活マンゴールド
序盤戦最大の山場、ペイトリオッツとの直接対決の時が来ました。
相変わらず強いのですが、今シーズンはビルズに8年ぶりに敗れるという波乱も起きています。

ならばJETSも勝てるはず。なんせこの試合からプロボウルC”ニック・マンゴールド”が復帰するんですから。
首位争いに加わるためにも、負けるわけにはイカンのじゃあ!

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▼前半
互いに1stドライブを止めるも、パッツが敵陣に入るとJETSの泣き所であるランを連発。
RB”ベンジャーバス・グリーンエリス”を止めれず先制のTDを喰らう。

JETSのD#は徐々に機能しブレイディのサックをするも、肝心の3rdDownでDB”ドナルド・ストリックランド”やDB”カイル・ウィルソン”の反則で無用な1stDonnを与えてしまい、FGを許し10点差

しかし、反撃のドライブでRB”ショーン・グリーン”のランでO#を組立てて前進し、最後もグリーンのランでTDを奪う。
7-10

パッツ前半残り3:21のドライブは時間を使いながらジワジワと前進し、WR”ディオン・ブランチ”へのパスでFGレンジに到達。敵陣11ydからトドメのTDパスをTE”アーロン・ヘルナンデス”にヒットさせたかと思いきや、これを弾いてDB”アントニオ・クロマティ”がINT!
3点差のまま良い流れで前半は終了。

▼後半
後半早々にブレイディはSが上がっている事に目を付け、WR”ウェス・ウェルカー”にミドルパス!そこからラン・アフターキャッチで独走態勢に!!これはイカれたと、思ったがDB”ダレル・リーヴィス”がなんとか追いついて敵陣7ydで止める。
しかし、前半の良い流れをぶち壊す大ピンチ。(屮゜Д゜)屮

ブレイディは敵陣2ydからクロちゃんのカバーを振りきったWR”ディオン・ブランチ”にTDパスを通して通算275回目のTDパスを記録。これはかつてJETSでもプレーした”テスタバーディー”の記録を抜いてNFL史上8位のTDパス記録を達成との事。
いや、そんなもんはどうでもいい。とにかく後半早々の失点は精神的にも大きなダメージだ。
7-17

しかし、前回はキック・オフ・リターンTDを決めたRB”ジョー・マクナイト”が今回もやってくれた。
リターンが中央からスルっと抜けて独走態勢に!!!しかしDB”デヴィン・マッコーティ”に追いつかれ捕まるが、敵陣20ydから攻撃開始の絶好のチャンス。ヘ(゜∀゜*)ノ

このチャンスに応えるべくサンチェスは敵陣9ydからルーキーWR”ジェレミー・カーリー”に初のTDパスをヒット!!
このTDパスはRB”ラデイニアン・トムリンソン”が吹っ飛ばされながらも見事にラッシュをブロックし、サンチェスを守ったたまものだった。( ̄▽ ̄)=3
14-17

たがいにパントを蹴り合う膠着状態に入るが、ブレイディが突如、牙をむく!
TE”アーロン・ヘルナンデス”へのパスで敵陣に入るやいなや、ノーハドル連発でパスをガンガン通して前進しまくる。
さらにDB”ブロウドニー・プール”の反則で敵陣16yd。さらにRB”ベンジャーバス・グリーンエリス”にパスを通して38回目の300yd獲得のチーム記録を達成。
・・・そんなもんはどうでもいい。敵陣3ydの大ピンチ。

ここもRB”ベンジャーバス・グリーンエリス”のランでTDを取られ、またも10点差に突き放される!!
14-24

JETSは取り返さなければならないが、敵陣8ydからのO#が進まず、パント。
このパントが伸びない上に大きくリターンを許し、パッツに敵陣25ydからのO#開始という最悪なものになってしまう。

しかし、なんとかFGで抑えた。これはよくやった。
14-27

これ以上差が広がると敗北決定のJETS。WR”サントニオ・ホームズ”のナイスレシーブで敵陣に入る。
RB”ショーン・グリーン”のランを使いつつ、WR”デリック・メイソン”へのショートパスで前進。
ラストは敵陣21ydからWR”サントニオ・ホームズ”への見事なTDパスをヒット!!!まだいける!!!
・・・がちょっと時間かけすぎじゃない?
21-27

