▼D#
プレビュー記事で「グロンコウスキーの起用は限定的だろう」と書いたんですけど、予想は外れてガッツリ出てきました。
やはり、グロンコのスピードとパワーは脅威で、復帰戦に関わらず8レシーブ114ydもやられました。

しかしグロンコウスキーをカバーしたFS#39″アントニオ・アレン”は、パスカットで3rdDownを止めるどころかピック6を決める活躍を見せました。後半開始直後のピック6で一気にJETSにモメンタムが傾いたのは明らかです。

ランD#は相変わらず好調でリドリーを50ydに抑えるも、前半はパスラッシュが通らずブレイディのパスに苦戦。
しかし、後半はガラっと変わって、パスラッシュが届きだしてパッツO#を抑えることができました。

 

正直なところ、D#が抑えたというか、ブレイディが後半からやたらオーバースローをするようになり、助けられた感があります。

あと試合が終わってから気づきましたが、パッツはいつものようなスクリーンやスイングパスがほとんど無く、O#が淡白だった気がしますね。

 

▼ST
新加入のWR#16″ジョシュ・クリブズ”。そこそこリターンしてくれて、まぁ獲得して良かったと思いますが、キャッチが危なっかしくて恐ろしい。
名リターナーの余裕なんでしょうかね。。

 

そして何といっても今回も勝負を決めたのはフォーク様。
とはいっても、最初の56ydの決勝FGは外れたのですが、パッツのDT#94″クリス・ジョーンズ”がFGブロックのさいに他の選手の後ろに回って押すという行為がアンスポーツマン・ライク・コンダクトの反則となり、1stDownを更新し、42ydの決勝FGにつながったわけです。
このパッツ側の自滅が結局のところ、勝負を決めました。

この反則は、今シーズンからルール改正されたもので、「味方が味方をブロッカーに押し込んではならない」というもの。
つまりこれが昨シーズンの話だったら、負けていたかもしれないわけで、運にも恵まれた勝利でした。

 

しかし、エデルマンに再三ビッグリターンを許したのはアカン。

 

▼総評
前試合でメイヨ、タリブ、アメンドーラと主力を失ったので余裕勝ちかと思ったら、やっぱりパッツはパッツ。
主力がどんだけ抜けようが崩れることは無く、D#のカバーが鬼のようでレシーバー陣がなかなかセパレートできませんでした。

前半で10-21とリードされた時は、先週のPIT戦みたいにO#が機能せずズルズルやられるパターンになるかと思いきや、ブレイディがブレイディらしからぬミスを連発で助かりました。
後半は前半のような球威が感じられなかったので、さすがのブレイディも年なんでしょうが、それでも最後は逃げ切れずオーバータイムに持ち込まれたので、その執念はさすがです。

 

パッツには2010年のWeek02以来、実に3年ぶりの勝利。
近年、パッツに勝つ時のパターンって前半ダメで、後半から逆襲するパターンなのでドラマチックで楽しいです。

 

さてさて、非常に大きな1勝を得て、やっぱり奇数週は勝利、偶数週は敗北というパターンを継続中。
なのでWeek08のベンガルズには負けるがWeek09のセインツには勝利するという強豪キラーパターンに発展。
そしてByeが偶数のWeek10なので、勝ち越し決定!!!
いやいや、この法則どうりだとプレーオフには行けないので、どこかでよい方向に脱出せねばなりません。

 

2013-10-2012_23_22:本日のジーノはパス17/33回233yd獲得1TD、1INT。ラン1TD。
パスは低調ながら、ここぞというところでスクランブルが効きました。

しかし、ピック6を献上した罰として、「カッコ悪いセレブレーション失敗GIFを掲載の刑」にいたします。
(クリックで拡大)

 GenoSmithSpikeFial

 

Nick Folk:本日のフォーク様。
またもトドメは決勝FGは外さないニック・フォーク。
今日は奇跡的な蹴りなおしで、連続必殺記録をキープ!!

しかし4勝中3勝がフォークの決勝FGなので、もっと余裕で勝って欲しいものです。

 

Damon Harrison, Tom Brady

:追記
本日のブレイディは、パス22/46回、228yd獲得 0TD、1INT。ついでにファンブル2回(ロストなし)と、またも0TD。

チーム力の弱体化をブレイディがもう支えきれないところまで来たのでしょうか。
いつもシーズン後半は無敵モードになるパッツですが、今回はシーズン後半に崩れる可能性も大いにありそうです。