スコア&ダイジェスト
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
49ナース |
3 |
7 |
10 |
0 |
20 |
チーフス |
7 |
3 |
0 |
21 |
31 |
総評
互角の前半戦からシーソーゲームとなった後半戦で、非常に見ごたえのある試合になりました。
チャンピオンシップではランを多用して大勝利した49ersが、スーパーボウルではランでリズムを掴んでTDを決めるドライブがあったものの、エースRB”ラヒーム・モスタート”のランは12回と前回の約半分に激減。
逆に前試合ではパスを8回しか投げていないガロポロがスーパーボウルでは31回投げていますので、裏をかいたつもりでパスの回数を増やしたプレーコールがアダになった気がします。
49ersは守備とランで快勝してきただけに、ガロポロに切羽詰まった状況から勝ち切るほどの能力は無かったという見方ができます。
素晴らしいパスを通すので、ダメなQBというワケではないのですが、チーフスQB”パトリック・マホームズ”の何度も逆転勝利をしてきた勝負強さに比べると劣ります。
いくらテキサンズ戦で大差をひっくり返したチーフスとはいえ、パスD#リーグ1位の49ers相手に第4Qで10点差。しかもインターセプトを喰らった後から21点取る展開を誰が想像できたでしょうか。
終始、49ersの4メンラッシュに苦しんだマホームズが覚醒して逆転勝利へ繋がるきかっけは、インターセプトされた直後の49ersのO#を3凡で切ったD#の踏ん張りでしょう。実は49ersがこの時に初めてパントを蹴りました。
もし、このドライブも49esrにダラダラ行かれて得点されていたら、チーフスは21点も取る事はなく逆転勝利は無かったと思います。
テキサンズ戦ではWR”ハードマン”のビッグリターンをきっかけに反撃が始まった事もあり、マホームズは仲間のビッグプレーを見てスイッチが入る男のように見えます。
まるでヤンキー漫画・・いや、友情パワーの勝利でしょう。
勝利したQB”パトリック・マホームズ”のスタッツは、パス26/42回286yd獲得、2TD、2INT。ラン9回21yd獲得、1TD。
昨シーズンはシーズンMVP、今回はスーパーボウルMVPに選出。次世代を担う若手QBからとうとう王者が誕生しました。
しかも、「マッデンの呪い」がかけられたシーズンだったというのがさらに偉業です。
オードリー春日が49ersに呪いをかけていなかったら、マホームズの勝利は無かったかもしれません。
!∑(゜ Д゜)
一方で敗れた49ersのQB”ジミー・ガロポロ”のスタッツはパス20/31回219yd獲得、1TD,2INT。
元”トム・ブレイディ”の後継者なれど、スーパーボウル制覇に一歩及ばず。この敗北の裏に「オードリー春日の呪い」があったことを微塵も気づかないでしょう。
プレーオフを通して、中央へのパスばかり決まる印象が強く、サイドライン際へのパスがあまり無かった気がします。この視野の狭さは課題でしょう。
ということで、NFL2019-2020年シーズンはあっという間に終了。
ジェッツは、大枚をはたいて獲得したFAが全く役に立たなくとも、シーズン後半に勝利を重ねて7勝とまずまずの成績を残しました。
新体制1年目はこんなもの。来シーズンはスーパーボウルを制覇し、このブログもいよいよ大団円を迎えます。
そんな夢を見つつも・・
SEE YOU NEXT SEASON!
おまけ:スーパーボウルに訪れたセレブ達
アレックス・ロドリゲス
元ヤンキースの英雄で、ハーフタイムショーに出演したジェニファー・ロペスの婚約者。
シャンテル・ジェフリーズ
モデルで元ジャスティン・ビーバーの恋人
ポール・ラッド
アントマン、アベンジャーズ・エンドゲームなどに出演したハリウッドスター。
ディプロ
超有名なDJ・ミュージシャン。
ラッセル・ウィルソン&シアラ
説明不要のラッセル・ウィルソンも嫁のシアラと観戦。
コービー追悼のレイカーズのジャージを着ております。
カーリークロス
モデルです。インスタの腕はさすが。背景が映えまくっております。
ポール・マッカートニー & エディー・キュー
かつて自身もハーフタイムショーに出演したポール・マッカートニーは、アップルの役員と観戦。
My actual favorite part of the Super Bowl is whenever they show Paul McCartney at the Super Bowl pic.twitter.com/Z2FvHxcBjU
— Kaitlyn Madden (@kaitlyn_anne16) February 3, 2020
レディ・ガガ
こちらもハーフタイムショーに出演経験があるガガ様。
フロイド・メイウェザー
極めつけは、ボクシング世界最強のフロイド・メイウェザー。
全身シャネルにポーチだらけのジャケットは、まさにセレブの頂点の証。3本もベルトを肩掛けしている意味も分かりません。オシャレなんて話題だけさらえばいいのです。
その他、ハリウッドスターやYoutuberなどが多数来ており、全部紹介しきれませんでした。
興味のある方は海外の記事など検索してみてください。
さらにおまけ:マーク・サンチェス
10年前にジェッツを2年連続チャンピオンシップに導いたQB”マーク・サンチェス”も現地入りしていました。
プレッシャーがなければ、的のど真ん中にボールを投げれます。(当たり前)
Big episode tonight ! @showtime @insidethenfl 9pmET ! Thanks for the footage @NFLFilms here’s a sneak peek: #SuperBowlLIV #NFL #Miami #Showtime @SHAQ @mcuban @JerryRice pic.twitter.com/5St2ix8ngj
— Mark Sanchez (@Mark_Sanchez) February 5, 2020
やはりスーパーボウルは第4Qにドラマが待っていたようですね。両チーム共に持ち味を存分に出せた試合かと思いますね。49ersは第3Qまでは良かったのですが、最後に落とし穴が待っていたようですね(;_;)
AFCディヴィジョナルラウンドの第1Q、テキサンズは「あれ、ひょっとしていけちゃう?」と思ったかもしれない。
AFC決勝の第1Q、タイタンズは「オレたちの風はまだ吹いてるぞ!」と意気揚がっていたのではなかろうか。
そしてスーパーボウルの第3Q、49ersは「よし、プラン通りだ」と手応えを感じていたに違いない。
すごいですね、チーフス、そしてマホームズ。マホームズがいる限り、チーフスは30点差、40点差付こうが決して諦めない(そして何とかしてしまう)気がする。そんなチーム内の一体感、信頼関係が見えた気がしました。
私は49ers勝利予想、途中まで「ほら、やっぱり」なんて思って見てました。畏れ入りました。
アイシールド21を超える様な少年マンガ的展開での劇的勝利!
もう映画にするしかないじゃんこんなの。
いやほんと50歳と43歳のケツも含めて全てに圧倒された100周年でした。