やっちゃえチーフス

NFCからスーパーボウルに出場を決めたのはラムズ!

その対戦相手を決めるAFCチャンピオンシップは、10年連続地区優勝で8年連続のチャンピンシップ出場というアホみたいな記録を打ち立てた常勝軍団「ペイトリオッツ」と、QB”パトリック・マホームズ”率いる超攻撃力を誇る第1シードの「チーフス」が対戦です。

ペイトリオッツばかりのスーパーボウルに飽きたので、チーフスに勝ってもらいたいのですが、常勝軍団だけあってその壁はウォール・マリアよりも高いです。

果たしてチーフスは、レギュラーシーズンでも敗北した史上最強の敵をどうやって攻略するのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

  1Q 2Q 3Q 4Q OT TOTAL
ペイトリオッツ 7 7 3 14 6 37
チーフス 0 0 7 24 0 31

総評

ペイトリオッツのスタートは前のチャージャーズ戦と同じで、ペイトリオッツのランを主体に刻むO#にチーフスD#は成す術なく、先制のTDを奪います。

次のペイトリオッツのドライブも同じような展開でエンドゾーン手前にあっさり到達。

この時点で「結局、チーフスもチャージャーズみたいにボロ負けか・・・」と、思っていたらココからが違いました。

なんとQB”トム・ブレイディ”がエンドゾーンのTE”ロブ・グロンコウスキー”に放ったパスをLB”レジー・ラグラン”にINTされターンオーバー!!

これでモメンタムがニュートラルに戻り、死闘に発展!

 

チーフスは前半を無得点に終わるも後半から反撃開始。前半はペイトリオッツのワンハイのマンカバーに苦戦するも、ちょっとOLが持てばマホームズの爆発力で一気に形勢を傾けます。

 

逆にペイトリオッツはランとミドル以下のパスで刻む堅実なO#で攻めますが、特にTE”ロブ・ゴロンコウスキー”がランブロックに加わると強力で、本職のOL以上にD#を押しのけます。

さらにブロッカーのみならずレシーバーにもなるので、チーフスD#からしたらカバーすべきかしないべきか分かりません。

こんなのどうやって相手するのよ!
(;´Д`)ノ

※チーフスD#から見たイメージ。

 

さらに目立ったのがエデルマン。

パントをマフった!!

と、思ったらギリギリすぎるノータッチ!!この跳ね方が楕円形のマジック!

 

「あー助かった!」と思ったら、次はブレイディのパスを弾いてINT献上!

 

しかし、やはりOTにブレイディのパスをレシーブしまくり、ペイトリオッツを勝利に導いたのもエデルマン!

高速で中央に切り込みレシーブする姿が一瞬”ウェス・ウェルカー”に見えました。マジで。

 

詳しい内容はダイジェスト動画を見てもらうとして、とにかく試合の終盤はマホームズ爆発ショーとエデルマンの曲芸ショーといった展開で、ペイトリオッツがオーバータイムで先行からTDを決めて、チーフスにO#の機会を与えることなく勝利しました。

 

とにかく勝負強いブレイディ様のスタッツは、30/46回348yd獲得、1TD、2INT。

今日も地上戦でブレイディ様を支えたRB”ソニー・ミシェル”が113yd獲得。

プランどおりに展開するも、ブレイディの肝心なところでのINTは計算外で、OTにもつれる死闘となりました。

しかしながら、結局は刻みながら進めるO#は強く、満身創痍のチーフスD#にペイトリオッツを止める事はできませんでした。

 

一方、惜しくも敗れたチーフスQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、16/31回295yd獲得、3TD、0INT。

パス成功率が約50%で今シーズン初の前半無得点ながら、第4Qに24点を取る鬼のような爆発力で試合はオーバータイムにもつれこみました。

RB”ダミアン・ウィリアムズ”のランがわずか30ydであり、もしRB”カリーム・ハント”が健在だったらどうなっていたのか考えてしまいます。