100年に一人の天才って・・・(=0=;)

そろそろネタが尽きたか思っていましたが、読み返すとまだまだネタが満載の”アイシールド21″
今回は神龍寺ナーガの「100年に一人の天才」”金剛阿含”(#2:WR、QB)の超人的能力”神速のインパルス”について突っ込んでみました。

[SPONSORED LINK]

神速のインパルス”とは、マンガの中での説明は・・

[“金剛阿含”の反応速度は、脳から筋肉への電気信号(=インパルス)の伝達所要時間が人間にとっては極限ともいえる領域”0.11秒”に達している(0.10秒以下は科学的に不可能とされている)]
とあります。

外部から何らかの刺激があった場合の人間の反応速度が0.2~0.3秒程度だと言われており、この反応速度の限界により、陸上競技の短距離走において、号令より0.1秒以内の反応は理論的にありえないとしてフライングとして扱われています。
オリンピックの100mクラスでも0.2秒前後であり、0.11秒でスタートが切れる人間はスタート最速に間違いは無いでしょう。

外部からの刺激に対する反応速度をまとめると
・光に対する単純反応(simple reaction); 0.19秒
・音に対する単純反応(simple reaction); 0.16秒
・触覚に対する単純反応(simple reaction); 0.155秒
・認識反応(recognition reaction); 0.384秒
との事です。

では、実際に反応速度をためすゲームで自分が「100年に一人の天才」であるか計ってみましょう。
ゲーム1:http://www.steriley.com/speed/
ゲーム2:http://www9.plala.or.jp/niwatori-net/test.htm

“ゲーム1”は5回の平均が測れますが、マウスのクリックで行うので若干反応が遅れます。
エンターキーで測れる”ゲーム2”でワタシは数回チャレンジしてみると・・・

20080718-ic212-320.jpg 神速を超えました!!ワタシは「100年」どころか「1000年に一人の天才」ですな。

というか、何回か適当にボタンを押したらタイミングに上手くハマったようで、こんな記録が出ました。
実際は目で見て反応して押さなければならないので、反則です。
やはり、凡人に0.2秒を切る事はムリでした。

単純にボタンを押すだけで0.2を切れないのに判断能力を必要とし、全身運動で反応しなければならないアメフトの試合中に0.11秒の反応速度を出す事はバケモン以外の何者でもありません。

しかもこの天才”阿含”がなぜアメフトという競技を選んだかというと、ヒル魔一派が気に入らず、イジワルで神龍寺学院の入学試験を通る学力があるにも関わらず、元々は栗田のものだった神龍寺のスポーツ推薦枠を潰す為にわざわざスポーツ推薦入学し、アメフト部に入部したというスゴイ浅い理由。

まぁ、双子の兄貴もアメフトやっている事も理由かもしれませんが、スポーツに関して超能力を持つ天才がNFLに入らない限りプロになれない上に、日本人にとっては超狭き門である競技を選らんでしまった事が致命的ですね。
野球やっていれば、確実にイチローを超えるスポーツセレブになれるでしょう。

しかしこれは、アメフト漫画の世界なのであしからず・・・