お金の話は好きなのよ
これまで史上最高の契約額の話題を追ってきた当ブログでしたが、ラッセル・ウィルソンの契約の話はタイミングが合わずにスルーしてしまいました。
その詳細を今一度チェックします。
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QBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)の契約の全貌
既に過去のニュースとなってしまったQB”ラッセル・ウィルソン”の契約額のニュース。
NFL JAPANでも4年で140M(約157億円)で保証は107M(約120億円)と報じられています。
シーホークスQBウィルソンが4年約157億円で契約延長、史上最高額選手に
この契約でウィルソンの平均年俸が35Mとなり、以前に報じたパッカーズQB”アーロン・ロジャース”の33.5Mを超えるため、史上最高の契約額となったわけです。
そして気になるウィルソンの契約の詳細がこちら。
- Signing bonus: $65 million.
- 2019 base salary: $5 million, fully guaranteed.
- 2020 base salary: $18 million, guaranteed for injury at signing and fully guaranteed on the fifth day of the 2020 waiver period.
- 2021 base salary: $19 million, guaranteed for injury at signing and fully guaranteed on the fifth day of the 2021 waiver period.
- 2022 roster bonus: $5 million, earned on the fifth day of the 2022 league year in March.
- 2022 base salary: $19 million.
- 2023 roster bonus: $5 million, earned on the fifth day of the 2023 league year in March.
- 2023 base salary: $21 million.
サインボーナスで65M+見直した2019年のサラリーは5Mは全額保証となり、まず70Mを初年度で手に入れる事ができます。
そして、2020年の18Mと2021年の19Mの契約も全額保証。(トラブルなど負傷以外の欠場では保障されない)
この合計が107Mの保障となるわけです。
問題は保障されない2022年からの契約。通常ならここから先はチームの状況しだいでウィルソンをトレードに出して契約を亡き者にすることもできますが、ウィルソンが金額以外にこの契約に応じたもう一つの理由が「ノー・トレード条項」が盛り込まれたこと。
これはウィルソンの同意なしにチームはウィルソンをトレードできないのです。
これにて2023年シーズンまでウィルソンがシーホークスにいる事はほぼ間違いないでしょう。それまでに2度目のスーパーボウル制覇を成すことができるのか?
はたまた、史上最高額でQBと契約したチームは衰退するパターンにウィルソンもハマってしまうのか、注目したいところです。
おまけ:嫁とベッドから契約の報告をするラッセル・ウィルソン
SEATTLE. Let’s get it. @Seahawks #GoHawks pic.twitter.com/xeWnEnUzmR
— Russell Wilson (@DangeRussWilson) 2019年4月16日
史上最高額の契約がまたも更新されましたが、果たしてウィルソンは“最高契約の呪い”を克服してチームを成功に導く事が出来るのでしょうか?(@_@;)
ふて猫さん>
まぁウィルソンの場合は契約に見合うぐらいの活躍をつづけ、昨シーズンもチームをプレーオフに導いていますから大丈夫かと思いますが、ドラ1を捨ててでも選手単体の契約額を下げるシーホークスのやり方に見合わない額というのが気になりますね。