▼総評
強いのか?弱いのか?またしても実体は闇のファルコンズ。
特にプロボウルを見てるかのような後半の緩すぎるD#に疑問を感じます。前半で大差がついたのでディープを固めて緩く守って、時間を潰しつつビッグプレイを阻止したかったにしても、シーホークスにロングゲインが出まくるし、意味不明です。
逆にファルコンズO#は途中で無敵に近い見事なドライブをするのですが、どうやらO#力はマット・ライアンのブレる気分しだいのようで、ちょっとシーホークスが反撃に出ると、速攻で崩れちゃいました。
だが、試合終了直前に逆転FGにつないだ事でマット・ライアンも自信を持ち、今後は安定するのかと思います。
シーホークスの方は、いくつもの采配ミスが痛かった。
1つめがギャンブル失敗。これって昨シーズンもファルコンズが序盤に仕掛けて失敗しております。
序盤はセオリーどうりFGで終わるべきでした。
2つ目がFGレンジに入る前にタイムアウトを使い切って前進して、前半終了まぎわにサックを喰らってFGが蹴れなかった事。
私も見ていて、最後のタイムアウトはFGを蹴るとき残し、1stDown更新したら,なぜスパイクで時計を止めないのか疑問でしたね。
結果はサック喰らってタイムアップ。スポーツに「たられば」は無いといいますが、やはりセオリーどうりに1本でもFG決めてれば、シーホークスが勝っていたわけです。
そして3つ目が最後のファルコンズの逆転FGトライの時のタイムアウト。
最初に蹴ったがタイムアウトで無効になったFGは右にハズれました。タイミング的にタイムアウト取ったの分かってからFGを蹴ったようで、言わば「ためし蹴り」をされたのです。これにはシーホークスHC”ピート・キャロル”は抗議しています。
そして2本目は成功しファルコンズ逆転。まさにカウボーイズ状態です。
よくキッカーの集中を切るために、蹴る直前に相手がタイムアウトを取りますが、これでハズれたシーンを見た事がありません。
むしろ取らなきゃ良かったという場面の方が印象的ですね。
辛くも勝利したファルコンズの相手は、パッカーズに圧勝とも言える試合展開を見せた49ers。
果たして49ersを倒して、今シーズンのファルコンズは本物である事を証明できるのか!?
:マット・ライアンのスタッツはパス24/35回250yd、2TD、2NT。
ウィルソンはパス24/36回365yd、2TD、1INT。
パスではウィルソンが上回りましたが、やはりリンチのランを46ydに抑えられたのが響きました。
まず、ロジャース弟ことジャッキズ・ロジャースがようやく注目されて嬉しいですね。
プレシーズンからロジャース弟の動きをチェックしていた僕には驚きでもないし、プレシーズン初戦のBAL戦で、掴まれても倒れずにエンドゾーンまで持ち込む根性はグッド!と書いた記憶があります、スタッツを見ただけで選手の活躍は分かりませんね。
日曜深夜か月曜の朝か分からない時間に皆さんとともに寝る事なく徹夜で見ていました(だからHOU@NEは1Qで寝てしまいました)が、Twitterでリアルタイム観戦していた人々から32番すげー!とかロジャースやばいというツイートを見て顔がにやけるのを抑えられませんでしたね。
と、ロジャース弟をべた褒めしましたが、知っての通りこの試合はSEAを応援していました。
もう終わった試合の事を何を言っても結果論ですが、何故SEAは無駄なギャンブルをしたのか、何故時間が6秒しかない上にタイムアウトもない状態でFGではなくGOさせたのか……。
仮に20-6なら、いや、20-3ならSEAが勝っていたのか?と聞かれたら、ATLもSEAも後半の修正やプランが違っていただろうから勝っていたと言う事は出来ません。
20-0だったからSEAは後半追い上げる事が出来た訳だし、後半のATLはDENやファイターズのような負けるフットボールをしていると思い、SEA最後のドライブでは逆転出来ると信じていました。
だから、逆転した時は勝ったと思いました。負けるフットボールをしては勝てないと思っていました。
(DENは同点だったので攻めるしかない状況ではありませんでしたが)皮肉にもDENと同じ30秒弱でタイムアウト2つの状態から果敢に攻め勝利したATLとライアンは、悔しいですが見事でした。
ロジャース弟が30ヤードリターンし、FGレンジまで約35ヤード。
20ヤードと15ヤードパスを見事に通し、FGを決める。
DENがやらなかったシナリオを頭の中で浮かべましたが、それを完璧なまでにライアンに演じられたばかりか(嫌がらせタイムアウトという邪魔は入りましたが)ブライアントにFGまで決められてしまってはもうお手上げですわ。
ATLはそれだけ強かった!
