動、NEWオフェンス
とうとう開幕の時を迎えました。
いろいろ不安材料を抱えつつも、初戦の相手が絶対に勝たねばならないライバルのビルズとは、ファンとしては敗戦の匂いがします。
だが、それは相手も同じ。ここまで来たら、ヤるしかない!

そして、いろいろ隠してきたJETSの新オフェンスが、とうとうそのベールを脱ぐ!
はたして、業界初(たぶん)のダブルQBシステムは機能するのか?


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▼前半
先発は当然サンチェスだが、いきなりQB#15″ティム・ティーボウ”がTEにセット!?その後、早々にティーボウ・ワイルドキャットを出して、3yd稼ぐ。

だが、好調と思われた1stドライブだったが、サンチェスのロールアウトから苦し紛れに投げたショベルパスをTE#86″ジェフ・カバーランド”が弾いき、そのボールをINTされる。早くも新O#に暗雲が立ち込める。(´д`lll)

しかし、ビルズの1stO#でQB#14″ライアン・フィッツパトリック”のWR#13″スティーヴ・ジョンソン”へのパスをCB#24″ダレル・リーヴィス”が、横から飛んできて鮮やかすぎるINT!!
初戦からJETSのD#の顔が魅せてくれます。(°∀°)b

O#を取り返したD#に答えるべくサンチェスがWR#11″ジェレミー・カーリー”にロングパスを決めて敵陣進入。
ティーボウのワイルドキャットを混ぜて前進し、トドメはCB#21″Leodis・McKelvin”の頭上を越えて、WR#11″ジェレミー・カーリー”に見事すぎるTDパスをヒット!!
今日のサンチェスはキテるねぇ。 (´∀`)
7-0

ビルズの反撃もDB#20″カイル・ウィルソン”が横っ飛びでINTしてシャットダウン!D#が冴え渡る!
(´∀`)

サンチェスがとにかくパスを決めまくり、敵陣36yd。
そこからルーキーWR#84″スティーブン・ヒル”にこれまた見事なTDパスをヒット!!(°∀°)b
新ホットラインが早くも開通!
14-0

さらに、ビルズのパントにてWR#11″ジェレミー・カーリー”が見事すぎるリターンTDを決める!!
おいおい、良すぎるとロクな事がねぇぜ!ヘ(゜∀゜*)ノ
21-0

だーがしかし、ビルズのRB#28″C.J・スピラー”から56ydのTDランを食らってしまう。
D#同士の接触はマズかった。
21-7

だがJETSのO#は好調を維持して、敵陣7ydで4th-1ydのギャンブル!!
ハードカウントで相手の反則を誘って、1stDown更新したかったが、ビルズはこれに乗らず、結局、3つ目のタイムアウトを使ってFG。
24-7

既に前半残り2分を切っており、ビルズO#に時間を潰させて前半終了かと思ったら、RB#28″C.J・スピラー”がFS#30″ラロン・ランドリー”のタックルにファンブル!!それをカバーしてターンオーバー!!!
タイムアウト使い切るんじゃなかった。。。 (´д`lll)

敵陣21yd。WR#10″サントニオ・ホームズ”へのTDパスは微妙だがパス失敗と判定される。FGを決めて、前半終了。
27-7

▼後半
ビルズ怒涛の反撃開始!プレシーズンで実験していたノーハドルショットガンの嵐が来るのか!!?

・・・かと、思ったらクロちゃんがINTして、あざ笑うかのようふざけながら、最後は前転してリターンTD
自慢のCBが3人ともINTとは、素晴らしすぎる。(°∀°)b
34-7

次のビルズO#も沈黙させJETSのシリーズ。
ここでサンチェスがなんとフリーフリッカー!!ロングパスをWR#10″サントニオ・ホームズ”に決めて、敵陣21yd。

最後はWR#84″スティーブン・ヒル”のラン・アフター・キャッチでTD!!もはや勝負あったか!?
41-7

しかし、またもRB#28″C.J・スピラー”のランにやられて、QB#14″ライアン・フィッツパトリック”にTDパスを許す。
その後、時間を使わせるためにD#を緩くしたのかビルズO#にボンボン決められ、3TDを許す。
41-28

ビルズのオンサイドキックはSTに参加したティーボウが見事にカバー。
サンチェスがホームズにミドルを決めて、ダメ押しに敵陣1ydからRB#23″ショーン・グリーン”のダイブでTD

不安だらけの開幕戦でしたが、O#、D#、STの全てが爆発し、快勝でした!
ヘ(゜∀゜*)ノ
48-28

 

