フォーク様の相手にもならぬ

昨年、バッカニアーズは異例とも言えるドラフト2巡でK”ロベルト・アグアヨ”を獲得しましたが、そのパフォーマンスは期待と遠いものでした。そして今年のプレシーズン1試合目の後に速効で解雇です。

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バッカニアーズ元ドラ2キッカ-K”ロベルト・アグアヨ(Roberto Aguayo.)”を解雇

バッカニアーズは2016年ドラフト2巡でK”ロベルト・アグアヨ”を獲得。彼はカレッジでは90%以上の成功率を誇る優秀なKでした。

しかし、彼のパフォーマンスは期待とは裏腹にバッカニアーズ1年目はFG成功率71%(22/31)というKとしては最悪の成功率を叩き出しました。

 

2017年シーズン、バッカニアーズは元JETSのキッカー、ご存知フォーク様ことベテランK”ニック・フォーク”を獲得。これはアグアヨを成長させるための獲得かと思いきや、フォーク様は「俺は教えに来たのではない!覚えたきゃ見て盗め!」とアグアヨから先発Kの座を奪う宣戦布告をします。

ジェッツ ニック・フォーク nick fork
あれ? JETSから多くのベテランがリリースされましたが、その中の一人K”ニック・フォーク”がバッカニアーズと契約しました。 たしかバッカニアーズって・・・。

そして、運命の2017年シーズンのプレシーズンWeek01にてバッカニアーズはベンガルズと対戦。アグアヨは汚名挽回のシーズンであるにも関わらず、第2Qにエクストラポイントを外し、第4Qに47ydのFGを外す大失態を見せました。
(フォーク様は45ydのFGを1本成功)

そして翌日、バッカニアーズは早々にアグアヨに見切りをつけてカットし、フォーク様は苦労なく今シーズンも先発Kの座をほぼ手中に収めたのでした。

 

キッカーの重要度が増すNFLにて、ドラ2とはいえどこの成績では生き残るのはムリでしょう。それに彼がいなくてもフォーク様がいれば当然そうなります。

フォーク様はJETS時代、40yd以下の簡単なFGを外すクセに、50yd以上や決勝FGを外さない尋常ではない勝負強さを持ったKでした。むしろ50yd以上の方が安心して見られる変態キッカーです。

フォーク様はJETSのベテラン一掃プランでカットとなりましたが、フォーク様は残すべきだったでしょう。代わりにJETSに入ったのが、元カーディナルスの泥沼キッカー” チャンドラー・カタンザーロ”なので、今シーズンのFGは不安しかありません。

Chandler Catanzaro miss
おそらくトラウマを抱えた男 お隣の王者パッツはガンガン補強が進んでいるにも関わらず、動きの少ない自称因縁のライバルJETS。 リリースしたフォーク様の代わりに獲得したキッカーが

ドルフィンズ、”ライアン・タネヒル”。やっぱりシーズンエンド

先日、ドルフィンズがQB”ライアン・タネヒル”の負傷に元ベアーズのQB”ジェイ・カトラー”と契約したニュースをお伝えしました。

ジェイ・カトラー
まさかのカトちゃん復活 プレシーズンが始まり開幕目前の状況でビッグニュースが飛び込んできました。 元ベアーズのエースQB”ジェイ・カトラー”が同地区AFC東のドルフィンズと契約

その後、タネヒル復帰の可能性も見込まれましたが負傷箇所が2016シーズンに負傷した左膝の前十字靭帯(ACL)であり手術が必要のため、今シーズンの復帰の可能性が無くなり完全なシーズンエンドとなりました。

タネヒルは昨年の負傷において手術はせず幹細胞治療(体外で細胞を培養し破損個所を修復に使用する)を選択したのですが、どうやら完治には至っていなかったようで手術を選択しなかった事がアダになったようです。

さよならタネヒル。また来年。保存

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