スO#復活の鍵となるか?
ジャガーズ戦に勝ったものの、褒めれた内容ではなく、やはりサンチェスのパスが復活しない限り、残りの試合は勝てないと思っていた矢先にビッグニュースが舞い込みました。

2009シーズンと2010シーズンにJETSがチャンピオンシップに出場した時のO#の主力、WR”ブレイロン・エドワーズ”がJETSに復帰です。
サンチェスのロングパスがここにきて復活か!?

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▼WR”ブレイロン・エドワーズ(Braylon Edwards)”
エドワーズは2005年ドラフト全体3位でブラウンズが獲得。ブラウンズの主力WRとして活躍し、2007年にキャリアハイの80レシーブ、1289yd獲得、16TDという成績を残すが、2008年は不振に陥る。

2009シーズンWeek4終了直後に2010年のドラフト3巡と5巡、WR”チャンシー・スタッキー”とLB”ジェイソン・トラスニック”を条件にトレードで獲得。

当初は落球グセがあったが、徐々に改善。相手D#を縦に引っ張る快速と、競り合いに強いサイズが武器で、サンチェスのロングパスのターゲットであった。

しかし、飲酒運転など素行の悪さから2010シーズン終了後に契約を更新せずFAとなる。
2011年に49ersに移籍するも負傷の影響もあり成績を残せずカット。
2012年にシーホークスが獲得するも、出番は限られ、かつ他のWRが成長したため不要となりカット。そして、この度JETSがウェーバーで降りてきたところで獲得しました。

 

▼なぜ今更?
なぜ今になって獲得したかというと、ジャガーズ戦にてWR”スティーブン・ヒル”が相手DBに引っかかったような不自然な形で倒れ込んで、右膝を捻挫。
現在、彼の様態は不明ですが、倒れ方といい、膝をおさえて苦しんでいた状況から重症である事が推測できます。

さらにケラーのかかとの負傷、WR”クラウド・ゲイツ”も先週は脳震盪でOUTでしたので、またもレシーバーがいない状況となりました。
以前にJETS関係者に「あれはゴミに投げてるんだぜ!」と言われたレシーバー陣のゴミ化がさらに進行しております。

GMタネンバウムは事件を何度も起こす素行の悪さからエドワーズと契約しなかったのですが、さすがにこの最悪な状況下で降りてきた蜘蛛の糸をつかまざる得なかったのでしょう。

加えて、エドワーズはシーホークスをカットされる直前にJETSの上層部を批判しておりました。だが、彼のサンチェスを支持する姿勢は揺るぐことなく、それが上層部が批判を大目にみる理由となりました。
(チーム出た後に悪口しか言わない、LTさんとは違いますな)

 

▼さて、どうなる?
JETSに復帰したからと言っても、以前のように活躍できるとは限りません。
まずシーホークス最後の試合で膝を痛めて  injury/waive(故障解雇)として扱われたからです。膝に問題があるらしく、試合に出たとしてもかつてのスピードが出るかどうか。

あとOCがショッテン・ハイマーからスパラノに変わり、システムが一新されている事も懸念点です。
プレーブックを一から全部覚えなければなりません。

しかしながら、四面楚歌のサンチェスにとっては強い味方。ヨソのチームで振るわなかったエドワーズにとってもラストチャンスになるでしょう。
ブーツレッグから数々のロングパスを決めてきたホットライン復活に期待です。

 

▼RB”カリル・ベル”をカット
エドワーズが来たのなら、玉突きのように誰かが出されるのが世の常。この間、ベアーズから来たばかりのRB”カリル・ベル”をカットしました。

RB陣の負傷が治ったし、ベルはカーディナルス戦で1点を争う接戦のさながらファンブルロストをやって、下手すればこれをきっかけに負けてました。
これは仕方ないでしょう。