神の逆鱗

ワイルドカードでAFCを牛耳る強豪の一角、スティーラーズを倒し光が見えたブロンコス。
次の相手も強豪ペイトリオッツだが、昨シーズンはレギュラーシーズンでパッツにボロ負けしたJETSがプレーオフで勝利しているという事実がチームを後押しする。

それにQB”ティム・ティーボウ”には神のご加護がついている!!この勝負!もらった!!
興奮冷めやらぬセインツvs49ersの試合終了と同時に、こちらの試合がキックオフ!!!
燃えろ小宇宙(コスモ)!!奇跡を起こせ~~!!

[SPONSORED LINK]



なんやかんやで・・・
10-45 (;´Д`)ノ

2012年01月15日 @ジレット・スタジアム

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ブロンコスブロンコス (8-8-0) 0 7 3 0   10
ペイトリオッツペイトリオッツ (13-3-0) 14 21 7 3   45

Stats

▼総評
プレビュー記事に書いたとおり、昨シーズンより確実にパワーアップしている巨人TE”ロブ・グロンコウスキー”を止める術は無し。
ブロックに参加しつつ、ブレイディが投げあぐねるとセーフティーバルブ(QBが奥のレシーバーに投げれない時に、とりあえず近く投げる保険の人)に変化するのですが、そこからパワーで強引に1stDownを更新が可能。
レシーブした後に目の前にいるDBを、世紀末覇者ラオウの如く片手でなぎ払うシーンにはビビリました。(;´Д`)ノ

レシーバーとしても優秀で、ブレイディのどんな光速パスにも対応し全く落球しません。おそるべきコンビネーションです。
ちゅうかブレイディは何なんだ?投げるスピード早くなってないかい?はっきり言ってティーボウのパスがスローに見えます。

グロンコ以外にも巨人2匹目”アーロン・ヘルナンデス”に、対象的な小人コンビ”ウェルカー”と”ウッドヘッド”。さらにかつてブレイディとSBを制覇した”ブランチ”も活躍。
ブレイディを守るパスプロも見事で、ブロンコスD#に仕事をさせません。

D#が強いハズのブロンコスは前半で7-35と圧倒的に蹂躙され、その後も全くO#が機能せずに終わります。

ペイトリオッツD#のティーボウ封じは完璧でした。ブリッツまがいに、とりあえず外へ逃げるレーンをふさいで、ティーボウ得意の展開にさせません。
なおかつ、スティーラーズがやられたロングパスも後方をがっちり固めて、封じます。

どんなに点差が離れても、ティーボウはノーハドルショットガンで時間を節約しながらO#する事が出来ず、ランから組み立てるしかない弱点がモロに出る。
さすがの神の子も、まるでお釈迦様の手の上で転がされてるようにベリチック(この日は別名「妖怪ねずみ男」)にいいようにヤラレました。
(←妖怪ねずみ男 の図)

最後の方で3rdDownでブレイディがパントを蹴るシーンがあるのですが、ブロンコスのルーキーDE”ボン・ミラー”が何も出来ない悔しさのあまりなのか、冷静さを失いサイドラインで大乱闘が起きました。
そのぐらい両者の力に開きがあった試合でした。
うーん、こんな展開になるならパッツvsスティーラーズの方が見たかったなぁ。 ∑(゜ Д゜)

:本日のブレイディはパス26/34回363yd6TD1INT。
ポストシーズン7TDという新記録には全くこだわらず試合を終わらせました。その目にはSB制覇しか見えてないでしょう。
グロンコウスキーはレシーブ145yd3TDという、相変わらずTEらしからぬ成績。
昨シーズン、JETSが倒した時は「ドスッドスッ!」って重さがあったのですが、今シーズンは動きがシャープでダイビングレシーブTDも見せます。
動ける巨人に死角なしです。

:さすがの神の子も神には勝てない。
本日の成績はパス9/26回136yd0TD,0INT。1ファンブルロスト。
得意のランも僅か13yd。ペイトリオッツのティーボウ封じは完璧でした。
この経験を糧に来シーズンの成長に期待しましょう。