鬼門

BYE WEEKがあけて心機一転のWeek05。

開幕3連敗の最悪の状況を脱出したいところですが、対戦相手はこれまでレギュラーシーズン過去10戦で勝利したことのない苦手なイーグルス。

かつ、QB”サム・ダーノルド”の復帰は見送られ、先発QBはまたも”ルーク・フォーク”となりました。

果たして、ジェッツはこの試練を乗り越える事ができるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

0

0

0

6

6

イーグルス

14

7

3

7

31

オフェンス

本日も全く進まぬO#。脆弱なOLが10サックも許しました。

特に”ブライアン・ウェインタース”とドラ3”チュマ・エドガ”が悪い事に加えて、ボールの保持時間が長いQB”ルーク・フォーク”も悪いです。

RB”レベオン・ベル”にひたすらボールを渡すも、安易に頼りすぎるので読まれる始末。

QB”ルーク・フォーク”のスタッツは、パス15/26回120yd獲得、0TD、2INT。さらに2ファンブル1ロストで、ロストではボールを拾われた後そのままエンドゾーンまで走られてリカバーTDを喰らいました。

 

パスO#は復帰したWR”デマリアス・トーマス”がトップですが4レシーブ47yd獲得と奮わず。WR”ロビー・アンダーソン”に関しても16ydのパスを1回レシーブしたのみとなりました。

 

昨シーズンの開幕前に手放してセインツ移籍したQB”テディ・ブリッジウォーター”がブリーズ不在の中で先発を手に入れ勝利する姿を見ていると、本当にもったいないことをしたと思います。

 

唯一  素晴らしいシーンが、第4Qのイーグルスがパント処理のミスから得た敵陣19ydからのO#でリバースプレーが決まりTDを奪ったところ。これで完封負けを阻止し、最悪な結果を逃れました。

 

気になるのが最後のO#シリーズで契約したばかりのQB”デビット・フォールズ”が登場したこと。理由はその前のO#でQB”ルーク・フォーク”がサックを喰らった際に負傷したからです。

もはやQB受難が止まりません。そろそろお祓いが必要でしょう。

ディフェンス

またもLB”C.J・モズリー”は欠場。これほどケガが長引くとは思っていませんでいた。

ジェッツD#は第1Qに14点を取られるもイーグルスO#を苦しめ、イーグルスが常に良いフィールドポジションからO#を開始するわりによく止めました。31失点のうち半分ぐらいはO#の責任ですから、仕方ありません。

 

プロボウルS”ジャマール・アダムス”のパスカバーは目を見張りましたが、逆にCB”トラメイン・ジョンソン”が簡単にWRに置いて行かれるシーンに年齢を感じました。。

パスラッシュはそこそこかかるも、わずか1サック。

 

ドラ1DL”クイネン・ウィリアムズ”がやっと復帰したので、彼の成長に期待しましょう。

スペシャルチーム

第4QのパントでイーグルスのRB”コーリー・クレメント”がバウンドしたボールにわざわざ触りに行ってマフり、そのボールをジェッツのRB”トレント・キャノン”がカバーして敵陣19ydからのO#を得るラッキーが発生しました。

そのO#からリバースプレーで1発TDが決まり、完封負けを阻止しましたが、これはジェッツSTの功績というよりもイーグルスSTのミスです。

 

K”サム・フィッケン”が55ydのFGを外すも、これは距離的に仕方なし。

総評

QB”サム・ダーノルド”がまたも欠場でO#死亡。QB”ルーク・フォーク”はもうちょっと頑張れるかと思ったのですが、変えた方がいいでしょう。OLが弱いとしても判断が遅く、直ぐに捕まります。

ダーノルドの早急な復帰に期待するしかありません。しかし、ダーノルドが復帰したとしても開幕4連敗からプレーオフ出場するために残り12戦を全勝すればギリギリ届くかもしれませんが、それは奇跡なので詰みました。

ダーノルドの病気やモズリーの負傷は不幸ですが、セインツやパンサーズは先発QBが不在でも勝利する力があるので、そこはHCやチーム力の差なのでしょう。

このまま16連敗して、新たな歴史を刻みそうなジェッツ。

果たして「これが俺たちのスーパーボウルだぁー(byブラウンズ)」と言える日が来るのか、見守るしかありません。