止めろ聖者の大行進
ピンクリボンデーでグローブやシューズなどがグリーンのユニフォームに似合わないピンク色で挑む相手は、平均40得点の超攻撃力を誇り、JETSと同じく開幕3連勝中の強豪セインツです。
今シーズンのJETSは守備に定評がありますが、こいつを止めれたら本物です。
そしてルーキーQB”マーク・サンチェス”は新人初の開幕4連勝を飾れるのか?
シーズン序盤の大一番。さぁどうなる?
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▼第1Q
[セインツ]
QB”ドリュー・ブリーズ”のパスのスピードが速い上にそれを全く落球しないレシーバー陣。
そしてOLのブロックが上手い。聞きしに勝る出来上がった超攻撃の脅威に1stDownを更新されまくるが、JETSもミスなくタックルし潰す。敵陣16ydまで進まれるが、セインツのホールディングにも助けられFGで終了。
今シーズン通して初めてセインツの1stドライブのTDを止めました。
0-3
[JETS]
ショートパスで好調に進むも敵陣40yd近くでパントで終了。
好パントでセインツは自陣5ydから開始。
[セインツ]
ブリッツでQB”ドリュー・ブリーズ”をSS”エリク・スミス”がエンドゾーン内で追い立てる。惜しくもセーフティーを免れパス失敗でセインツの攻撃をシャットアウト。JETS守備は好調です。
[JETS]
敵陣49ydから攻撃開始。WR”ブラッド・スミス”をQBの位置に入れたワイルドキャットでロングゲインし敵陣29yd。WR”ジェリコ・コッチェリー”へショートパスで1stDown更新し、第1Q終了。
▼第2Q:0-3
[JETS]
サンチェスのTDパスをFS”ダレン・シャーパー”にインターセプトされそのままリターンTDを喰らう!!
エンドゾーン目前まできて最悪の展開。(=0=;)
0-10
[セインツ]
JETSの再攻撃もパントで終了。RB”ピエール・トーマス”の粘りのラン・アフター・キャッチで敵陣2ydまで進まれ大ピンチ!。だがランを止めまくり、セインツは4th-2ydからギャンブル。
こいつも止めて窮地を無失点に抑える。JETSのD#も負けてねー。(^_^)/
[JETS]
エンドゾーン内からの攻撃で、サンチェスがパスを投げる瞬間に背後からつかまれ痛恨のファンブル!それをカバーされセインツのTD!!!
鬼攻撃でなくセインツ守備陣に得点されまくられる(=0=;)
0-17
[JETS]
RB”ショーン・グリーン”のランとRB”レオン・ワシントン”のワイルドキャットでガンガン進む。4th-1ydのギャンブルもサンチェスも気迫のスクランブルで1stDown更新し、敵陣26yd。だがWR”ブラッド・スミス”へのTDパスが通らずFGで終了。
3-17
▼第3Q:3-17
[JETS]
後半一発目からDE”チャールズ・グラント”に2回目のサックを喰らい後退。だがTE”ダスティン・ケラー”へミドルパスを通して窮地を脱出。だがセインツの守備は堅くパントで終了。
[セインツ]
RB”レジー・ブッシュ”のファンブルを”ドワイト・ロウリー”がカバー。敵陣36ydから攻撃のチャンス!!
[JETS]
RB”レオン・ワシントン”のラン・アフター・キャッチで敵陣18yd。最後はRB”トーマス・ジョーンズ”のランが真ん中を就きぬけタッチダウン!!!!!
1ポゼッション差だ!この野郎!!
10-17
[セインツ]
RB”ピエール・トーマス”のランでガンガン進み敵陣27yd。4th-1ydからまたもギャンブルするがJETSのD#陣はこいつも止める!!!流れがきてるか!?
