若すぎる
今シーズン初のアレの試合後ですが、ジェッツファンにとってはショッキングなニュースが報じられました。
元ジェッツの名C”ニック・マンゴールド”が41歳の若さで亡くなりました。
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ニック・マンゴールド(Nick Mangold)、逝去
ニューヨーク・ジェッツの歴史上最も愛された選手の一人、C”ニック・マンゴールド”が41歳で亡くなりました。
マンゴールドは慢性腎臓病の合併症により現地土曜の夜に亡くなり、チームは現地日曜朝に彼の死を発表しました。
マンゴールドは今月初め、近年悪化していた遺伝性の腎臓疾患と闘っていることを公表。
透析を開始し、生体ドナーを積極的に探すためにジェッツとオハイオ州立大学のコミュニティに支援を訴えていました。
この件に関しては、私もXでポストしていましたが、これほど早く亡くなるとは予想外でした。
誰かマンゴールドを救ってあげて!
RT:ジェッツ元Cマンゴールドが腎臓移植のためドナーを募る https://t.co/GITTi4Stny— JETS狂のつぶやき (@jetskyou) October 15, 2025
ジェッツのオーナー、ウッディ・ジョンソンはマンゴールドの死去について以下のように発表しています。
「ニックは伝説的なセンター以上の存在でした。10年間、私たちのオフェンスラインの心臓部であり、リーダーシップとタフさでジェッツフットボールの一時代を象徴する、愛すべきチームメイトでした。フィールド外では、ニックの機知、温かさ、そして揺るぎない忠誠心は、彼をジェッツファミリーの大切な一員にしました。」
ニック・マンゴールド とは?
マンゴールドは2006年のNFLドラフトにて全体29位で指名され、11年間のキャリアすべてをジェッツ一筋で過ごしました。
同じく2006年のドラフト1巡目(全体4位)で指名され、長年ジェッツのLTとして活躍することになるOL”ドブリカショー・ファーガソン”とコンビを組み、長年にわたりジェッツのオフェンスラインの要となります。
HC”レックス・ライアン”が率いたジェッツの絶頂期にリーグ屈指のオフェンスラインを牽引し、2009年と2010年のAFCチャンピオンシップ2年連続出場に貢献。
プロボウルに7回、オールプロに2回に選出されています。
さらに10年以上のキャリアの中で欠場はわずか4試合というタフさ持ち合わせ、明るい性格のムードメーカー、かつ、ロッカールームではリーダシップを発揮してチームを率いており、近年のフランチャイズ絶頂期の顔と言っても過言ではない選手です。
しかしながら、2017シーズンに前年のケガによる長期欠場が響いてリリースされました。
このリリースが発表された時、マンゴールド自身はディズニーランドのスプラッシュマウンテンに乗っていたという写真が出回った事を覚えています。
ユーモアと愛らしく気さくな性格で知られるマンゴールドはファンに愛され、さらに引退後もチームのイベントに出席し続け、長きにわたりニューヨークのコミュニティに居続けました。
近年では2022年にはジェッツのリング・オブ・オナーに選ばれ、2026年度のプロフットボールの殿堂メンバー候補として、投票プロセスに進んだ52名の1人でもありました。
マーク・サンチェスもXにて追悼の意
QB”マーク・サンチェス”もXにて追悼の意を示しております。
We lost a good man today. I know @nickmangold will be a hall-of-famer, but there’s more to his story than his accomplishments on the gridiron. He was more than a teammate. He was my big brother who introduced me to the NFL. He showed me the ropes. He was my friend and confidant.… pic.twitter.com/45FlFnTTzG
— Mark Sanchez (@Mark_Sanchez) October 26, 2025
「今日、素晴らしい人を失いました。」
「マンゴールドが殿堂入りすることはわかっていますが、彼の物語はフィールドでの功績だけではありません。」
「彼はただのチームメイト以上の存在でした。彼は私にとってNFLを紹介してくれた兄貴のような存在でした。彼は私にその道筋を示してくれました。」
「彼は私の友人であり、信頼できる人でした。彼は模範であり、子供たちにとって素晴らしい父親であり、妻にとって素晴らしい夫でした。」
「胸が張り裂けそうです。君がいなくなるのが寂しいよ。安らかにアミーゴ。愛してるよ、Big fella(スラングで大男の意味)。」
この間、インディアナポリスでやらかした事件はさておき、サンチェスはマンゴールドとフィールド上ではスナップを受け続けた一番の戦友かつ、サイドラインでも笑顔で話し合う中の良さが印象的でした。
マンゴールドと6年もチームを共にしたHC”レックス・ライアン”も、ライアンが解雇される直前のジェッツ最後の試合に、マンゴールドは重傷を負いながらもライアンへの尊敬の意を見せるるために試合に出場する事を決めたというエピソードを語っています。
私、個人的には先日は「サンチェスとマンゴールドのゆっくり実況」というしょーもない動画をUPした思い出があります。(思い出か?)
なにわともあれ、私がブログを初めて間もない時にジェッツが2年連続でスーパーボウル一歩手前のAFCチャンピオンシップに出場という、大興奮のシーズンを過ごさせてくれ事に非常に感謝しています。
あのプレーオフの死闘と興奮が無かったら、ジェッツファンを続けていないかもしれません。
(やめたくなる時はムッチャあるけど)
日本のジェッツファンの端くれとしてマンゴールドのご冥福をお祈りいたしいます。


















