全勝はどこのどいつだい?
早くも2025年シーズンのWeek04が終了し、全体の約4分の1が終了。
いつもどおりシーズンの第1Qが終了ということで、各地区の状況を確認しましょう。
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AFC東(AFC EAST)
EAST |
勝 |
敗 |
ビルズ |
4 |
0 |
ペイトリオッツ |
2 |
2 |
ドルフィンズ |
1 |
3 |
ジェッツ |
0 |
4 |
→AFCで唯一の無敗がビルズ。
その後をペイトリオッツが2勝で追いかけて、来週のサンデーナイトで直接対決です。
ドルフィンズはジェッツとの直接対決を制して1勝。
しかしWR”タイリーク・ヒル”が負傷してシーズンエンドという大きな代償を払いました。
我らがジェッツは未だ0勝。
全敗すると歴史に残るので、まずは1勝目指します!
AFC北(AFC NORTH)
NORTH |
勝 |
敗 |
スティーラーズ |
3 |
1 |
ベンガルズ |
2 |
2 |
レイブンズ |
1 |
3 |
ブラウンズ |
1 |
3 |
→QB”アーロン・ロジャース”を獲得したスティーラーズが3勝1敗の好発進で単独首位。
ベンガルズは2位とはいえQB”ジョー・バロウ”がシーズンエンドし、早くも苦境に立たされています。
意外にもレイブンズが負け越し中。
対戦相手の悪さもありますが、RB”デリック・ヘンリー”のファンブルぐせが足をひっぱり、QB”ラマー・ジャクソン”が負傷して来週から数週間の欠場のようです。
ブラウンズに関してもQB”ジョー・フラッコ”で1勝するも、来週からQBをドラ3の”ディオン・ガブリエル”が先発予定です。
ちなみに、凄い契約でおなじみの”デショーン・ワトソン”はアキレス腱の断裂でシーズン全休。しかし全額保証された契約のおかげで寝ててもお金に困りません。
なんでこんな契約したかな、ブラウンズ。
AFC 南(AFC SOUTH)
SOUTH |
勝 |
敗 |
ジャガーズ |
3 |
1 |
コルツ |
3 |
1 |
テキサンズ |
1 |
3 |
タイタンズ |
0 |
4 |
→コルツが元ジャイアンツQB”ダニエル・ジョーンズ”を起用して3勝と予想外に好調。
もはや”アンソニー・リチャードソン”に誰も期待しないでしょう。
ジャガーズもQB”トレバー・ローレンス”が奮闘し、昨シーズンの不振を取り返します。
優勝候補のテキサンズがなんと1勝。イーグルスから来たS”ガードナー・ジョンソン”をわずか3試合でカットするなど、異変が起こっています。
タイタンズはドラフト全体1位”キャム・ウォード”が苦戦して、未だ勝利なし。
ファンは辛い・・・
AFC 西(AFC WEST)
WEST |
勝 |
敗 |
チャージャーズ |
3 |
1 |
ブロンコス |
2 |
2 |
チーフス |
2 |
2 |
レイダーズ |
1 |
3 |
→AFC不動の王者チーフスがなんと開幕2連敗という異変が発生。
しかしレイブンズを撃破し、徐々に調子を取り戻しつつあります。
そのチーフスを開幕戦で倒したチャージャーズが3勝で単独首位に。
その後をブロンコスとチーフスが追います。
ピート・キャロル&ジーノ・スミスのシーホークスコンビが移籍したレイダースは1勝と苦戦。
しかし、チーフスが本調子でなければ、どのチームにもまだまだチャンスはありそうです。
NFC 東(NFC EAST)
EAST |
勝 |
敗 |
分 |
イーグルス |
4 |
0 |
0 |
コマンダース |
2 |
2 |
0 |
カウボーイズ |
1 |
2 |
1 |
ジャイアンツ |
1 |
3 |
0 |
→王者イーグルスが全勝で貫録を見せております。
NFC東は長年の間、連覇の無い地区でしたが、その法則も破られる時が来たかもしれません。
コマンダーズは昨シーズンの台風の目であったQB”ジェイデン・ダニエルズ”が膝の捻挫によりQB”マーカス・マリオタ”に交代し、数週間の欠場。
