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攻守の要、世代交代

もはやFA解禁寸前。ここでやはり予想どうりの動きがありました。
攻守の顔であるWR”サントニオ・ホームズ”とCB”アントニオ・クロマティ”がカットです。 [SPONSORED LINK]

 

 

▼CB”アントニオ・クロマティ(Antonio Cromartie)”カット
CB”アントニオ・クロマティ”は2006年ドラフトで1巡目(全体19位)でチャージャーズが獲得。そして2010年にJETSにトレード。

当時のエースCB”ダレル・リーヴィス”の対極のCBを勤め、強固なパスD#を構築し、2010シーズンはJETSのチャンピオンシップ出場に貢献しました。

2012シーズンにリーヴィスがバッカニアーズに移籍後は、エースCBとしてチームを率いて、プロボウルに選出。

 

しかし、2013シーズンはパフォーマンスを落とし、前GM”マイク・タネンバウム”が2011年に結んだ4年3200万ドルの高額契約がキャップに重くのしかかる事になります。

このままチームに残れば500万ドルのロースターボーナスに、430万ドルのサラリー、さらに20万ドルのワークアウトボーナスが発生し、950万ドルもキャップを占めるため、この度は来季の契約終了を待たずカットという運びになりました

 

これでJETSの先発CBは”ディー・ミリナー”と”カイル・ウィルソン”になりますが、さすがに頼りない。
CBの補強はあると思います。

 

▼WR”サントニオ・ホームズ”カット
クロちゃんカットの翌日、WR”サントニオ・ホームズ(Santonio Holmes)”がカットされました。

ホームズは、2006年ドラフトにてスティーラーズが1巡目(全体25位)で獲得。
2008シーズンのスーパーボウルにて、試合終了残り35秒でロスリスバーガーのサイドラインギリギリのパスを見事にキャッチして、スティーラーズを土壇場の逆転優勝に導き、スーパーボウルMVPを獲得。

 

しかし、フィールド外の素行が悪すぎて2010年に2011年5巡のみという破格のトレードでJETSに移籍。

QB”マーク・サンチェス”と数々の逆転勝利を演出し、スーパーボウルMVPに偽りの無い活躍を見せました。

しかし2011シーズンに5年5000万ドルの大型契約を結ぶも、チームの不振からロッカールームの空気を乱す元凶になります。
そして、2012シーズンは、Week05で「左足リスフラン関節 (Lisfranc)」を負傷し、シーズンエンド。

 

2013シーズンはQB”ジーノ・スミス”の不振もあり、ホームズ自身のパフォーマンスも低下しました。

そして、この度は大方の予想どうり、クロマティがカットされた翌日にカットとなりました。
これで825万ドルものキャップが空きます。

 


選手の見極めよりも、キャップコントロールを得意とするGM”ジョン・イジク”。今のシーホークス構築に一役かった事もあり、これでキャップに悩んで有力な選手を出す事もなくなるでしょう。

まずFA解禁後にどっちの穴を埋めるかに注目です。FAで獲らなかった方をドラフトで埋める方向でしょう。

そして、未だにサンチェスに動きなし。彼にも、もうじき審判が下ることかと思います。
(TωT)