ドラフトが終了するも、当初の予想よりもヒドイ状況となっている新労使協定(CBA)問題。
ロックアウト解除の判決が下るも、また元の状況に戻り、終わりの見えない法廷闘争と発展しています。
ためになるブログ「スポーツビジネス from NY」にてこの問題を取り上げておりました。
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▼[元ネタ→終わりの見えないNFLの労使紛争]
ドラフト初日の4/28 にNFL側の敗訴でロックアウトが解かれましたが、NFLは直ぐに控訴し、それが認められて再びロックアウトが可能となりました。
次のポイントとなるのが、6月3日より公判開始予定の控訴審です。
このブログさんから引用させてもらうと、3パターンのシナリオが考えられるわけです。
→ファンにとってBESTな「シナリオ1」はNFLが一度負けてるので、NFLが折れて選手会に大きく譲歩する労使協定が結ばれるというもの。控訴してる限り、これは無いでしょう。
「シナリオ2」はロックアウトが解除されて、シーズンはとりあえず開幕。しかしNFLが上告して、法廷闘争しながらシーズンを進めるという、なんとも難しい状態になります。
「シナリオ3」が最悪です。選手会がNFLに折れた労使協定を結べばいいのですが、100%上告するので、ロックアウトが継続されシーズンが開幕しません。
このブログさんでは更に細かいシナリオを解説してくれてますので、後はそれを参考するとして、当初はここまでこじれるとは誰も思っていなかったでしょう。
シーズンが開幕しないシナリオがここまで具体的になってくるとは、ファンにとっては恐怖以外の何ものでもないです。
個人的には一方的に話し合いを打ち切った選手会よりも、可能な限りの譲歩案を提出して歩み寄りをみせたNFL側の方に、私は賛成です。
だが、裁判の結果は選手会の勝利でしたので、これがマズかったのかと思います。
開幕したとしても戦力の整備やキャンプが十分に行われぬまま始まるシーズンを、ファンは満足して見れるのか疑問に思います。