▼総評
前回と同様に序盤は強いが、途中からおかしくなるのがファルコンズクォリティ。
マット・ライアンがスキあらば絶妙なコントロールでWR#11″フリオ・ジョーンズ”にロングを投げ込みTDパスをヒットさせ、0-17 と点差を広げるのだが、やっぱり徐々に点差を詰められる。

前半終了間際に点差を突き放し、立て直したかに思われたが、やっぱり後半から”マット・ライアン”が調子を崩して、49resのD#がゾーンで張っているところに、思惑どうり投げ込んでしまって痛恨のINTを喰らったり、ファンブルロストしたり、ターンオーバーを献上しまくる。

前の試合から見てて思った事は、マット・ライアンは強固なパスプロに守られている時は最強だが、ちょっとでもD#に触られると、急にレシーバーと合わなくなったり、オーバースローしたり明らかにコントロールが狂う。

BUSTの”マット・ライナート”はNFL入りしてから、あるきっかけでパスラッシュ恐怖症みたいになってしまってBUST化した話をどこかで聞きましたが、”マット・ライアン”もパスラッシュ恐怖症を抱えているのでしょうか?

 

49ersの方は、今回はケイパーニックのランがあまり出ないも、1回ロングゲインを見せると、その恐怖の加速力がファルコンズD#にすり込まれてしまい、ケイパーニックを無視できなくなりました。
そうすると、LBがリードオプションでケイパーニックの動きに簡単に釣られて、本命であるゴアのランの対処に一歩遅れる事になり、ランがゴリゴリ進むようになり、主導権を掴みました。

レシーバーでは前試合ではWR#15″マイケル・クラブツリー”が大活躍でしたが、今回はエンドゾーン手前でファンブルロストと致命的ミスを犯し、これが無ければもうちょっと楽に勝ててました。
今回のレシーブの主役はロングパスにTDパスレシーブに活躍したTE#85″ヴァーノン・デイヴィス”ですね。

 

そういえば、エイカーズが簡単なFGを外した時は、先日解雇した「カンディフの呪い」だと、呪いブームなので騒がれました。
そして春日の呪いは今回も鉄板。乗り換えたファルコンズは見事に撃沈です。
ジャイアンツ、レッドスキンズ、ブロンコス、ファルコンズと4チーム潰して、これで初めて呪いが発動した2010シーズンとタイ記録に並びました。

SBでは春日がどっちを応援するのかが、勝敗の鍵を分けるでしょう。

 

NFC Championship Football:王道オフェンスの”マット・ライアン”はパス30/42回396yd、3TD、2INT、1ファンブルロスト。
あらゆるパスをきれいに投げるポケットパサーのお手本のようなすごいQBです。さすが第一シード。

しかし、今回も1勝はするもSBに届かず。そろそろO#タレント軍団にも老朽化の波が来ているので、いち早く制覇しなければなりません。。

対するケイパーニックは16/21回233yd、1TD。今回はラン2回21ydと爆発しませんでしたが、23ydのロングゲインを1回みせただけで、十分に脅しとなりました。

LBがケイパーニックに気を取られ過ぎて反応が遅れているのが、よく分かります。
イレズミを含めて、恐ろしいQBです。

アスミスは、おこぼれでSBリングをもらって、とっとと移籍したほうがいいですね。ドラフトはQB不作と言われてますので、まだまだチャンスはあるでしょう。