ビルズもイルカも本当の自分を見失っている

ペイトリオッツだけでもやっかいなのに、ビルズもイルカもすっかり強くなってしまったAFC東。

Week3にて早くもビルズvsイルカの開幕3連勝を賭けた重要な試合が行われました。

勝つのは攻守ともにスキがないビルズか?それともWR”タイリーク・ヒル”を加えた上に得体の知れない強さを持つイルカか?

全ファン注目の今週のAFC東はどない?

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ビルズ 19 – 21 ドルフィンズ

なんとイルカさん、優勝候補筆頭のビルズを倒す波乱をやってのけました。
いや、これはマグレではなく実力を認めるべきでしょう。

 

細かい事はさておき、ラストの攻防は手に汗握る展開でした。
第4QにイルカがTDを決めて17-21 と4点リード!

残り時間2分を切り、ビルズはエンドゾーンまで2ydまで進むも、ギャンブルのパスは失敗しターンオーバー!!

これで勝負あったかと思ったら、ビルズはイルカさんにほとんど時間を使わせず3凡に抑えてパントに追い込み、残り1:30も残してラストチャンスとなるオフェンスがまわってくる!

 

ここでNFL史に残る珍プレーが発生!

イルカのパントがブロッカーのケツに当たって、そのまま後ろへ自陣エンドゾーンから出てしまう!

こ、これは・・・・

セーフティー!!

これで得点は19-21!
ビルズからしたTD必須だった点差がFGで逆転可能になり、イルカさん超超超超大ピンチ!!

 

「こんな負け方をしたら後世に語り継がれてしまう!!」
絶対に死守しなければ案件に、イルカさん決死のD#が爆発!!
イルカパワーでビルズを自陣に封じ込んで試合終了!!

ラストは自ら危機を招いたものの、イルカさん破竹の3連勝です!

 

イルカさんはWR”タイリーク・ヒル”がわずか33yd獲得に抑えられるも、WR”ジェイレン・ワドル”が要所で活躍し102ydを獲得。

 

しかし、特筆すべきはイルカD#。
ビルズQB”ジョシュ・アレン”がパス400ydも獲得し、オフェンスを40分以上も行っているにも関わらず失点はセーフティーを除くと、わずか17点。

ラムズもタイタンズも圧倒的な攻撃力でねじ伏せてきたビルズだけに、いくら攻められても大量失点しないイルカD#は驚異的です。

 

ただイルカさんの勝利は、ビルズのFGミスに助けられた部分もあります。
たった38ydのFGだっただけに、決まっていればビルズが勝利していたと思うので、イルカさんは強運も持っています。

レイブンズ 37 – 26 ペイトリオッツ

ペイトリオッツQB”マック・ジョーンズ”が3INTと不発ながらも、第3Q途中まで互角の勝負を展開。

しかし、レイブンズQB”ラマー・ジャクソン”がパス4TD、ラン1TDの合計5TDの大活躍で第3Qに突き放して、そのまま逃げ切りました。

 

この試合でQB”マック・ジョーンズ”は最後のパスを投げた時に、レイブンズDE”カライス・キャンベル”に絡まれて足首を負傷。

 

これ以上ないぐらいの痛そうな顔。出産!?いや、それ以上??

怨敵ながら、これには同情します。

 

最新ニュースではシーズンエンドは免れたものの、しばらく出場できず。
普通に考えると次戦はバックアップQB”ブライアン・ホイアー”(まだ居たのかよ!)が先発となりそうですが、どうなることやら。

今週のAFC東

1位:ドルフィンズ(3勝)
2位:ビルズ(2勝)
3位:ジェッツ(1勝)
4位:ペイトリオッツ (1勝)

→イルカさんがビルズとの直接対決を制して、3連勝し未だ無敗。

しかも、イルカさんが勝利した相手はペイトリオッツ、レイブンズ、ビルズといずれも優勝候補であり、非常に重みのある3勝なのです。

ちなみに、現時点で無敗はイルカさんとイーグルスのみ。勝率はリーグ全体的に拮抗しています。(まだ3試合だけど)

今週のBest of Tweet

今週は世にも奇妙はセーフティー(自殺点)特集です。

まず、先ほど紹介したドルフィンズの味方のケツに当たったパントですが、このプレーに「butt punt」(ケツパント)という名前が付けられました。

 

buttと言えば、かつてジェッツのQB”マーク・サンチェス”がGのお尻に激突した「butt fumble」が有名。

今回のケツパントに関して、ケツプレーの開祖であるサンチェスが激しく反応しています。

「わー、私の人生から離れて、兄弟!」
ESPNの最悪プレー殿堂入りを果たした珍プレーも、サンチェスとっては笑える過去に昇華しているようです。

 

あと、このパントを台風の進路とコラボさせた画像がバカウケしております。

 

 

もう1つ発生したセーフティーは49ersのQB”ジミー・ガロポロ”のプレー。

エンドゾーンで下がり過ぎて、境界線を踏んだためセーフティーとなるお粗末な失点です。

 

このプレーで掘り起こされたのが、元ライオンズのQB”ダン・オローフスキー”のセーフティ。

エンドゾーンの白線をうっかり踏むどころか、上を全力疾走するという、救いようのないおバカなプレーです。

ちなみに、オローフスキーのツィッターのプロフィールでは「エンドゾーンは11ydあるべきだ」と主張し、このことを自虐ネタとして扱ってます。

 

過去の痛すぎる失敗をいつまでも引きずるのではなく、自虐ネタに昇華する。
これぞ男ですよ。

Week04

ドルフィンズ vs ベンガルズ

サースデイナイトは無敗イルカと連勝したいベンガルズの対戦。
またも昨日の敵は今日の友ということで、ベンガルズにイルカさんを止めて欲しいところです。

 

普通に考えて虎とイルカじゃ、もう虎の勝ちでしょ。
(この理論だとジェット機は最強だな・・・)

ビルズ vs レイブンズ

イルカに敗北したビルズの次の相手は、またも強敵レイブンズ。

地上戦を得意とするレイブンズはビルズにとって嫌な相手。これはビルズ、連敗の可能性があるぞぉ!

頑張れレイブンズ!!

ジェッツ vs スティーラーズ

未だ1勝のジェッツの相手は、同じく1勝で苦しいスティーラーズ。この試合からジェッツの正QB”ザック・ウィルソン”が復帰します。

 

一方スティーラーズは、この窮地にドラ1QB”ケニー・ピケット”を出す可能性があり、そうなれば新旧ドラ1QBの今シーズン初登板対決となります。

これは負けられない戦いだ!

ペイトリオッツ vs パッカーズ

ペイトリオッツはQB”マック・ジョーンズ”が負傷で離脱し苦しい状況であるのに、対戦相手は強豪パッカーズ。
これは最悪ですね。

名将ベリチックは、この難局をどのような手段で乗り越えるのか?

チートリオッ・・いや、ペイトリオッツの真価が試される試合となります!