Offense VS Defence
今回のスーパーボウルは共に第一シードかつ、レギュラーシーズントップのトータルO#とパスO#を記録したブロンコスと、トップのトータルD#とパスD#を記録したシーホークスという、最強同士が激突する まさに「ほこたて」対決。
ブロンコスが勝てば英雄”ジョン・エルウェイ”以来の15年ぶりのSB制覇。かつ弟に遅れをとったQB”ペイトン・マニング”の2度目のSB制覇がかかっております。
一方シーホークスが勝てば初のSB制覇。2005年シーズンにQB”マット・ハセルベック”&RB”ショーン・アレクサンダー”のハイパーオフェンスで、第一シードでSBの舞台までたどりつくも、第6シードかつ慢心創意のスティーラーズの前に敗れ去った以来の挑戦です。
そして、ニューヨークにて史上初の寒冷地屋外での開催となり、俄然注目が集まる一戦となりました。
勝つのは最強の攻撃か?それとも最強の守備か?
雌雄を決する時は来た!!
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コイントスを行うのはNYだけに、第3回スーパーボウルを制したブロードウェイ・ジョーこと、JETSの英雄”ジョー・ネイマス”。
リーグ史上初、毛皮のコートでサイドラインに立っていた男なだけに、それを彷彿とさせるコートを着て登場。
しかし、さすがに緊張していたのかコインを表裏を決める前に投げて、フォルススタート。
コイントスに勝ったのはシーホークス。先にD#を選び、自慢の守備から流れを掴む模様。
ブロンコス、自陣14ydからO#をスタート。
しかし!C#66″マニー・ラミレス”がケイデンスの確認のため近寄ったタイミングで間違えてスナップ!!
後方に飛んだボールはRB#27″ノーション・モリーノ”がエンドゾーン内でカバーして、まさかのオープニング セーフティー!!
人(´・ω・`)
12秒で失点という最速失点記録を作り、ブロンコスに暗雲が立ち込める。
SEA 2-0 DEN
セーフティーパントにより、シーホークスは自陣36ydよりO#開始。
WR#11″パーシー・ハービン”のリバースで一気に30ydを駆け抜けて、敵陣31yd。
敵陣13ydまで進むもFGで終了。
SEA 5-0 DEN
早く点を取って立て直したいブロンコスだが、WR#88″デマリアス・トーマス”にショートパスを通すも、速攻でSS#31″カム・チャンセラー”が飛んできて吹っ飛ばすぐらい強烈なタックルをかます!
結局1stDown更新すら出来ず、QB#18″ペイトン・マニング”はシーホークスD#の洗礼を早速受ける。
シーホークスの2シリーズ目はランは出ないものの、敵陣43ydからWR#89″ダグ・ボールドウィン”へ一気にロングパスを通し敵陣6yd。
しかし、ホールディングもあり、このチャンスもFGで終了。
SEA 8-0 DEN
今度こそTDを決めて流れを戻したいブロンコス。
しかし、QB#18″ペイトン・マニング”はプレッシャーに慌てたか、パスを投げた先に飛び込んできたSS#31″カム・チャンセラー”がINT!
θ_(゜∀゜ )≡ モヒョヒョヒョヒョ ヽ(A`)ノ≡ コラァァァ!! カエセヨー!!
泥沼ブロンコス。
▼第2Q:SEA 8-0 DEN
シーホークスは敵陣17ydからのO#開始。
ブロンコスCB#32″トニー・カーター”のパス・インターフェアランスにより、敵陣1ydまで進み、RB#24″マーショーン・リンチ”のランで
∩(・ω・)∩Touchdown!
SEA 15-0 DEN
そろそろ反撃しなければいけないブロンコス。慌てず、短い距離をつないでじっくりとO#し、流れを掴もうとする。
しかし、9分も時間をかけて敵陣35yd進んだにもかかわらず、マニングはパスの瞬間に、LB#55″ヒース・ファーウェル”のヒットを受けて浮いたボールをOLB#53″マルコム・スミス”がごっつあんINT。
加えてリターンTD!!
