さらばジャイアンツスタジアム
しつこいようですが、Week17のベンガルズ戦は勝てばプレーオフ行きへのスーパーボウル級に大事な決戦。
そして来シーズンから新スタジアムにホームを移転するため、26年間ホームであったジャイアンツスタジアム(通称:メドウラウンズ)でのレギュラーシーズン最後の試合となります。
果たして、このスタジアムでの最後の試合にふさわしいプレーオフ決定戦を勝利で飾れるのか!?運命のキックオフです。
(でもJETSってWeek17まで決定戦がもつれる事ってめっちゃ多いような・・・・(=0=;))
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この日のニューヨークは氷点下7度、風速20m以上の悪天候。
ベンガルズはRB”セドリック・ベンソン”を下げて温存策を取るがQB”カーソン・パーマー”にWR”チャド・オチョシンコ”と主力はしっかりと出てます。
しかしオチョシンコは試合前の練習で滑ってコケて、左足を負傷したらしい。
▼第1Q
[JETS]
最初のリターンでWR”ブラッド・スミス”が滑って転ぶ見た目以上に悪いフィールドコンディション。
自陣40ydからWR”ブラッド・スミス”がワイルドキャットで独走状態!!一気に敵陣1ydまで進みトドメはRB”トーマス・ジョーンズ”のTDランで即効で先制!!!先週に続きWR”ブラッド・スミス”のビッグプレイがJETSを救う!
7-0
[JETS]
D#のタックルを逆に弾き飛ばすRB”ショーン・グリーン”の破壊的ラン。ショートパスとスニークで敵陣突入。
FB”トニー・リチャードソン”もナイスブロック。RB”トーマス・ジョーンズ”のランも出て敵陣20yd。それにしても今日のOLのブロックはエグイなぁ~。
WR”ブラッド・スミス”のワイルドキャットからRB”ショーン・グリーン”へトスして前進。(GAORAの解説ではピストルフォーメーションとのこと)。ファンブルロストするもベンガルズD#のオフサイドで助かる。( ̄▽ ̄)=3
RB”トーマス・ジョーンズ”のランで敵陣1yd。ベンガルズにほとんど攻撃させず、第1Q終了。
▼第2Q:7-0
[JETS]
ベンガルズD#も硬く、21プレイかけたがTDは取れずFGで終了。残念。
10-0
[ベンガルズ]
ベンガルズの攻撃は全く振るわず。反則と落球が非常に多い。
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”へのパスで敵陣30yd。そしてまたもWR”ブラッド・スミス”のワイルドキャットが炸裂!!
D#2人のタックルを抜いてTD!!!ブラスミってこんな選手だったか!?
17-0
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”へプレイアクションからサイドパターンへのパスで敵陣突入。
今日のサンチェスはコルツ戦同様に見えている。というかOLがいいのか。
RB”トーマス・ジョーンズ”のランで敵陣10yd付近。トドメはWRを3人左サイドに固めた体系でD#は混乱。
WR”ジェリコ・コッチェリー”へパスでTD!!
あらゆる手を駆使してプレーオフを取りにいきます。
24-0
[ベンガルズ]
前半残り30秒だがCB”ドワイト・ロウリー”が2試合連続インターセプト!!!
[JETS]
前半残り20秒で敵陣15ydから攻撃。FGを決めて3点追加で前半終了。
余裕でハーフタイム。ヘ(゜∀゜*)ノ
27-0
ちなみにJETSのここまでの攻撃時間は25分。ベンガルズは5分とJETSが圧倒的に試合を支配。
▼第3Q:27-0
[ベンガルズ]
オチョシンコは下がり、RB”ラリー・ジョンソン”が予想外に登場。消化試合になぜ??
