新天地でのご活躍をお祈りいたします

2021年ドラフトにて大きな期待を背負って全体2位で獲得したQB”ザック・ウィルソン”君。

ザック・ウィルソン
予定通りのいいPICK NFLドラフト2021がスタート。ニューヨーク・ジェッツは全体2位でイケメンQB”ザック・ウィルソン”を獲得しました。

 

しかし、その期待には答えられずドラフト目前でブロンコスへのトレードが決定しました。

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ザック・ウィルソン(Zach Wilson)をブロンコスにトレード

ザック君は、2021年に全体2位でジェッツが獲得するものの、弱いOLやWR陣も手伝ってパフォーマンスは不安定。

加えて、毎シーズン負傷し1年を通して投げ切った事はありませんでした。

 

それでも高い身体能力と時折見せる素晴らしいプレーは無視できず、2023年シーズンはQB”アーロン・ロジャース”の下での成長を期待しましたが、そのロジャースが開幕4プレーでアキレス腱断裂でシーズンエンドするものだから、戦場へ即復帰。

 

しかし、ジェッツは7勝かつ、ザック君はWeek15のドルフィンズ戦で前半にサックされすぎて脳震とうとなりQB交代。

この後、シーズン中に復帰はありませんでした。

完敗~今、君は人生のぉ~♪ もはやシーズン終了寸前のジェッツですが、次の相手は同地区の首位であるイルカさんです。 ここで一矢報いてジェッツの強さを見せたいところですが、ハンデを

 

2023年シーズン終了時点で、ジェッツからザック君へのトレードの許可は出ており、FA解禁と同時にQB”タイロッド・テイラー”を獲得したことから、ザック君との別れは決定していました。

すっかりジャーニーマン 激しいRB大移動の最中、ジェッツにも動きがありました。 かつての敵がジェッツ入りです。

 

その後、動きが無いので今シーズンも残るかリリースされるかと思っていましたが、ドラフト直前にブロンコスとのトレードが成立しました。

 

その内容は

ジェッツのGET:

・ブロンコスのドラフト6巡

・ザックウィルソンの保証額5.5Mをブロンコスと折半(2.75M)

 

ブロンコスのGET:

・QBザック・ウィルソン

・ジェッツのドラフト7巡

ジェッツはドラフト7巡のラスト2つを持っており、ブロンコスに送るのは256番目ということで、Mrイレレバントはジェッツがキープする模様

 

 

ブロンコスといえば鳴り物入りでゲットしたスーパーボウル制覇QB”ラッセル・ウィルソン”を獲得するも失敗し、たった2年でスティーラーズにトレードしました。

 

FAでの大物QB獲得の動きはなくQBルームは”ジャレット・スティダ”と”ベン・ディヌッチ”の「誰やねん」QBのみであり、ドラフトでQBを狙っている可能性は大いにあるのですが、今年のドラフトでは上位3チームがQBを確実に獲得するという予想は鉄板。

 

ブロンコスの全体12位で獲得できるQBとして有力なのは、QB”ボー・ニックス”と予想の上ではQBの5番手と、かなり堕ちます。

 

なので、モックによってはQB獲得路線は無いと予想するところも少なくありません。

 

今回のザック君の獲得により、ブロンコスが即戦力は難しいQBを獲得しても、育成に多少時間をかけることが可能になります。

もし他のポジションを獲得すると、ブロンコスはチームの命運を”ザック・ウィルソン”に託すという、チームの方向性がドラフトの動きにより分かれるので面白いです。

 

 

一方、ジェッツのQB事情は、先発はQB”アーロン・ロジャース”、バックアップはQB”タイロッド・テイラー”と大ベテランのみが残りました。

なので、将来を担う若手QBがいないのです。

 

もうQB育成は考えず、今シーズンに全振りでしょうかね。。。

後日モックドラフトの記事もUP予定ですが、ジェッツの全体10位での獲得を有力視されているのがTE”ブロック・バウアーズ”。

 

ブロックは弱いもののレシーブ力が他のTEより突出しているようで、TEが”ダスティン・ケラー”以来安定しないジェッツにとって欲しい存在でしょう。

 

しかし、バウアーズやOLが先に取られて、もしも有力なQBが全体10位に残っているならば、将来を見据えてQBに手を出す可能性もありそうです

(まぁモックなんて当たった事ないし)

 

 

なにわともあれ、ブロンコスのQB事情に大きな一手となるザック君の獲得にデンバーファンは何を思うのか。

 

あと、デンバーのママ友は気を付けなされ!(真意は定かでないけど)

女性セブンかよ ジェッツファンとしてスルーしようかと思ったのですが日本のSNSでもすっかりネタになっており、こんな話題はNFL JAPANでは取り上げてくれないので、冤罪を防ぐ意

追記:ザック・ウィルソンは第2のドリュー・ブリーズ?

ブロンコスファンブログ、broncomaniac さんにもザック・ウィルソンのトレードに関する記事が出ましたが、非常に興味深い事が書かれていました。

>リンク:Zach Wilsonを獲得しちゃいました(broncomaniacのブログ版)

 

現ブロンコスのHCは、元セインツでQB”ドリュー・ブリーズ”をチャージャーズから獲得し、スーパーボウル制覇やNFL記録をバンバン更新するQBに仕立て上げた名将”ショーン・ペイトン”。

そのブリーズが失敗したチャージャーズ時代のパス成功率やQBレーティングが、今の”ザック・ウィルソン”に酷似しているのです。

 

詳細は一覧はリンク先のブログに掲載されていますが、むしろ走れるザック君の方が優秀です。

 

ショーン・ペイトンがザック君を獲得した目的は、もしやザック君の中に第2のブリーズの可能性を見たから?

そう考えると、ブロンコスファンのみならず全NFLファンはワクワクしてきますね。

 

打倒パトリック・マホームズ、及び、チーフスの連覇を阻止するのは、意外にもザック君かもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第です!