▼第4Q:10-17
[セインツ]
自陣45ydでも4th-1ydのギャンブルを行う強気っぷり。スニークで1stDown更新されたかと思ったら先にタイムアウトをとってこれを防ぐレックス・ライアン。
しかし、NT”クリス・ジェンキンス”が飛び出してオフサイド取られて結局1stDownを更新される。興奮したらイカンぞ。
その勢いでWR”ロバート・ミーチェム”へのミドルパス、DB”ジェイムズ・ヘディーボ”のショートパスで進み敵陣1yd。
RB”ピエール・トーマス”のTDランで突き放される。
10-24
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”へ連続でパスを通して敵陣36yd。だがまたもサックを喰らい大きく後退。
3rd-21ydからのパスをまたもFS”ダレン・シャーパー”にINTされ、絶対絶命。
[JETS]
最後のあがきもCB”ランドール・ゲイ”にINTされ試合終了。
10-24
噂の鬼攻撃よりも守備の方に完全にヤラれた試合となりました。 (´д`lll)
[⇒ハイライト動画]
2009/10/04 @Louisiana Superdome
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
ジェッツ | (3-1-0) | 0 | 3 | 7 | 0 | 10 | |
セインツ | (4-0-0) | 3 | 14 | 0 | 7 | 24 | |
Game Stats |
▼総評
リーグ最高の攻撃力を誇るセインツをJETSの守備陣は10失点に押さえ込み、堅牢ぶりを発揮しましたが、サンチェスのインターセプトとファンブルで14点も献上してしまったのが敗因です。
セインツは攻撃面ばかり目立っていましたが守備もかなりのものです。そのプレッシャーから序盤からサンチェスがえらいクイックパスを投げたり、投げあぐねてボールの保持時間が長くなったりとリズムを崩された事が、INTやファンブルに繋がったのでしょう。おまけに3サック喰らわされました。
サンチェスのスタッツはパス14/27-138yd獲得,0TD,3INTと当然振るわず。
しかしサンチェスよりも、むしろサンチェス守れないOLの方が問題のようにも見えました。
JETSのD#はブリーズにロングパスやTDパスを全く許さず大健闘しましたが、セインツのOLは硬くブロックが上手い。サックできない上にRB”ピエール・トーマス”によく走られました。
まぁこの敗戦はサンチェスの若気の至り(?)という事にしておきましょう。この試合から学ぶ事も多いと思いますし、まだまだ昨年のファーブに比べたらカワイイものです。Σ(・ω・ノ)ノ!
次週から同地区対決が続くので、気を取り直して地区優勝を目指しましょう。
←
「志村!後ろ~!」と叫びたくなるような図。このあとファンブルしてリカバーTDを喰らいます。
もう一つ敗因があるとしたら、このチームカラーに似合わぬ、目に付くピンクでしょうな。試合が別の日なら勝っていたかも。(@_@;)
[引用:NFL JAPAN]
現地4日、ニューオリンズ・セインツがニューヨーク・ジェッツと対戦。守備陣が4ターンオーバーから計2TDを奪う活躍を見せたセインツが24対10で快勝し、開幕4連勝を飾った。一方、ジェッツは今シーズン初黒星(3勝)を喫した。
セインツは試合最初のシリーズでキッカー(K)ジョン・カーニーがFG成功。さらに第2Q最初のプレイでセイフティ(S)ダレン・シャーパーが99ヤードINTリターンTDのビッグプレイを決めた。第2Qには敵陣1ヤード地点での第4ダウンギャンブル失敗と嫌な流れになるが、直後の守りでディフェンスエンド(DE)ウィル・スミスが敵陣エンドゾーン内でファンブルロスを誘発するQBサック。こぼれ球をノーズタックル(NT)レミ・アヨデレがリカバーしてTDを奪い、前半を17対3とリードした。
後半に入ると、セインツは第3QにTDランを許した。しかし、第4Q中盤にランニングバック(RB)ピエール・トーマスのTDランで突き放すと、直後のシリーズでSシャーパーがこの試合2つ目のINTを奪いジェッツの反撃の芽を摘み取った。
セインツはクォーターバック(QB)ドリュー・ブリーズがパス32回中20回成功、190ヤードと平凡な成績。だが、RBトーマスがラン19回86ヤー
ド、1TD、レシーブ4回46ヤードと攻撃陣を引っ張った。そして何といっても勝因は守備陣の大活躍。4サックと相手の新人QBマーク・サンチェスにプレッシャーをかけ、計244ヤード喪失、4ターンオーバー奪取とジェッツ攻撃陣を抑え込んだ。一方、ジェッツは自慢の守備陣が第4ダウンギャンブルを2回止めるなど、前の試合まで平均40得点を挙げていたセインツ攻撃陣に1TDしか与えない堅守を見せた。しかし、QBサンチェスがパス27回中14回成功、138ヤード、3INT、1ファンブルロスト。堅実なプレイでNFL史上初となる新人QBでの開幕3連勝を達成したサンチェスの大乱調が予想外の誤算だった。