何があったの?

ジェッツ抜きで白熱するAFC東の首位争い。首位ビルズに引き離されまいとドルフィンズとペイトリオッツが奮闘しております。

今週は無敗だったスティーラーズと強豪シーホークスが最低勝率のNFC東に負けるという事件もあり、波乱の週となりました。

今週のAFC東はどない?

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ペイトリオッツ 45-0 チャージャーズ

約6ポゼッションをつけて完封勝ちという驚愕のスコアでペイトリオッツがチャージャーズに大勝。

QB”キャム・ニュートン”が覚醒したのか?と、思ったらスタッツはパス12/19回69yd獲得、1TDという、スコアにそぐわない成績。

 

ペイトリオッツの勝因の1つが多彩なランアタック。二人のRBのみならずニュートンも自ら10回キャリーして、あらゆるバージョンのランでチャージャーズD#を翻弄しました。

もう1つがスペシャルチームの活躍。第2Qのフィールドゴールのブロックから、そのまま逆にTDを決めるという滅多に無いプレーを見せます。

後半はD#が2度のインターセプト、3度のギャンブル阻止で圧倒しチャージャーズを完封しました。

 

ルーキーQB殺しが得意なHC”ビル・ベリチック”の洗礼を喰らったチャージャーズQB”ジャスティン・ハーバート”のスタッツは、パス26/53回209yd獲得、0TD、2INT。レーティングは43.7と今週登板したQBの中で最低。

かつ、チャージャーズはプレーオフに行く可能性が0%となり、ジェッツの後を追ってシーズンエンドです。

ハーバートは決して悪いQBではないので、来シーズンのリベンジに期待しております。

 

あと、ベリチックの通算勝利数が455試合となり、NFL歴代3位に浮上しました。おめ。

ベンガルズ 7-19 ドルフィンズ

首位ビルズを追うドルフィンズはベンガルズと対戦。

ドルフィンズはQB”トア・タゴバイロア”が先発復帰。一方、ベンガルズはドラ1QB”ジョー・バロー”が既に負傷のためシーズンエンドしており、先発QBは”ブランドン・アレン”が務めます。

 

互角の前半戦でしたが、第2Q終盤に事件が発生。

WR”タイラー・ボイド”がサイドラインに出た後にドルフィンズのCB”バイロン・ジョーンズ“とCB”ザビアン・ハワード”に押し倒され、立ち上がり乱闘に発展。ハワードとボイドが退場処分になりました。

 

さらに第4Qにはベンガルズのパントにて、フェアキャッチのコールを出して無防備なリターナー”ジャキーム・グラント”にベンガルズWR”マイク・トーマス”が悪質なヒットをしました。

悪質なヒットはこれで2回目であり、これにドルフィンズHC”ブライアン・フローレンス”がブチ切れて真っ先にフィールドに出て抗議。

それに選手が続く形で乱闘に発展し、2度の乱闘発生で5名の退場者を出しました。

 

試合はドルフィンズがTDとFGを決めて勝利するも、なんとも後味の悪い内容となりました。

ビルズ 34-24 49ers

現地月曜日に首位ビルズが西海岸へ遠征して49ersと対戦。

コロナ感染拡大によりサンタクララにて当面の間はコンタクトスポーツが禁止となり、この試合はアリゾナ・カーディナルスの本拠地「ステートファーム・スタジアム(元フェニックス大スタジアム)」で開催されました。

 

試合は両者ファーストドライブで4thDownギャンブルを失敗するという、滅多にない展開を見せます。

ビルズは、QB”ジョシュ・アレン”の代名詞であるファンブルロストから失点するも、第2Qに17点獲得し勢いにのりました

結果的にアレンが375yd獲得4TDという活躍でビルズが勝利し、単独首位をキープです。

 

ビルズが連勝する一方で、カーディナルスが3連敗と大ブレーキ。オードリー若林はまたも鞍替えか?

今週のAFC東

1位:ビルズ(9勝)
2位:ドルフィンズ (8勝)
3位:ペイトリオッツ (6勝)
4位:ジェッツ(0勝)

→今週もジェッツ以外はみな勝利。ビルズとドルフィンズの追いかけっこが続きます。

残り4試合でペイトリオッツの地区優勝はかなり難しい状況となりました。

今週のAFC

最終局面でAFC全体の順位も気になるところです。チェックしましょう。

1) Pittsburgh Steelers, 11-1
2) Kansas City Chiefs, 11-1 – clinched a playoff berth
3) Buffalo Bills, 9-3
4) Tennessee Titans, 8-4
5) Cleveland Browns, 9-3
6) Miami Dolphins, 8-4
7) Indianapolis Colts, 8-4

Outside looking in:

Las Vegas Raiders (7-5)
Baltimore Ravens (7-5),
New England Patriots (6-6)

→そう、プレーオフは今年から第7シードが登場し、1回戦免除は第1シードのみになる大改革が行われます。

あのブラウンズが9勝で第5シードにつけるという波乱が起きております。

逆に昨シーズンは台風の目であったレイブンズが、プレーオフ枠から漏れて大ピンチ。

ペイトリオッツも今から全勝しても、プレーオフに届くか分からない崖っぷちの状況。

もはやプレーオフ争いから目が離せません。

今週のBest of Tweet

せっかくなので、私が時間かけて画像を作って投稿した 鬼滅の刃ネタ2本を掲載します。

1本目は鬼滅の刃の最終巻が発売される前日に新聞5紙に掲載された広告のパロディネタ。

来年、モズリーはどのように扱うのか?今から気になるところです。

 

2本目はツィッターで軽いブームになっていた柱合会議のシーンのコラです。

このコラで伝えたかった事は、悲鳴さんの「可哀そうなJETS狂の宴」「今シーズンも南無阿弥陀仏」

この一言に全てが集約されております。(?)

Week14

ジェッツ vs シーホークス

そろそろ勝ちそうなジェッツの相手は、NFC西の強豪シーホークス。

しかし、今週はジャイアンツに負けるという波乱が起きております。

これはジェッツにもワンチャンある?

ペイトリオッツ vs ラムズ

一足さきにサースデイナイトで行われるのはペイトリオッツvsラムズ。

ラムズはNFC西の暫定首位ですがシーホークスと同率であり、予断をゆるしません。

ペイトリオッツはまだプレーオフへの可能性が残るものの瀕死の状況です。

ペイトリオッツよ。早くこっちへいらっしゃい。

チーフス vs ドルフィンズ

現在第6シードでプレーオフ出場に望みをつなぐドルフィンズの相手は、最悪の相手チーフス。

ドルフィンズの敗戦濃厚ですが逆にここで勝てば、タイブレークの状況で大きなアドバンテージを得る事ができます。

時々ジャイアントキリングを起こすイルカパワーが、ここで炸裂するか?

スティーラーズ vs ビルズ

ドルフィンズを何としても引き離したいビルズの相手はWeek12まで無敗だったスティーラーズ。今週、ワシントンに敗れてパーフェクトシーズンは達成なりませんでした。

これはビルズにも付け入るスキはありそうです。

 

見返すとWeek14のAFC東の勝敗は、AFCとNFCのシード争いに大きな影響を与えます。

たまには全員そろって勝ちますか!