SEAもレギュラーシーズンを含め7点差で負けた事がないという、本当に強いチームでした。
疑惑のTDもありましたが、シーズンが進むにつれどんどん強くなるチームの姿を見て、もうSEAの実力を疑う人はいないでしょう。
一番の戦犯は無意味なギャンブルで得点チャンスを潰したピート・キャロルといっていいくらいの試合で、選手達は両チームとも本当によくやりました。
もしかしたら今シーズンのベストマッチになるかもしれません。
最後はフリオのINTで試合終了となりましたが、エンドゾーンのいいところに落とされたパスでした。
もし、あのパスの落下点にいたのがフリオではなくシドかミラーだったら……。
どうしてもそんな夢を見てしまいますよね。
YM5さん>
やっと噂のロジャース弟が日の目を見ましたね。
何かいろいろ疑問の残る内容でしたが、シーホークスの追い込みは大変盛り上がりました。
最後のINTも誰が取ってもおかしくなかったですね。レギュラーシーズンにパッカーズvsシーホークスにて代替え審判の誤審でヘイルメイリーをTDと判定した事が思い出されました。
このシーン:[http://jets94.com/2012/09/10462.html]
それ以前にいろいろ悔やまれるシーンがありましたが、終わってしまったものは仕方なし。仇は同地区の49ersが取ってくれるでしょう。
(ファルコンズがSBに行っても何か盛り上がりに欠けますし)
僕がNFLで好きなチームを上位から5チーム+1を挙げてみると…
1位…フィラデルフィア・イーグルス
2位…ニューヨーク・ジェッツ
3位…シアトル・シーホークス
4位…アトランタ・ファルコンズ
5位…グリーンベイ・パッカーズ
次点(6位)…マイアミ・ドルフィンズ
そう、ATLは4番目に好きなチームなんですよ。(全て18年前に小学2年生の感性で選んだチームなのでその辺りはご容赦下さい)
SFも好きなチームですが、今回応援しているATLが勝つためには乗り越えなければならない壁は予想以上に高いですね。
http://twitpic.com/bvyh8e ←NFLデビューした95-96シーズンのプレーオフでイーグルスがDALに負けた時の顔
http://twitpic.com/bvyil7 ←04-05シーズンのNFCチャンピオンシップでイーグルスがATLに勝ってスーパーボウル進出を決めた時の号泣
http://twitpic.com/bvylse ←その39回スーパーボウルでインチキチートリオッツに負けた時の顔
1月から始まった琴浦さんというアニメの主人公の顔芸が昔の自分の表情そのままだったので載せてみましたが、再び2番目のような号泣をする日が来るのでしょうか……。
そして、JETSさんがスーパーボウルに行ったら僕はどんな顔をするのか、AFCという但し書きは付きますが応援しているのは事実なので自分でも楽しみだったりします。
待ってましたw
個人的にDPで1番見応えがある
ゲームでした。RWは文句のつけようのない
パフォーマンスを見せました。しかしリンチが
イマイチでしたねぇ。そこがSFとの違い。
リードオプションはやはりバックスの4-5yardゲインが在って
爆発力が増す。
しかしRWはNFL屈指のコンテイナーやパスラッシャーが
どれだけ必死に追っても別次元でアヴォイドしてしまうから、
また、その自信からポケット内でも非常にリラックスしてる
感じです。それがパスターゲットを長く探索できる源泉であるように思える。
来季は敏捷性のあるDB陣のブリッツやスクランブル時にファール必須の
危険なタックルでモビリティーを奪われるようなD#対処が行われるだろうねえ。
最後に散々批判されているピートキャロルですが、
やはり、1st halfでの二度の4th down ギャンブル失敗は、結果的に
敗戦のエピローグであったのだな、と。
セオリーから逸脱が過ぎると、フットボールの神様は微笑んでくれないな、
と、オカルト的な締めをさせて頂きますw
ブーマーさん>
すごい試合でしたね。まさかあの点差から追いつくなんて。
これでファルコンズ負けてたら、もう地元のファンから総スカンでしょう。
序盤からギャンブルしかけたりする所は、ファルコンズを舐めきって油断してたんじゃないでしょうか。
今回のピート・キャロルのようなマネはベリチックならしないでしょうね。
慢心が墓穴を掘る結果となりました。