カウボーイズは開幕戦でイーグルスを追い詰める強さを見せましたが、パッカーズと引き分けて未だ1勝です。
ジャイアンツは、QB”ラッセル・ウィルソン”で3連敗したため、ドラフト1巡QB”ジャクソン・ダート”を計画より早くデビューさせ、AFC西の首位チャージャーズを撃破して今期初勝利をあげました。
来週からジャイアンツの快進撃が始まるかもしれません。
NFC北(NFC NORTH)
NORTH |
勝 |
敗 |
分 |
ライオンズ |
3 |
1 |
0 |
パッカーズ |
2 |
1 |
1 |
ヴァイキングス |
2 |
2 |
0 |
ベアーズ |
2 |
2 |
0 |
→昨シーズン、恐ろしい勝率を誇ったNFC北は全勝チームはなくとも、今年も全チームが2勝以上で好調。
ライオンズがOCとDCを失うも力をキープしております。
パッカーズは2勝ですがカウボーイズと引き分けたため1敗であり、バイキングスをわずかにリード。
そのバイキングスは昨シーズン、期待されながらもキャンプの負傷でシーズンエンドしたQB”J.J・マッカーシー”が1年越しにデビューしたものの、Week02のファルコンズ戦の敗戦後に足首の捻挫を訴えて欠場中。
Week03からカーソン・ウェンツが先発になりました。
ベアーズは同地区2連敗という最悪のスタートから2連勝して立て直し、勝率を5分に戻しました。
NFC 南(NFC SOUTH)
SOUTH |
勝 |
敗 |
バッカニアーズ |
3 |
1 |
ファルコンズ |
2 |
2 |
パンサーズ |
1 |
3 |
セインツ |
0 |
4 |
→NFC南を4連覇中のバッカニアーズが定位置の首位に就き、その後を2勝ファルコンズが追います。
元全体1位QB”ブライス・ヤング”の勝負の年であるパンサーズは、1勝3敗と苦戦中。
セインツはQB”デレク・カー”がオフに引退を発表。
その後釜が前年7戦全敗、今シーズンも全敗中で未だNFL未勝利のQB”スペンサー・ラテラー”であり、「最初から2026年のドラフト全体1位を狙ってるのでは無いか?」と疑われても仕方のない事になっています。
NFC 西(NFC EAST)
WEST |
勝 |
敗 |
49ers |
3 |
1 |
ラムズ |
3 |
1 |
シーホークス |
3 |
1 |
カーディナルズ |
2 |
2 |
→49ersはQB”ブロック・パーディー”とTE”ジョージ・キトル”が開幕戦で負傷し2週間の欠場を余儀なくされるも、QB”マック・ジョーンズ”のおかげで3勝の首位。
ラムズ&シーホークスも3勝し、最下位カーディナルスも2勝の混戦状態です。
シーホークスといえば、QB”サム・ダーノルド”ですね。
昨シーズンのバイキングスでの活躍はマグレだと思っていたらシーホークスでも順調であり、彼の活躍を見るたびに「ジェッツ時代のダーノルドは何だったの?」と、遠い空を見ながら思います。
総評
今シーズンは、これまでのシーズンとは違った空気を出しています。
まずチーフスの連敗がありますが、多くのチームで開幕直後から先発QBが負傷し、バックアップが活躍するケースが目立っています。
あと昨シーズンのQB”サム・ダーノルド”のように、バストと思われていたQB”ダニエル・ジョーンズ”がコルツに移籍して地区首位を獲る活躍祖しています。
結局、NFLの選手とは厳しすぎる競争社会を勝ち抜いてきたエリートであり、最初はダメだったとしても、チームの環境が適合すれば見違えるほどのパフォーマンスを出す事もあるわけですね。
と言っちゃうと、まるでジェッツの環境は最悪みたいになるのですが、まぁそうなんでしょうね。
今のグレンがダメだったら、もう1回レックス・ライアンにやらせるのも手かなと思っています。
いやいや、まだシーズンは始まったばかり、残りの試合を全部勝てばプレーオフに行けますよ。
来週からジェッツの快進撃にこうご期待!!