DE”マーケス・ダグラス”のブリッツでベンガルズが大きくロス。消化試合といえベンガルズは酷すぎ。
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”のビッグリターンで自陣40yd付近からスタート。
敵陣30yd付近まで進みFGで終了。大台の30点差。
30-0
[ベンガルズ]
QB”カーソン・パーマー”も下がりQB”J・オサリヴァン”が登場。もはや完全に消化試合。
[ベンガルズ]
敵陣20ydまで進むもOLB”カルヴィン・ペイス”のサックで下げる。今期8サック目。
▼第4Q:30-0
[ベンガルズ]
全員ブリッツ!SS”ジム・レナード”がサックし、FS”ケリー・ローズ”がファンブルしたボールをカバーして敵陣28ydまでリターン。
[JETS]
4thdownギャンブルも成功しRB”トーマス・ジョーンズ”が突っ込みまくる。
最後の3rdDown-GOALもRB”トーマス・ジョーンズ”が突っ込んで、今日2本目のTD!
37-0
[JETS]
残り5分。サンチェスを下げてQB”ケレン・クレメンス”に交代し、WR”ダニー・ウッドヘッド”にハンドオフしてひたすら時間潰し。
[ベンガルズ]>残り2分
DB”ジェイムズ・ヘディーボ”がサック!ファンブル発生でLB”ジャーマル・ウェスターマン”がボールをカバーしてリターン。身もフタもないベンガルズ。
[JETS]
ニーダウンで終了!!ジャイアンツスタジアム最終決戦は見事にJETSの完封勝利でプレーオフ行き決定!!!
期待していた割に何か拍子抜けして、よくわからぬテンションです。 Σ(・ω・ノ)ノ!
37-0
2010/01/03 @The Meadowlands,
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
ベンガルズ | (10-6-0) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
ジェッツ | (9-7-0) | 7 | 20 | 3 | 7 | 37 | |
Game Stats |
▼総評
結構、ビビってたベンガルズ戦は圧勝かつ失点を許さぬ超完封勝利。
ベンガルズは守備の主力が4名欠場、攻撃ではRB”セドリック・ベンソン”が欠場だったとしても消化試合にしては酷すぎる結果。
FG圏内に入りつつも反則を連発して、結局パントで終了するシーンはファンからしたらがっかりだったでしょう。
コルツもペイトリオッツも負けた消化試合とはいえど、最初は主力がリードして軸を作るのにねぇ。
QB”カーソン・パーマー”は左手の親指をケガしているらしく、ハンドオフがしづらいようでした。しかし2005年にスティーラーズがスーパーボウルを制した時もロスリスバーガーは同じようなケガで第6シードから最後まで戦い続けたので、それは言い訳にならないです。
ベンガルズは消化試合といえ、こんな負け方は精神的ダメージでJETSとの再戦にマイナス影響するような気がします。
それを差し引いても今日のJETSはいつもと違い気迫がみなぎってました。
まず攻撃ではOLとFB”トニー・リチャードソン”がベンガルズDLを圧倒。そのおかげでランだけで257yd獲得し、ジョーンズは2TDと今日も堅実な活躍。
そしてコルツ戦でキック・オフ・リターンTDを決めたブラスミが今回はワイルドキャットでベンガルズをかき乱し、2度のロングゲインと1TDで大活躍。
サンチェスのスタッツはパス8/16-63yd獲得と、長い攻撃時間に関わらずここまでパスが少ない結果で、ランだけで勝利したような内容でした。
守備で注目のマッチアップだった”オチョシンコ”vs”リーヴィス”はリーヴィスが見事にオチョシンコを押さえ込み勝利。
守備全般ではあらゆるブリッツをガンガンしかけて、ランもパスも封じ込めました。
ただ、全力出しすぎて手の内を見せすぎた感があります。ベンガルズとは現地土曜のプレーオフ一回戦ですぐに再戦ですので、今日のプレイを研究しまくって対策をしっかり立ててくるハズ。
