週は木曜に3試合
残すところもあと5週、楽しいシーズンももう終盤戦です。だからこそNFLは一試合一試合が貴重で、100試合以上もダラダラやる野球より緊張感があっていいんですよね。

で、今週は木曜に3試合あるためにいつもは土日に書くMadden予想を早めにします。
的中率が落ち続けておりますが、先週の答え合わせはどうでしょうか?

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▼Week12予想結果:アタリ8試合、ハズレ8試合
また落ちて、とうとう的中率50%。
これ以上落ちると、このコーナー存続の危機に関わります。今週は頼むぞMadden!

Week13予想 from Madden09
ジェッツ 21-16 ブロンコス
タイタンズ 20-16 ライオンズ
カウボーイズ 24-17 シーホークス
イーグルス 27-17 カーディナルス
ビルズ 17-12 49ers
ベンガルズ 20-13 レイブンズ
コルツ 28-21 ブラウンズ
パッカーズ 24-16 パンサーズ
ドルフィンズ 20-15 ラムズ
バッカニアーズ 24-13 セインツ
ジャイアンツ 20-9 レッドスキンズ
チャージャーズ 27-20 ファルコンズ
ペイトリオッツ 31-19 スティーラーズ
チーフス 24-16 レイダース
バイキングス 21-19 ベアーズ
ジャガース 20-15 テキサンズ

今週も16試合。AFC東は全部勝利で順位に変動ありませんが、首位のジェッツ以外のチームもぐっとワイルドカードに近づきます。
優勝に一番近いはずのカーディナルスはまた負けに予想。
ライオンズはMaddenにも見放され、また負けに予想です。

▼ライオンズ3試合連続のブラックアウト
昨シーズンはドルフィンズが全敗かと思われましたが、Week15でレイブンズを破り全敗を食い止めました。しかし今シーズンは輪をかけて弱いライオンズが16試合制初の全敗も現実味を帯びてきました。
そのあまりの弱さにファンにも見放され、Week12で3試合連続のブラックアウトです。

ブラックアウトとは1973年に設置されたNFL独自のもので「試合開始72時間前までにチケットが完売しない場合、スタジアムを中心に半径75マイル(=約120km)以内のローカルテレビ放送を行わない」というものです。

なぜこのような制度が存在するかというと、スポーツリーグ経営では[1]チケット販売、[2]テレビ放映権、[3]スポンサーシップ、[4]マーチャンダイジング/コンセッション(飲食販売)が4大収益源と言われていますが、[2]~[3]はチケットが売れて(理想は完売)初めて売上げが伸びる性質の収益領域なので、とにかく[1]チケット販売を伸ばせということなんです。
[2]テレビ放映権はスタジアムが熱狂的なファンで埋まって話題性が出てきて初めて成り立つものですし、[3]スポンサーシップはテレビの露出が確保されると額が一気に上がります。観客動員が増えれば[4]が増えるのは、説明の必要はないでしょう。
[参照:スポーツビジネス from NY]

ライオンズ応援ブログ「獅子吼さん」から状況を見ても散々たる状況のようですが、
Week13は先週までパーフェクトだったタイタンズ(JETSが崩しましたが)vs逆パーフェクトの注目度から先週の時点で余りチケット残り1000枚という事でブラックアウトは回避されそうとの事です。

[追記]
木曜にタイタンズにも敗北。⇒残りの試合はヴァイキングズ、コルツ、セインツ、パッカーズと中堅クラス以上のチームとの対戦しか残していないので、逆パーフェクト達成の確立がぐっと上がっております。
逆パーフェクトがかかった最終戦になった場合は問題なくチケット完売か!?

▼カーディナルスQB”カート・ワーナー”の引退撤回!?
好調カーディナルスの37歳ベテランQB”カート・ワーナー”はジェッツ戦でWR”アンクワン・ボールディン”の壮絶なクラッシュを間のあたりにして、今シーズン限りの引退をほのめかしていました。
(クラッシュの模様に関しては「Week4:vs カーディナルス
」の下の方に動画を載せてます)

“カート・ワーナー”は1999年にラムズをスーパーボウルに導き、シーズンMVPとスーパーボウルのMVPも獲得し、2001年にもリーグMVPを獲得した名選手。しかし、その後はケガに泣き不遇の時代が続きました。

しかし現在11試合を終えた時点でパス3,506ヤード、21TD、8INT、QBレーティング102.4という見事な成績を記録しており、ダン・マリーノの持つNFL記録のシーズンパス5,084ヤードを更新可能な状況から自信が戻り、気持ちは現役続行の方向に向かっているとの事です。

今シーズンはジェッツQB”ブレット・ファーブ”39歳、タイタンズQB”ケリー・コリンズ”36歳、そして”カート・ワーナー”37歳とプレイオフに一番近いチームのベテランQB達がAFCの運命を握っております。