QB多いよね
今朝は、『ティーボウが野球に挑戦する』 とか意味不明なニュースが飛び交っており、ティーボウマニアとしては ほっておけないのですが、そこはいったん置いておき JETSのニュースを。
プレシーズン1戦目に向けて、1発目のデプスチャートが発表されました。
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Depth とは?
初心者に優しいJETS狂の宴 として、まず『デプスチャート』の説明をいたします。
簡単な話、スターティングメンバ―表みたいな ものです。しかしながら、野球やサッカーと違い NFL は 第3QBの特殊ルール以外は 何回でも選手交代可能なので、各ポジションでの選手の優先順位を表しており、各チームの選手の番付表的な意味も含めています。
では、JETSの2016年初のデプスチャートを見てみましょう。
Offense
POS | FIRST | SECOND | THIRD | OTHER |
WR | Brandon Marshall | Kenbrell Thompkins | Kyle Williams | Jalin Marshall |
Robby Anderson | ||||
Devin Smith | ||||
LT | Ryan Clady | Brandon Shell | ||
LG | James Carpenter | Dakota Dozier | Jesse Davis | |
C | Nick Mangold | Wesley Johnson | Kyle Friend | |
RG | Brian Winters | Craig Watts | Mike Liedtke | |
RT | Ben Ijalana | Brent Qvale | Jarvis Harrison | Breno Giacomini |
TE | Kellen Davis | Jace Amaro | Zach Sudfeld | Brandon Bostick |
Wes Saxton | ||||
Jason Vander Laan | ||||
WR | Eric Decker | Quincy Enunwa | Chandler Worthy | Jeremy Ross |
Charone Peake | ||||
Anthony Kelly | ||||
QB | Ryan Fitzpatrick | Geno Smith | Bryce Petty | Christian Hackenberg |
FB | Tommy Bohanon | Julian Howsare | ||
RB | Matt Forté | Bilal Powell | Bernard Pierce | Dominique Williams |
Romar Morris | ||||
Matthew Tucker | ||||
Khiry Robinson |
→キャンプ中で選手がレギュラーシーズンより多いため、4名以上にあぶれたポジションは複数の行になります。
・左右のWRの先発は昨シーズンと同じなのは当然として、”ジェレミー・カーリー”が抜けた事もあり、”ケレル・トンプキンス”と”クインシー・エヌンワ”の昨シーズンに頭角を現した2人が2番手に昇格しました。
・OLの大きな変化と言えば、不動のLT”ド・ブリカショー・ファーガソン”が引退したことでしょう。その穴を埋めるのが、急きょブロンコスから仕入れた”ライアン・クレディ”。
クレディは、2008年ドラフト全体12位かつ4度のプロボウルを誇る大ベテランで、ファーガソ の穴を埋めるには十分のキャリアなのですが、ファーガソン はJETSに所属した10年間のうち、1スナップしか休んでいないというタフぶりでした。
LTなのでCの”ニック・マンゴールド”と離れているとはいえ連携面が気になるところですし、これまで二人の重鎮でバランスをとってきたOLは、マンゴールドのリーダーシップだけが頼りになります。
・TEは、”ジェフ・カバーランド”をカットし、あとは昨シーズンと同じ顔触れ。昨シーズンのOC”チャン・ゲイリー”の状況からしてJETSはTEにレシーブを望んでいません。ブロックさえ出来ればいいみたいなので、補強に力はいれてません。 あとは”ジェイス・アマロ”の成長に期待するのみです。
・QBは”ライアン・フィッツパトリック”が復帰し、2番手に”ジーノ・スミス”、3番手に”ブライス・ペティ”、4番手に2016年ドラフト2巡の”クリスチャン・ハッケンバーグ”となります。
QBは4人も要らないので、開幕までに誰かがカットされるかと思いますが、カット候補は2番手の”ジーノ・スミス”が濃厚であるというカオスな事になっています。
万が一、1回も使ってない ペティ を切ってジーノが生き残った日には ファンが黙っていないでしょう。元GM”ジョン・イジク”を解雇に追い込んだ時のように、またファンが基金を募って、彼のアゴを割る刺客をキャンプに送り込むでしょうね。
・RBは、ベアーズから獲得した”マット・フォーテ”と、私が大好きな”ビラル・パウエル”のコンビ。3番手に元レイブンズで活躍した”バナード・ピアース”が続きます。
1番手にパワーバックを据えてゴリ押し戦法が伝統芸のJETSにおいて、この布陣は革命的。
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