2012年09月10日 @メットライフ・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ビルズビルズ (0-1-0) 0 7 7 14 28
ジェッツジェッツ (1-0-0) 7 20 14 7 48

▼総評
・O#
不安の1つであったマリオvs新RT”オースティン・ハワード”だったが、ハワードのパスプロが冴え渡り、強力と思われていたビルズD#は0サック。
サンチェスもプレシーズンのバタバタが無く、パスをバンバン通して好調でした。

そしてOCがショッテハイマーの時は一度も無かった、フリーフリッカーには驚きました。サンチェスは初めてやったんじゃないでしょうか。
ドルフィンズ時代のスパラノ&ペニントンの時もこれでロングパスを通していましたが、サンチェス版も見事に成功し、ホームズにロングパスを通します。

今日のパスプロの好調ぶりから「イケる!」と決断したのでしょう。大差で勝っているのに見せる事は無かったと思いますが、実戦で通用したのは大きな収穫です。

話題のティーボウ・ワイルドキャットも序盤から惜しげもなく披露し、大きなゲインは無いもののロスはせず、着実に稼いでおります。これはこれでOKでしょう。

WRでは何と言ってもルーキーWR#84″スティーブン・ヒル”でしょう。5レシーブ、89yd獲得、2TDと爆発しており、昨シーズン無かった長距離砲が復活したのは、うれしい限り。
ホームズも4レシーブ68ydとエースぶりを見せて復活。あのギリギリTDパスがパス失敗と判定されたのが、非常に悔やまれます。

しかーし、RB#23″ショーン・グリーン”のファンブル癖が再発。特にタックルもされてないのにボールを落とすシーンは最悪でした。
2ファンブルとも味方がカバーして、ターンオーバーを逃れておりますが、これは修正してほしいところ。


・D#
序盤からINT祭りとなったD#陣。リーヴィス、カイル・ウィルソン、クロマティと3大CBが全員、見事なINTを魅せてくれました。これにはJETSファンは大興奮でしょう。

リーヴィスのINTはリーヴィスしか出来ない超人的なプレーでしたが、ウィルソンのINTはフィッツのコントロールミスも手伝い、クロマティのINTに関しては、どストライクに投げてきました。

クロマティが奥に走るWRをマンカバーするものだと思いこんだのでしょうね。これはフィッツが冷静さを欠きすぎたプレーでした。

だが終盤でリーヴィスがスピラーへのタックルの後、ILB#57″バート・スコット”に誤って頭を蹴られ脳震とうを起こすシーンがありました。
かなり心配でしたが、後日MRI検査を受けるも、とりあえず軽傷で次戦には出場可能との事です。

加えてDBで良かったのがレッドスキンズからきたFS#30″ラロン・ランドリー”。
Sに関わらずLB並みのパワーがあり、RB#28″C.J・スピラー”からファンブルフォースを奪う他に、セーフティーブリッツでQB#14″ライアン・フィッツパトリック”に再三プレッシャーをかけます。
RB”フレッド・ジャクソン”の足をタックルで破壊したのはやりすぎですが、とにかく期待以上のパフォーマンスを見せました。

D#全般的によかったのですが、贅沢を言えばRB#28″C.J・スピラー”に走られたLB陣が要注意。タックルミスや味方同士の交錯で一気にTDやエンドゾーン手前までのビッグプレーを許したのは痛いところです。

あと大差で緩んだせいか、後半に3TDも取られるのはやりすぎでしょう。
時間を潰すためにD#を下げたにしては、ミドルパスを通されるし、リーヴィスが脳震とうで抜けた事が原因だったら、どんだけ層が薄いのか。これは不安ですね。

DLがプレッシャーをかけつつも0サックに終わってしまったのも寂しいところ。次戦に期待しましょう。

・ST
WR#11″ジェレミー・カーリー”のパント・リターン・TDは当然として、開幕直前に交代したP”ロバート・マローン”のバックスピンで自陣2ydに追い込む神パントがIt’s Good!! (°∀°)b
パンター交代の決断は成功でしたな。

:本日のサンチェスはパス19/27、266yd獲得、3TD、1INT。
プレシーズン4試合0TDが、この1試合で3TD。開幕前の「プレシーズンだから本気じゃないよ」発言はマジだったんですね。

プレシーズンでは工夫もクソも無かったプレーコールも、ティーボウのワイルドキャットや、フリーフリッカーを織り交ぜてバリエーションに富んでいました。

これには相手D#も混乱して、的を絞れないでしょう。
次戦の相手、鉄壁スティーラーズがどのような対策を打ってくるか気になるところです。