われることで有名な「マッデンの呪い」のせいか、シーズン途中に負傷して離脱するも、復帰してチームをプレーオフに導く。
O#は、児童虐待疑惑の苦難を乗り越えたWR”タイリーク・ヒル”とTE”トラビス・ケルシー”のおなじみの強力レシーバー陣がマホームズを支える。
D#は1列目のDT”クリス・ジョーンズ”とDE”フランク・クラーク”がサックを量産。
元レイブンズのLB”テレル・サッグス”や、元ジェッツのドラ1LB”ダロン・リー”といった選手も注目である。
今シーズンは、最終戦でペイトリオッツがドルフィンズに敗北したため、第2シードをゲットし、2年連続で1回戦免除。
昨シーズンのチャンピオンシップでペイトリオッツに敗北しているが、今シーズンはレギュラーシーズンで勝利しているので、プレーオフでもペイトリオッツを撃破し、スーパーボウル進出への期待がかかる。
いよいよHC”アンディ・リード”は念願のスーパーボウル制覇となるか!?
第3シード:ニューイングランド・ペイトリオッツ
(1回戦はタイタンズと対戦)
帝王ブレイディ、最大のピンチ
11年連続の地区優勝を果たし、相変わらず「ブレイディのチーム」という印象であるペイトリオッツだが、今シーズンの特徴はリーグ1位のD#。
スーパーボウルを制覇したLB”カイル・バンノイ”やLB”ドンタ・ハイタワー”、CB”デビン・マッコーティー”、S”パトリック・チャン”に加えて、元ビルズのS”スティーブン・ギルモア”といった強力すぎるメンツを見るとそれも納得である。
O#は当然、帝王ブレイディが率いる強力なラインナップなのだが、シーズン序盤の”アントニオ・ブラウン”騒動に加えて、シーズン後半からブレイディが肘を痛めていることが話題となり、O#力は低下。D#に頼る勝利が多い事が不安材料である。
加えて、常勝軍団ペイトリオッツにとって1回戦免除は当然であったはずが、今シーズンは最終戦で予想外すぎるドルフィンズ戦での敗北により、久し振りにワイルドカード(1回戦)からの登場となった。
ペイトリオッツがプレーオフ1回戦から登場するのは実に2009年シーズン以来で、この時はホームのジレットスタジアムでレイブンズと対戦したのだが、RB”レイ・ライス”のランを止められず第1Qに24失点し敗北。
(※レイ・ライスは後にDV事件でNFLをキャリアを閉じる)
ファンにとってはトラウマになるような事件だったので、1回戦からのプレーオフ出場も大きな不安材料に間違いはない。
どうするよ、ブレイディ!?
第4シード:ヒューストン・テキサンズ
(1回戦はビルズと対戦)
オードリー若林との癒着チーム
QB”デショーン・ワトソン”の加入によりチーム力が安定し、今シーズンも地区優勝でプレーオフ出場を決めたテキサンズ。
レギュラーシーズンではペイトリオッツを倒しており、もはやプレーオフを勝ち抜く力と自信はあるだろう。
O#はワトソンとプロボウルWR”ディアンドレ・ホプキンス”のホットラインは健在かつ、地上戦においてはRB”カルロス・ハイド”が支える。
問題はD#力がリーグ28位という低さなのだが、プレーオフにはチームの顔というべきLB”J.J・ワット”が復帰する予定であり、戦力的にも精神的にも大きなプラスになるだろう。
また成績を見ると1敗2勝のパターンを気持ち悪いぐらい繰り返しており、前試合は負けているので、次の試合は勝つという分析もできる。
しかしパターンどおりならスーパーボウル制覇は無理なのだが、そこはなんとかしてくれ。
第5シード:バッファロー・ビルズ
(1回戦はテキサンズと対戦)
念願のスーパーボウル制覇、秒読み段階
2年前に奇跡的にプレーオフに進出し、米国4大スポーツで1番プレーオフから遠ざかっているチームというレッテルを払拭したビルズ。
そして、2018年ドラフトにて獲得したQB”ジョシュ・アレン”の成長により、今シーズンは早々にプレーオフ出場を決めるほどの力をつけた。
O#はアレンの常識ハズレの強肩と俊足が頼り。それを支えるのがRB”デビン・シングレタリー”のランと、WR”ジョン・ブラウン”のレシーブ力となる。またベテランRB”フランク・ゴア”の突破力も見逃せない。
D#もリーグ3位と強力で、ルーキーDE”エド・オリバー”の獲得でパスラッシュが強化され、DBにはプロボウルCB”トレデイビス・ホワイト”とS”マイカ・ハイド”、S”ジョーダン・ポイヤー”が控えている。
不安材料としてアレンのボールセキュリティーの甘さがあるのだが、そこは彼の成長を信じるしかない。
とにもかくにも、近年最強のビルズである事に間違いはなく、念願のスーパーボウル制覇が現実味を帯びてきたのはたしかである。
第6シード:テネシー・タイタンズ
(1回戦はペイトリオッツと対戦)
ライアン・タネヒルの第2章
近年はQB”マーカス・マリオタ”のためのチーム作りを進めてきたはずだったが、今シーズンは革命が起こった。
元ドルフィンズのフランチャイズQBであった”ライアン・タネヒル”をマリオタのバックアップとして獲得したのだが、マリオタ不振からタネヒルを先発へ昇格するや否や、チームの快進撃が始まり、9勝でギリギリプレーオフに滑り込んだ。
O#はタネヒルの精度の高いパスとルーキーWR”A.J・ブラウン”とのホットラインがカギを握る。地上戦ではプロボウラーかつ今シーズンのリーディングラッシャーであるRB”デリック・ヘンリー”の強力なランがさく裂すれば、試合を有利に運べるだろう。
D#は元パッツのCB”マルコム・バトラー”を負傷により失うも、サックリーダーのLB”ハロルド・ランドリー”とCB”ローガン・ライアン”、S”ケビン・バード”が支える。
何にせよドルフィンズ時代は負傷と性格の悪さ(?)で力を発揮できなかったタネヒルがいよいよ真価を見せて、苦渋を飲まされ続けたブレイディにリベンジする時がきたのである。
毎度毎度のペイトリオッツが12月に三敗して、シード順を落とすなんて、終わってみればやはりペイトリオッツ出なくて。今年こそは違う結果になりそうですね。
ペイトリオッツのオフェンスは結局開幕前に危惧した通りになってしまいましたね。
やはりグロンコウスキーの穴は大きかったし、WRもエデルマン以外は役不足でした。
無理を承知でアントニオブラウンを獲得したのも今思えば納得できます。
あくまでブレイディ次第ですが、私はなんとなく来季グロンコウスキーが復帰するような気がします。
そして大物WRを獲得してブレイディの花道を作ってあげてほしいのです。
これだけ偉大なQBです。
彼には輝いたまま引退してほしい。