なにわともあれ、JETSは新HCに新QBと完全な新体制でスタートし、見事(半分ぐらい奇跡)プレーオフ出場を決めるという偉業を成し遂げました。今後もチームとサンチェスの成長が楽しみです。
:リターンとワイルドキャットに大活躍のブラスミ。
ここにきて、ここまで使える選手になるとは思っていませんでした。
あとルーキーRB”ショーン・グリーン”も力強いランで勝利に貢献。若い力がチームを盛り上げます。
:サンチェスがパスを投げなければ勝てるのですが、やはり要所でプレイアクションパスや捨て身のスニークで1stDownを更新する活躍。
何より感情を出して喜ぶナチュラルぶりはブレイディやマニングに無い部分なので、見ていて面白いです。
レックス・ライアンへ恒例のゲータレートシャワー。
シーズン序盤のドルフィンズ戦で一度守備が崩壊するも、最後にはきっちり立てなおし大一番で完封勝利。
すごいオヤジです。
[引用:NFL JAPAN]
現地3日、第17週のサンデーナイトが行われ、ニューヨーク・ジェッツが本拠地でシンシナティ・ベンガルズに37対0で圧勝した。これでジェッツは、プレイオフ最後の切符を獲得。9日の第1ラウンドでは、今日の対戦相手であるAFC北地区王者ベンガルズと今度はアウェイゲームで激突する。
ジェッツは、ワイドレシーバー(WR)ブラッド・スミスがラン4回92ヤード、1TD、ランニングバック(RB)トーマス・ジョーンズがラン27回78ヤード、2TDを記録するなど、ランだけで計257ヤードをマーク。地上戦を支配しボール保持時間ではベンガルズを20分以上も上回り、試合を完全にコントロールした。
ジェッツは試合最初の攻撃シリーズでジョーンズがTDランをあげて先制。そして第2Qにスミスの32ヤードTDラン、WRジェリコ・コッチェリーのTDランなどで加点し、前半で27対0と大きく突き放した。後半に入ってもジェッツの優位は変わらず。第3Qにキッカー(K)ジェイ・フィーリーのFGで追加点をあげるなど、ベンガルズに付け入る隙を全く与えない完勝だった。
ベンガルズは、クォーターバック(QB)カーソン・パーマーがパス11回中1回成功、0ヤード、1INTに終わった。そしてパーマー、WRチャド・オチョシンコら主力を温存させた後半に入ってもジェッツ守備陣に封じ込まれ、計72ヤード獲得と散々な内容。すでにプレイオフ出場が決まっており、この一戦は消化ゲーム扱いになっていたとはいえ、来週に再び対決する相手に後味の悪い敗戦を喫した。
よかったですね。ラスト2週はツキに恵まれた感じですけど、勝ちは価値です。ベンガルズももう少しうまく負けろよな…と言うのは贅沢でしょうか(笑い)。
ファーブが抜け、ジェンキンスとワシントンが途中でアウト、その代わりがサンチェス、グリーン、エドワーズあたり、これで昨年と同じ9勝ですから頑張ったと言えるでしょうね。ライアンの運かサンチェスの運か…もしかしてグリーンの運?
来週はベンガルズも本気でしょうけど、チャンスはありそうです。サンチェスがパスを投げないと勝てるなどと言われちゃわないように、もうちょっとパスを混ぜて欲しいですが、どうでしょう。
いやー、2週間前まではドラフトのことしか考えて無かったのに、強運でまさかのプレーオフです。
ワシントンがいたらもっと楽にプレーオフに行けてたと思うんですけど、ケガばっかりはどうしょうもないです。
そして一週間たたないうちに本気のベンガルズとリターンマッチという、プロレスみたいな展開になってしまいましたが、ジョーンズが壊れる前にサンチェスには覚醒して欲しいものです。(^_^;)
ジェッツ来ましたねー。
過去に守備1位、ラン攻撃1位でプレーオフを逃したチームはないそうで、やはり来たかという感じです。
できればワイルドカードであたって今シーズンの1勝1敗の決着をつけたいところでした。まあお互いチャンピオンシップまで来ればできますが・・・。(現状の組み合わせでは、ジェッツの方が来る可能性が高い感じなのが残念です。)
やはり大舞台でパッツと決着つけるのが楽しみですが、ウェルカーが重症ではレイブンズ相手でも厳しそうですね。
しかし互いに上手く残ってチャンピオンシップでの激突を楽しみしてます。
(その前に目の前のベンガルズに勝たなくてわ(=0=;))