θ_(゜∀゜ )≡ モヒョヒョヒョヒョ ヽ(A`)ノ≡ コラァァァ!! カエセヨー!!
ブロンコス、流れを掴むどころか最悪の展開。
SEA 22-0 DEN
ブロンコスは前半のうちになんとか1本返さねば取り返しが付かない展開。
マニングはロングパスを試みるも、レシーバーはカバーされており、とにかく短く刻むしかない。
2ミニッツを過ぎ、敵陣19ydの4thDown-2yd。
マニングは一度サイドラインに戻り、FGかと思いきやHC”ジョン・フォックス”からGOが出たらしく、フィールドに戻り4thDownギャンブル。
しかし、この判断はミス。パス失敗で、ターンオーバーとなる。
シーホークスは時計を流して前半終了。
▼ハーフタイムショー
ブルーノ・マーズ
レッドホット・チリペッパーズが途中から参加!
しかし、後日ボーカル意外は録音だったと発覚し、話題に。
(わざとギターのシールドをアンプから抜いていたので、自ら大人の事情をばらして見せたと思われる)
僕もTwitterとFacebookで流しましたけど、日本一のKCファンの書いたコラムにもある通り、DENはこれまでディフェンスの上位10チームの中で2チームしか当たった事がなく、プレーオフのSD、NEも下位でSEAのディフェンスは文字通り異次元の相手だった。
JETS狂さんのおっしゃる通り強すぎるオフェンスで並みのディフェンスを粉砕し続けた事により数字が水増しされた事が準備を怠らせる一因となった事は間違いないでしょう。
そして、オフェンスでいえばリンチ潰しに全精力を注ぐDENを嘲うかのように最終兵器ハービンジェットが最後の最後で火を吹いたこと。
ティーボウ、エルナンデス、クーパーとともに時代を作ったチームの黄金パターンを、ついに解禁しました。(ここまで来たらジェットスウィープを最後まで残すためにわざと使わなかったんじゃなかろうかと疑っておりますw)
WRとQBがラッシングでワンツーフィニッシュという意味不明なチームでしたけど、それをUSCのコーチとして見ていたピート・キャロルとしてはスーパーボウルに使いたかったプレーが出来る選手としてベベルOCへ最高のプレゼントを贈れたと思っているはずです。
ここまで来たらカレッジ的なチームで頂点を極めて欲しいという思いもあったので、カレッジスタイルなスペシャルプレーで流れを決めたのにはさすがと思いました。
神のディフェンスも本当にやばかったし、もうピート・キャロルを世界一の守備の名将といってもいいでしょう。
何食わぬ顔で簡単に見捨てる恐怖はあるけど、オフェンスよりも楽しみなディフェンスは本当に見ていて楽しかったです。
そして最後に……。
シーズン前にKC対SEAを予想した先見の明はさすがけど、それはバイアス(偏り)ではなくファンとしての希望ですよ、村田さん!
YM5さん>
戦略が他のスポーツよりもモノを言うアメリカンフットボール。
「いつもどうりやれば大丈夫」な事は無いわけで、その辺りの心構えが出たように見えます。
パスO#記録を作るマニングといえど、スクランブルをするキャパニックよりはシーホークスD#の相性にあったみたいですね。
しっかし、村田さん。KCがあんな大逆転負けをして不本意すぎたでしょう。
大量得点を取って緩み逆転負けするKCと、全く緩まないSEA。このあたりにもSEAのチーム力の強さを見ました。
来シーズンのSEAも楽しみです。
感想拝見しました。
私は後半リターンTDからは白目を向いてプルプルしてたので、あまり記憶にありませんが。。。
振り返ると負ける要因がポロポロと見えてきますね。
兄者なら来年の課題として、昇華してくれるでしょう。
ブロンコサーさん>
私も後半からブロンコスTに衣装替えしたとたん、リターンTD喰らって口が開きっぱなしになりました。
ちょっとSBまで道のりが好調すぎたのも、歯車が狂った要因でしょうね。
逆境を経験しておかないと、崩れた時の立て直し方が分らない感じがしました。
兄者には頑張ってほしいんですけど、2014シーズンはJETSと対戦するので、何ともいえませぬ。。