スペシャルの意味を知れ!

ディビジョナルプレーオフの第2試合は、NFCの第1シードであるパッカーズがランボーフィールドで49ersを迎え撃ちます。

パッカーズQB”アーロン・ロジャース”は再三プレーオフに出場していますが、スーパーボウル出場も制覇も1回のみ。

かねてからプレーオフで49ersと対戦すると確実に敗れています。

天敵49ersを乗り越えねば、2度目のスーパーボウル制覇は無いロジャース。果たして今回こそ勝てるのか!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

49ナース

0

0

3

10

13

パッカーズ

7

0

0

3

10

 

総評

ファーストドライブでパッカーズがTDを決め、もうパッカーズの一方的な試合展開になるかと思いましたが、49ersのディフェンス陣はその後のパッカーズのオフェンスを見事に封じて、ロースコアの接戦に持ち込みます。

 

49ersもオフェンスは調子が上がらず、第2Qの中盤までファーストダウン0回。しかし、TE”ジョージ・キトル”のレシーブをきっかけにリズムが出ます。

 

リーグ最高のQB”アーロン・ロジャース”のオフェンスを見事に封じる49ersのD#に対して、パスを投げるだけでインターセプト未遂となりファンの寿命が縮まるQB”ジミー・ガロポロ”率いる49ersのO#という微妙な構図で戦力が拮抗。

 

しかし、その拮抗を破ったのはパッカーズの弱点と言われいたST(スペシャルチーム)でした。

49ersのSTは59ydのパントリターンに加えて、前半終了直前のパッカーズのFGをブロック。

さらにパッカーズのパントをブロック!!ア~ンド、TD!!

そう、これが唯一49ersが決めたTDで、同点に追いついたのです。

 

同点で残り1分を切ったところで49ersが決勝点を奪うためにFGレンジを目指しますが、敵陣38ydまで進むも3rd-7ydの大ピンチ。

ここでファーストダウンを更新すれば、ほぼ確実にFGが決まる距離。

普通に考えればパスを投げるところですが、49ersが選んだプレーは意表をついたWR”ディーボ・サミュエル”のラン!

まさかここでランを仕掛けるとは、絶妙なプレーコール!

いや、ガロポロへの信頼の無さが生んだコール!

!∑(゜ Д゜)

 

ラストはK”ロビー・ゴールド”が決勝FGを決めて勝利!49ers、またもパッカーズを倒してチャンピオンシップ進出です。

 

 

勝利した超絶イケメンQB”ジミー・ガロポロ”のスタッツは、パス11/19回131yd、0TD、1INT。

勝利したQBのスタッツに見えないのは当然。49ersの獲得ヤードはパス106yd、ラン106ydとパスとランの獲得ヤードが同じ!

ガロポロはドラ1(全体3位)QB”トレイ・ランス”にいつ取って代われるか分からない状況に関わらず、2年前に負けたスーパーボウルの舞台に1歩近づきました。

 

 

一方、敗れたQB”アーロン・ロジャース”のスタッツは、パス20/29回、225yd獲得、0TD、0INT。

オープニングドライブでTDをとった以降、オフェンスが沈黙。そこに泣き所であったSTの弱さが敗北に直結しました。

 

RB”アーロン・ジョーンズ”がラン41yd、レシーブ129yd。エースWR”デボンテ・アダムス”が90yd獲得しているにも関わらず、10点しかとれず。

雑感ですが、パッカーズはO#の引き出しが少なかったように思えます。

 

それにしても、なぜロジャースは49ersに弱いのか。

NFCまとめ記事では勝ったところを見た事が無いように記載しましたが、実際にプレーオフでは0勝4敗とのことです。

 

来シーズンこそ49ersとの対戦はさけてスーパーボウルに出場してほしいのですが、来シーズンもパッカーズにいるのか去就も気になるところです。