残り7分。パッツのO#を止めて、逆転TDを決める事に期待するが、相手はタイムコントロールの達人のブレイディ。
RB”ベンジャーバス・グリーンエリス”のランで押しつつ、パスを混ぜて効果的に時間を削りながら前進する。
3rd-4ydの死んでも止めねばならぬところもRB”ベンジャーバス・グリーンエリス”へのダイレクトスナップという、ここぞとばかりに用意されたコールを出して、見事に1stDown更新。
結局、JETSはタイムアウトを全部使い切らされてFGを決められトドメを刺される。(ノДT)
21-30

残り1分でタイムアウト0。そして2ポゼッション差。
もちろん、逆転不能で敗北です。(T_T)

2011年10月10日 @ジレット・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (2-3-0) 0 7 7 7 21
ペイトリオッツペイトリオッツ (4-1-0) 7 3 14 6 30

Stats

▼総評
やはりマンゴールドは強かった。パッツDLを押しまくり道をこじ開けグリーンのTDランを助ける。パスプロも一人を抑えつつ、となりの後輩の分も片手で手伝う怪力ぶり。
先週までの代役のバクスターなんて、ちょっとゾーンブリッツが入って自分の相手がいなくなると、慌てていたのに、やはりプロボウルCはデキが違います。

だがパッツD#陣の頑張りはそれ以上。レシーバー全員をキッチリカバーして、レシーブされたとしても即座に倒して、余計なゲインさせない。パスD#リーグ最低とは思えない上手さでした。
JETSのランもいつもよりは出てグリーンは1TDランを決めるものの、パッツD#を脅かす程ではなくほとんど止められてました。メイヨの穴は十分にカバーしています。

サンチェスもINTやファンブルは無く、チャンスにはTDパスを決める活躍をするものの、序盤は1stDownすら更新できない堅守に苦戦しました。コナーやホームズが落球でサンチェスを助けられなかったのも残念。

一方、パッツO#はランD#の弱ったJETSの弱点をついて、RB”ベンジャーバス・グリーンエリス”のランを多用するプレーコールを中心に組み立てきました。
JETSのD#陣はブレイディに4サックする健闘を見せるも、肝心の3rdDownを止められず時間を使われます。加えて3rdDownを止めたと思ったら反則で1stDownで更新されるシーンも多々ありましたね。

あと、2ポゼッション差であるにもかかわらず第4QのO#で時間をかけすぎたのは昨シーズンのPOで敗戦したスティーラーズ戦を思い出しました。(反則で無用な1stDownを取られた事も)
最近は逆転負けをするパッツですが、2,3年前まで第4Q開始時点でリードしていたら99%勝利するブレイディのタイムコントロールを舐めてましたね。見事に術中にハマり時間を潰されタイムアウトも奪われて、料理されました。

頼みのメイビンの出番もそれほどなく、スタッツは1アシストのみ。しかしマクナイトはビッグリターンを出してJETSを大いに助けました。
贅沢を言えば、かつてのリターナー”レオン・ワシントン”は一度抜かれたら絶対に追いつけないスピードを持っていましたが、マクナイトはマッコーティーに追いつかれるところを見ると、ワシントンほどのトップスピードは無いのでしょう。

他にも思うところはいろいろありますが、見事に地獄のロード3連戦は3連敗となってしまい残念な結果でした。
毎シーズン思うのですが、JETSってスケジュール厳しくないかい??

だがしかし、まだシーズンは序盤。ここから全勝すれば余裕でプレーオフでしょ。
(出来たらね(´д`lll))

:サンチェスのスタッツはパス16/26回166yd獲得2TD。
序盤全く1stDown更新できないもののエンドゾーン手前に進むとTDパスをヒットさせる決定力が光りました。ルーキーWR”ジェレミー・カーリー”も低く難しいリードパスを見事レシーブして初TDを記録。

一方ブレイディは24/33回321yd獲得、1TD、1INT。グリーン・エリスは136yd獲得2TDとキャリアハイの獲得ydを記録。
ブレイディは4サック喰らうも、ランD#の弱さを見事に突いて試合をコントロールしていました。
あと悪い終わり方をした前半の流れを変えるウェルカーへのパス&ロングゲインで流れを一気に引き戻すところなど、やはりサンチェスと全てにおいてレベルが違います。